昨日、世の中の昼食の時間帯にしか出られないので、近くで済まそうと八重洲地下街に潜ったら行列だらけ。で、行列の無かったのを最大の理由として「銀座 鳳鳴春」に入り、炒飯を速攻で食べました。が、落ち着いてから(一応)調べてみると、銀座とわざわざ書いてある通り本店は銀座で、しかも酸辣湯麺が名物らしいことも解りました。私、3~4ヶ月の間殆ど毎平日、焼蕎麦か炒飯と酸辣湯だけで夕食を摂っていたことがありまして、酸辣湯には眼がありません。美味しくて、具材の種類が豊富で、しかも廉いと正に単身者の強い味方でしたから。なお、当時は Hot and Sour Soup(ホッタンサワスー)とオーダーしていましたかしら。
閑話休題、本日の昼に連荘乍らも、酸辣湯麺(店では「スーラータンメン」とカタカナ表記も書かれていました)を目当てに、復た行ってきました。先ずスープについて、辛味は十分ですが、酸っぱいもの好きの私には酸味が足りません。テーブルの上に置いてある酢を足して、味付けはOK。残念なのは具材。木耳が少ないのはお値段からして無理からぬことですが、豆腐が入っていない!!です。偶々かもしれませんが、全く入っていませんでしたよ。英語のレシピでも、Ingredientsの最初に 1 cake tofu (fresh, if possible) とあるのに。ましてや豆腐屋の孫である私としては、これは致命傷。
次に麺ですが、結構沢山入ってしかも下に固まっているうえ、トロミの強いスープですから、いくら掻き混ぜても、高温の麺が食べられる温度に下がらないのが先ず困りました。メルトダウンした核燃料の中心部もこうなんだろう、なんて、思考が変な方向に進みました。この極く普通の、ストレート中細麺を食べ始めると、やはり普通の味でした。豆腐以外ではそう悪くはないのですが、二度目は無いかな。
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