Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

タンザナイト復活

2024年05月30日 06時40分39秒 | 筆記具 関連

昨日、伊東屋で引き取ってきたのはペリカンのエーデルシュタイン・インクのタンザナイトです。長らく欠品になっていましたが、予約していたボトルを漸く引き取ることができました。予約から入荷案内までピッタリ 1 年(笑)

ペリカンも Ink of the year を作り続ける暇があったら定番品を欠品すんな!っての!!

タンザナイトはブルーブラック系としては pH 6.7 と弱酸性の極みです。拙宅のボトル残量も底に近付いていたので、pH 6.0 のファーバーカステルのミッドナイトブルーに替えようと切迫していた処でした。万年筆洗浄をしなくて済んで良かったです。
「 pH の問題だけ気にしていて色味は考えないのか?」ですか。一時インク沼に嵌まった身としては言い難いことですが、インクの微妙な色の差を気にしてコレクションするなんて全くナンセンス
身も蓋もない言い方をしていますが、万年筆に充填した直後と最後の方で色が(水分の蒸発などで)濃く変わります(ボトルの中でも軽微ながらもそうなっていきます)から、銘柄の差を考えるだけで使用時の差を考えないのはとんだ片手落ち。なので、大きく色の違うものでないと持つ意味がなく、白頭翁のブルー系ボトルインクは、ブルーブラック系(タンザナイト)、ロイヤルブルー系(ファーバーカステル)、ターコイズ系(ペリカンのトパーズ)の 3 種だけです。


Bubinga on Bubinga

2024年05月24日 06時08分32秒 | 筆記具 関連

バーカウンターの材は気になるものです。何しろ元 家具屋なので(自爆)
行ったことのあるバーでみると、最もよく行く銀座の OPA は花梨ですが、神宿る木 Bubinga を使っているのが、時々伺う渋谷の Legacy とご無沙汰している銀座の Four Seasons です。

一昨日 22 日の渋谷の Legacy にて。Bubinga のカウンターの上に Bubinga 軸の万年筆。因みにオールド則武のグラスです。


綴り屋 静謐 ブビンガ

2024年05月01日 08時23分53秒 | 筆記具 関連

「綴り屋」さんの「 静謐( Serenity )ブビンガ」を使い始めて 2 週間余りが経過しました。
国産万年筆は学生時代は兎も角として、その後は真面目に使ってきませんでした (^^ゞ

アウロラやデルタの秀逸さは望まないとは言えデザインがどうも好きになれず・・・同じような金と黒( P&M の森脇さんは「仏壇カラー」と呼んでいました。言い得て妙!)でも 149 や 146 は手に取りたくなるのに・・・スケルトンのプラチナの「山中」に手を出したけどスケルトンはインクが部品の隙間に入って見苦しくなって売却・・・なんて内容の会話を森脇さんと交わしていました。
今回(先月 14 日)の横浜出張販売では吉宗さんの予約も取ってませんでしたし、万年筆を買うつもりは全くなかったのです。が、上述の会話のあとで「こんなんありますよ。仏壇カラーではなくてブビンガの軸です。ペン先はパイロットの 15 号で P&M 調整済みです」と森脇さんから「悪魔の囁き」(笑)
木軸でも瘤材とか竹の太いのとかは全く好みませんが、ブビンガはバーカウンターでもよく見る木材なので親しみがあるうえ、一応、元 家具屋なんで(笑)良さも分かっています。「神宿る木」。良い木軸は使っている間に色艶が「成長」していくのも魅力です。

字幅については、彼も「お好みと軸の太さから(国産のパイロットなら)太字でしょうね」とお話しでしたし、その通りなのですが、どうせならと吹っ切って EF にしました。画像の通り同じ EF でも DELTA と比べると明らかに細いです。画数の多い漢字でも 5mm 方眼に収まるくらいで、漢字文化圏のペン先、威力絶大(笑)
Pen and Message で調整した商品ですから、極細字でも掠れたり書き出しでインクが出ないといったトラブルは当然ありません。良好な書き味です。インクの消費量が(太字に比べて)少ないのも想定外のメリットでした。ただ、太字だと「味」とか言ってごまかせますが、細字だと悪筆が際立つのが致命傷(自爆)


戦果

2024年04月15日 23時23分02秒 | 筆記具 関連

昨日、Pen and Message の横浜出張販売に行きました。今回の戦果は画像中央の「綴り屋」さんの「静謐 ブビンガ (15 号ペン先:EF )」と右側の WRITING LAB. の IL Quadrifoglio シガーケース型ペンケース Due マローネです。

左側は色と大きさの比較のために並べた、同 Due piccolo ボルドーと M320 です。


出張販売「& in 東京・品川」

2024年01月28日 00時11分33秒 | 筆記具 関連

神戸の Pen and Message が出張販売「& in 東京・品川」をしてくださるので、予約して 26 日に参上。今日 28 日 15 時まで。
 
今回の戦果はル・ボナー 3 本差し 絞りペンケースでした。1 本差しは使っていますが(キャメルのみ使用中でレッドは未使用)、3 本差しは在庫無しが続いていたので嬉しかったです。

追伸
そうそう、万年筆 3 本をお預けしました。


Delta Capri Marina Grande Impressions

2023年09月01日 09時19分25秒 | 筆記具 関連
今や万年筆を仕事で使うことがないので、専ら Delta Capri Marina Grande を使っていてもキングダムノートでコンバータに詰めて貰った「伯爵」ガルフブルーを使い切るのに 1 か月以上を要しました。で、漸くインプレッションです。

初めの頃は書き出しでインクが出ないことがありましたが、暫くするとペン軸が馴染んできたのか、直りました。EF なので細いです。が、インクをエーデルシュタインのトパーズに換えたら、フローがよくなり字幅も少し太くなって、色目も濃く見えます(画像では分かりませんが、実物だとトパーズは緑が入るように見えます)。EF(と言ってもモンブランの F より太く、ペリカンの F とは個体に拠るものの略同じ)ですが、ヌラヌラ感も出てきました。重心の位置が前めに感じるので、全体としても軽めですしキャップを尻軸に附けて書いています(まぁ、これは好みですね)。


なお、ガルフブルーとトパーズで悩んでいた淡青のインクはトパーズのままにしました(伊東屋には両方ありました。タンザナイトは欠品が 3 か月以上!)。
理由は、ロイヤルブルー系より使う機会が少ないので容量の少ない方が良いこと、他の淡青用の万年筆を洗わなくて済むこと(ペリカン M805VB、アウロラ Aqua、Celeste など吸入式ばかりで洗浄に手間が掛かります)、伯爵ロイヤルブルーの pH5.2 とほぼ同じ pH5.0 と強酸性でもないこと。何より少し廉いこと(爆)

WRITING LAB Due piccolo Impressions

2023年08月09日 14時32分57秒 | 筆記具 関連
WRITING LAB の Due piccolo のインプレッションです。万年筆を持ち運ぶ機会が余りないので、稍々ヌルい使用感ですみません。
 
左側は M101、M405 を容れた状態、右側は M320、MB114P を容れた状態です。やはりミニペンを容れたときの方が、縦横のバランスが良くて格好イイと思います。当然ですが、ほぼ同じ長さのペンを容れれば中で動きません。加えて、硬い皮革ですので持ち運びには絶大な安心感があります。特に不可な点はありません。

Delta Capri Marina Grande

2023年07月20日 14時47分53秒 | 筆記具 関連
昨日 Delta Capri Marina Grande を入手しました。お店で取り敢えず「伯爵」の Gulf Blue を容れて貰いました。
 
Dolce Vita を嫁に出す積りでしたが、軸径が違い過ぎて代替とならないので、一旦は思い止まりました。おいおい考えます。

しかし胴軸に Capri と彫ってあるのは、旅行した白頭翁にとって堪らない魅力です(爆)