Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

振り返り

2011年12月31日 18時50分10秒 | 日記など
今年は、日本全体としても東日本震災があり、私自身も転職があり、洵に多事多難、大変な一年でした。

そんな中で、写真・機材で言いますと、3月8日にM9を入手し、本格的なデジタル元年と言ってよい年でありました。有態に申しまして、フィルムの消費量が激減しました。
また、M9に合わせて、コシナ・ツァイスやライカの現行レンズに入れ替えたり、M9に使える初期玉に買い替えたり、致しました。そして、M9のCCDの亀裂による財政難から10年近く連れ添った「二枚」を嫁に出し、また9年近く使ったM3改をネコバスプロに戻し、ローライフレックス3.5F他多数を嫁に出しました。一方で、年初に9千番台のA型を購入し、(番号は4千番台と拙宅の機材では一番若いものの)A型改DIIから更にライカの源流を遡りも致しました。

デジタル2年となる来年、M9は使えなくなっておりますが、どんな風に機材が変わり、写真が変わるのか。
自分でも余り予測がつきません。まぁ、成り行き、ですね(自爆)


ということで、今年も一年、駄文にお付き合い戴きありがとうございました。
改めて御礼を申し上げますとともに、今後ともよろしくお願い致します。

では、よいお年をお迎えください。

Capture One 6 Pro 試用

2011年12月30日 23時58分00秒 | Leica Digital 関連
ネコバスプロから現像ソフトとして、Caputure One 6 Pro を薦められ、お試しダウンロードをしてみました。
まだまだ調整不足ですが、その威力の一端を認識しましたので、ご報告します。題材は11月13日掲載のスーパーアングロン21mmF3.4で撮ったものです。周辺が落ちて、しっかりマゼンタ被りをしていました。
で、まず LCC で色だけを補正しました。


次に周辺落ちまで補正しました。


周辺落ちは逆に持ち上がり過ぎていると思いますので、もう少し調整をうまくしないといけないと思います。でも、効果は凄いですね。これならスーパーアングロンを普通に使えます。M9には、LightRoomではなく、こっちを添付して欲しかったです。


観劇用双眼鏡(?)3本の比較

2011年12月28日 22時53分16秒 | 双眼鏡 関連
また双眼鏡を買ってしまいました。Carl Zeiss Jena の THEATIS 3.5x15、249万代(悪徳商人が言うには、戦前、1930年代後半のものらしいです)。また、久しぶりに鏡筒が曲がった(シュプレンガー・レーマン・プリズム型)双眼鏡でもあります(笑)
悪の巣窟で覗いたときに、周辺のコマ収差の少なさ、歪みの無さに驚きました。視界は古いカタログには11度とありますが実測もそんな感じです。これが、戦前に作られたものとは思えない性能です。
で、ほぼ同スペックの後継機(?)Design Series 4x12T*P*(Carl Zeiss の56万代)、同じ用途(観劇用)のDiadem(同じく74万代)と比べてみました。


日中の遠景を見ると、瞳径が少し大きい所為か、Theatisは視野が殊に明るく感じられます。
最短合焦距離は、Diademが1m、Theatisが驚異の45cm、Designが80cmと言った感じです。美術館などではどれも有効ですが、殊に Theatis なら合焦しない展示品はまず無いでしょう。
歪曲収差はTheatis、Designは同じ程度に少ないです。

こういう大きさの双眼鏡で天体を見ることは、本来の目的から逸脱していると思います。しかしながら、無限遠の点光源はカメラレンズにしろ双眼鏡にしろ、その光学性能を暴きますから避けては通れません。
先ず、二重星ですが、こと座εは(勿論、最初のダブルです)3本とも楽に分離します。印象ではDiademが一番すっきりと分離しています。集光力が有り過ぎると分離しにくくなることは間々ありますから。
木星の四大衛星は、聖夜の18時前、以下のような位置のときに見ました。左からカリスト、ガニメデ、イオ、木星、右にエウロパとあり、イオが木星に近い以外はほぼ等間隔です。



Diademは木星の輝きに邪魔されて一個も見えません。Theatisで左のガニメデは容易に、右のエウロパは何とか見えました。Designでは左右ともに楽に解りましたが、左端のカリストは暗くてよく解りません。眼が悪い!?のかな。因みに、Dialyt 8x30なら楽に見えました。
プレアデス星団やヒアデス星団などを見ると、3本ともほぼ同じ星数が見えます。ただ、Diademはチョット辛いというか、良く見ないと見えないです。使う順番を変えて色々見ていますので、他の2本で先に見ていると Diademでも気付くことがあると云うイメージです。なお、言うまでもないことですが、肉眼との違いに驚き、天体を美しいと感じるには、やはり8x30は必要です。
像の歪みは、どれも周辺1/3位から同心円状に流れますが、点光源は目立ちますから仕方ないでしょうね。

2011 クリスマス

2011年12月25日 22時22分53秒 | 日記など
日曜のクリスマス。ゆったりして良いですね。
チキンの悪魔風に「Poorman's ピン・ドン」こと Chandon Rose です。


ところで、本日放送の NHK の「坂の上の雲」ですが、最終回は(第三部全体かな)ダメですね。司馬遼太郎が映像化に反対してお亡くなりになったのがよく認識できました。戦闘シーンのことではありません。気が向いたら項を改めて書きますが、真之と司馬の戦争の惨さへの思いを矮小化し過ぎではないか、と思います。悲惨さを映して、寧ろ司馬の思いを欠いている。
誤解を恐れず一言で言えば、マスコミに根付く「軍艦旗新聞」的史観の浅薄さがとても気になりました。

2011 クリスマスイブ

2011年12月24日 19時21分52秒 | 日記など
今朝(ブランチの時間ですけど)、食べたパネトーネです。所謂「クリスマス・ケーキ」の代わりに、我が家では専らこれを食べます。

「DONQ」で購入したパネトーネグランデで、お皿の平坦部分の円は直径18㎝ですので、フィルムケースと併せ、その大きさがお解り戴けるか、と。これはドラ猫の分ですが、我々夫婦も近いものを食べました。この下のサイズですと食べた気がしませんし・・・とはいえ、今回は流石に一度では食べきれませんでしたが、でも、堪能しました。

で、腹ごなしも兼ねて、「エノトー」のライトアップを見に行きました。

今日の天気予報で、昼過ぎまで曇りの様でしたが、朝の9時過ぎからほぼ快晴になり、ご覧の夕焼けです。どうも相模湾側の天気予報は当たりませんね。

加えて、もう一つ上手くいかないのが「隠れ家バー風のローストビーフ」。肉塊が少し大きくなったので湯煎の時間をかなり長くしたのですが、中まで熱が入らず、また超レアになってしまいました。次は肉を細長く切ってやってみます。

麻辣王豆腐

2011年12月22日 23時29分40秒 | 飲食遊興
新宿のアルタ裏辺りにある四川料理のお店「麻辣王豆腐」です。当社の顧問弁理士事務所の大先生がお馴染みということで、イタリアンでの一次会の後に二次会で(!!)連れて行って貰いました。
階段で3階まで上がると意外に綺麗な店内です。胡瓜のガーリックソースが唯一の辛くない料理でしたが、ピーナッツの赤唐辛子炒め、赤唐辛子の中に鶏肉が隠れている炒め料理、真っ赤なスープの中に揚げた鯛が隠れている料理、そして山椒で表面が覆われた麻婆豆腐。徐々に辛くなっていきますが、総て本当に辛い。特に最後の麻婆豆腐の山椒は強烈でした。でも、鯛も豆腐も美味しかったです。20年物紹興酒「老酒皇」を飲んだり、56度の白酒(「紅星」?の白瓶)を飲んだりして、最後は記憶が定かでありません。次回もう少しコンディションの良い状態でチャレンジしたいお店です。
http://r.gnavi.co.jp/e348000/