Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

ズミクロン50mm(11826)購入

2011年11月30日 13時35分34秒 | 写真・カメラ
もともと私は、主体性に欠け、他人の影響を受け易い人間です。が、人だけでなく機械の影響も受け易くなってきました。機械に従う人間です (^^ゞ

そう感じている理由は、M9 を使い出してから、微妙にレンズの好みが変わってきているからです。フィルムの頃には、35mmレンズでは初期玉と二枚で拮抗しつつも、究極の選択では初期玉だと感じていました。M9 に使える初期玉に替えた後ですら、カチッと撮れる二枚の方を好ましく思い、初期玉の出番は少ないです。50mmも(1970年代初頭の250~60万辺りの)第2世代ズミクロンをもう一回使いたいと云う物欲が頭をもたげております。当たり前に写る面白味のない玉なので、ライカを使い始めて直ぐに飽きて売ったのですが (^^ゞ

ということで、物欲虫はズミクロン50に向っておりまして、悪徳商人に訊くと「今はあまり出てこないし、高くなって15~6万円だぞ」と言われたので、銀座のカメラ屋のウインドーに佃煮に出来るほど並んでいた往時を思い悔やんでいた処、昨日のこと「利久庵」に行く途中に「富士越カメラ」があって、久し振りに中を覗いたら、ズミクロンが2本あって、そのうちの1本は正にその万代でしたがカビ跡があったので断念して、もう一本の現行品(厳密には6bit無しの11826)を見たら、これがビカビカだったのに15万円より遥かに廉かったので、「これ、ください」と勝手に口が動いておりました(自爆)
財政はイタリアくらいだったのが、ギリシャ並みになっています。

今朝、試写しましたが、開放ですとやはり周辺落ちは発生し、平坦になるのは F4 です。ちょっとトホホ。M9 だとピントよりも何よりも周辺落ちを気にして、そこからテストするという「低次元」なのが情けない・・・

余談です。加齢による面倒くささの発露なのか、M9 だとスパっと撮れるタイプ1本だけで良いと思うようになったかは自身でも判別しませんが、同じ焦点距離のレンズの中でバリエーションを欲しなくなってきました。
なので、21mmはF2.8のビオゴン、35mmは二枚、50mmはズミクロン(恐らく沈胴ではなく、このフード内蔵の方)、中望遠はトリプレット・エルマーがあるので、この4本があればイイです。まぁ、フィルム用としてスーパーアングロン、初期玉、ノクチルクス、ヘクトール73mmと超広角から中望遠がもう1セットあるとなお楽しいでしょうね。加えてバルナックに敬意を表して A 型の旧エルマーも。これで十二分でしょ。
まぁ、Okadaya 基準で見なければ、これで不足感を覚える方が変ですね(自爆)


利久庵 2

2011年11月29日 21時03分18秒 | 飲食遊興
昼に三越前に行く用があり、コレド日本橋に勤めていた頃のセンチメンタル・ジャーニー?
で、そのまま昼ご飯に。「伊勢定」も頭をよぎりましたが、さっぱりと「利久庵」で納豆そばに。夏前にみた「アド街」で利久庵での常連さんの納豆そばの食べ方が出ていましたので、試してみました。いつもは最初から混ぜますが、今回は、先ず蕎麦だけで味わい、続いて納豆の食感を楽しみ、そして混ぜて食べました。でも、納豆の匂いがしますから、蕎麦の香りと言われても・・・だから、最初から混ぜてもイイじゃん(笑)
13時半近くになっていたとはいえ、相応に混んでいて、私と相席になった60代後半と思しきオヤジさんは、上カツ丼を注文しようとして時間がないからカツ丼に変えて注文していました。三つ葉が乗ってお吸い物も付いてお約束のカツ丼で美味しそうでした。次に行ったら、頼んでみますかねぇ。でも、やはり、条件反射で大もりか納豆そばにしそうです(笑)

隠れ家バー風ローストビーフ

2011年11月28日 00時02分00秒 | 男手料理
先日、隠れ家バーで食べたローストビーフが美味しかったので、レシピを訊いたところ、私でも食べられる程度のモノは作れそうでしたので、この週末に作ってみました。
以下がそのレシピです。

1.材料
①和牛もも肉300~400g(100g400円見当の肉が適当とのことでしたが、今回は失敗するかもしれませんので、お値段が半額以下のオージービーフで作りました)
②マリネ液:赤葡萄酒、醤油、出汁、蜂蜜、焼き肉のタレ、玉葱スライス、ローリエ、大蒜スライス、粒胡椒・・・要すれば、有り合せのもので良いそうです。

2.作り方
①肉に塩胡椒をして、ペーパータオルに包んで1時間放置
②フリーザバッグの中に肉とマリネ液を入れ、冷蔵庫で一晩寝かせる(高級な肉ならマリネは不要でしょう。が、それなら塩胡椒だけでステーキにした方が美味しいような気が・・・もっとも、「鎌倉山」のローストビーフの美味しさも知ってはおります)
③拭き取って(油を引かず)フライパンに入れ、強火で全体に焼き目をつける
④フリーザバッグに入れ、68℃で湯煎(300gなら30~35分、400gなら40分)
⑤そのまま冷水で冷まし、フリーザバッグから出して水気を拭き取って切り分ける(保管するなら、切らずにそのままラップにくるむ)。



焼き肉のタレを入れ過ぎて、その香が強く出てしまいましたが、オージービーフでもそこそこ柔らかく出来て、家人にも好評でした。次回はもう少し高級な肉にして、焼き肉のタレ抜きでやってみます。

風邪薬 > 老人力

2011年11月26日 23時58分00秒 | 日記など
金曜の夕方から喉が痛いのです。職場でも風邪が流行っておりまして、隠れ家バーでアルコール消毒をして、就寝前に市販の風邪薬を飲みました。その日のうちに寝ましたので、通常の休日であれば5時か遅くとも6時には目覚めるのですが、8時過ぎまで眠っておりました。老人力よりも風邪薬は強いですね。同志諸氏が睡眠誘導剤などに頼る気持ちが解りました。

コシナZeiss Biogon21mm インプレッション w/M4

2011年11月25日 06時41分54秒 | 写真・カメラ
昨日の続編です。RDPIIIを装填したM4にビオゴン21mmとスーパーアングロン21mmを付けて撮り比べてみたものです。M9で撮り比べた11月13日の拙 blog 掲載分と同じときに撮っております。

先ずはビオゴン21mm。

続いてスーパーアングロン21mm。

なお、いずれも絞りはF5.6です。何しろ最高速が1/1000ですから(こういうときには、Hexar-RFを懐かしく思います)。

次は室内で周辺落ちを比べたものです。こちらの絞りはF4です。
ビオゴン

スーパーアングロン


明るさが均一に近い壁を取るとスーパーアングロンはダメダメに見えますね。しかし、こんな状況で写真を撮ることは先ずありませんよね。で、実景で比べてみれば、立体感や周辺落ちによってドラマチックな絵にしてしまう力は今出来のビオゴンとは大違い、とスーパーアングロンの実力に感心せざるを得ません。もっとも、OSの変更でフィルムスキャナが使えなくなったので、差が解らないかも(一応、FBスキャナの特性を活かして2コマ分を同時にスキャンして条件は揃えた積りなのですが・・・)。
格好だけじゃなくて、フィルムの時にはスーパーアングロンを使いますねェ。ということで、嫁に出す日は遠い、か・・・つまりは財政破綻状態が続く、ってことです(自爆)

コシナZeiss Biogon21mm インプレッション w/M9

2011年11月24日 22時20分29秒 | Leica Digital 関連
同じ21㎜で以前から持っているスーパーアングロンとの比較になってしまうのは、仕方ないですね。

先ずデザイン。これはイマイチと言わざるを得ません。半段明るいですが、随分と大きくなってしまったのもマイナス材料。また、フードは平たくて効果も無さそうで格好も悪いです。更に左上の切欠けもコシナ・フォクトレンダーのベッサR4系列用なのでしょうが、私(大半の人!?)には無用ですのでマイナス。と、ダメダメの様ですが、格好良さでスーパーアングロン21㎜F3.4+12501組に対抗できるレンズは、初期玉+OLLUX組だけでしょうから、これは比べるのが可哀想でした(笑)
なお、購入した大貫カメラには今時にしては珍しく白・黒共に置いていましたので、交互に着けてみました。通常は黒鏡筒を好むのですが、今回は白。理由は、Zeissの淡青色の文字が映えること、格好悪いフードを付けたときでも一体感の出る黒よりも別物とみえる方がまだマシと思うこと、の2点です。

使い勝手で言いますと、距離環も滑らかに動きますし、レバーがあるのも良いですね(ライカ型の凹面の方が好きですが、突起がないよりは100倍良い)。ただ、レンズキャップは使い辛いです。ケンコーのワイドレンズ用プロテクターを付けた所為もありますが、なかなか上手く嵌りません。それで、エツミの46mmキャップを使っています。まだマシです。

続いて性能。M9装着時には、マゼンタ被りと「周辺落ち過ぎ」を考慮すれば、圧勝です。歪曲収差は厳密にはスーパーアングロンが上なのでしょうが、私には差がよく解りません。
なお、M9の設定で、 オフ(設定無し)、エルマリート21mm(球面)、同 ASPH、トリエルマーASPHの21mm、同18mmの5通りを試しましたが、エルマリート21mm(球面)が段違いによく、他は周辺光量が落ちます。

結論としては、画像ソフトで後から色を巧く操作できない私としては、高価な純正レンズを除くとこれ以外に選択肢が無さそうなので、このまま使っていきます(レトロフォーカス・タイプのアベノン21mmでも大丈夫だと思いますけど、これも実機を見掛けなくなりましたね)。
ただ、スーパーアングロンの後継と言われるスーパーエルマー21mm F3.4 ASPH は、補正は更に上手く出来ているのでしょうから、興味は沸きます。半段暗いのに実売価格がビオゴンの2倍以上で、買い換える気力はありませんけど。アッ、気力ではなくて財力の問題ですね。

処で、財力と言いますと・・・ビオゴン21とM9が上手くいったら、スーパーアングロンを嫁に出そうと目論んでいたのです。が、カメラを減らせと日頃は言う家内から「(スーパーアングロンは)姿が可愛いから、持ってた方がイイよ」と言われる始末で、資金繰りに窮しております(自爆)
色の白いは七難隠す、やはり、レンズも「見た目が9割」ですねェ。

余談ですが、Zeiss銘と限らずコシナ製のレンズの供給が、HELIAR Classic 75mm F1.8 などを筆頭に、滞っている様子ですね。私が「悪の巣窟」に行けていない所為もありますが、小林社長には暫くお会いしていませんし、お元気なのでしょうか・・・


コシナZeiss 21mmビューファインダー

2011年11月23日 16時12分27秒 | 写真・カメラ
昨日、銀座教会近くでランチを取ることとなったので、帰りに「果物屋」に寄りました。すると、ビカビカのコシナ Zeiss 21mm ビューファインダーが委託品として20千円で出ておりました。ライカの21mm ファインダー( SBKOO )よりも見え味が良いとの噂なので、試しに覗かせてもらったら、驚くほどの明るさ。ライカの35mm( SBLOO )同様に、自分の眼が良くなったと錯覚してしまいます。
で、二つ要らないのに買ってしまいました。と言うことで、M4 でスーパーアングロンを使うときには SBKOO、M9 でビオゴンを使うときにはコシナ Zeissと、当面は使い分けます。
さて、見え味は明らかに Zeiss が上です。明るさと倍率が段違いです。明るさの概測として、反射光にした露出計をアイピースにくっつけて測光しますと、Zeiss が2倍以上(1と2/10段)も明るいです。また、倍率も公称0.54倍の Zeiss は確かに0.5倍強、一方の SBKOO は0.3倍程度。勿論、Zeiss の方が新しくて、しかも大柄ですからね。ただ、SBKOO にもよい処があって、眼鏡使用者でも視野全体が楽に見渡せること。Zeiss は(殊に左右が)結構厳しいです。
しかし、殆ど未使用ですよ。近くにビカビカのC-ビオゴン21が並んでいましたから、同じ人から出たのかもしれません。勿体無いなぁ。って、私に言われたくはないですよね(自爆)

木挽町の小料理屋

2011年11月22日 19時46分22秒 | 飲食遊興
昨夜は、「吉右衛門さん」と「木挽町」に出張って参りやしたよ。お互いに師走は忙しいだろってんで、早めの忘年会でさぁ。

と、使い慣れない江戸言葉は疲れるので普通に。
吉右衛門さんに案内されたのは、カウンター9席を女将が一人で接客する、こぢんまりとした小料理屋です。強いてジャンル分けすれば、蕎麦屋さんでしょうか。〆の蕎麦も美味しかったですし、板わさ、焼き海苔、玉子焼なども美味しかったです。また、秋刀魚のなめろうは絶品。私はアレルギーが怖くて食べませんでしたが、〆鯖も身がピカピカで美味しそうでした。日本酒の種類も多く、美味しいです。BGM も新内など和風でしたが、この女将も歌舞伎通で、吉右衛門さんとの歌舞伎談義を聞いているだけでも、とても楽しかったです(2時間ほど貸切状態でしたから、女将を「二人占め」でした)。肴良し、酒良し、女将良しで、また行きたいお店です。そうそう、この美人女将は、前職で同年入社した友人の従姉妹とのことでした(このことを評価には乗せていませんよ)。
紹介者の吉右衛門さんから内緒と言われましたので、店名は出しません。悪しからず(でも、解っちゃうかな)。

あけぼの 2

2011年11月21日 23時58分00秒 | 飲食遊興
この間の土曜日に交通会館の「あけぼの」に行った話を書きました。
その時は、おじいちゃんとおばあちゃんが料理と配膳をやっていました。土曜と言えども近隣のショップの社員さん達がきて、昼休みの時間帯はそこそこ混んでいますが、13時半も廻ればパッと空きますね。少し空いてきたときに、平日と違うメンバーですね、と訊いてみました。すると、平日はご次男、ご三男がやっていて、お父さんも朝の仕込みだけは手伝っている由。
ほのぼのとした感じで、カツ煮に麦酒になっちゃいましたよ(笑)