Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

Frozen Daiquiri

2006年03月30日 22時56分03秒 | 飲食遊興
ダイキリはしばしば飲みますが、お恥ずかしい話ながら、先日初めてフローズン・ダイキリを飲みました。これが、美味しい!!ただし、シャーベット状のため、異常に口当たりが良くなりますから、ついつい飲み過ぎてしまうような怖いお酒だと思いました。
そのバーでは、一杯目にモヒートを頼み、お任せで One for the Road を頼んだら、これが出てきました。気分はヘミングウェイ。

花は桜木

2006年03月29日 23時58分00秒 | 日記など
人は武士、と言っても、自分も含めて「士」はなかなかいません。なんて、難しい話ではなく、今朝の東海道線の車窓は日経新聞を読んでる場合じゃなかったですね。そこかしこに桜が咲き誇り、この時季には、桜木が本当にたくさん植えられているのだな、と実感します。本当は、日経なんか読んでるどころか、会社に行ってる場合じゃなんですけどね(=休みを取って、桜を撮るんです)。

Zeiss Ikonレポート 1-2

2006年03月27日 23時35分54秒 | 写真・カメラ

手に持った感じは、軽い、薄いというのが印象です。高さを除けば、バルナック型と同じ程度でしょうか。合成皮革部分の「摩擦係数」はもう少し高くても良いと思いますが、横位置のホールディングでは全く問題ありません。縦位置のときにはグリップがあれば…、と思わないでもありません。
シャッター・レリーズはM4より少し深いですが、M7 の「二段モーション」より良いと思います。シャッター音は金属幕縦走りとしては立派なもので、Bessaシリーズからは格段の進歩です。とはいえ、布幕横走りとの比較では、M7と比べてさえ、甲高い音で耳障りなことも事実です。
フィルムの装填では、差し込み部分が頼りない感じもしますが、ライカSL2と似た感じで使ってみると問題ありません。巻上レバーは安っぽいですが、滑らかさは合格点(銀座4丁目辺りに“参列”しているM6より上!?)です。巻戻しも滑らかです。カメラ下部についているのはM5も同じですから文句は言えませんが、巻上時にクルッと廻るのが見えるほうを好みます。
私の不勉強を晒しますが、測光が出来ない位だろうと高を括っていたスーパーアングロン21mmが装着できないことを、開墾した途端に知ったショックは大きかったです。金属シャッターなのでホロゴン15mmは織込み済みでしたが(抑々、買えない!!)、他でも着かないレンズがあるのは、やはり欠点と言わざるを得ないでしょう。
ポジ数本の実写結果です。ピントの問題はありませんが、有効基線長の長いことで差が出る事例はありません。シャッタースピードの正確さは秀逸で1/2000秒も満足できます。F1.4の1/2000からF16 の1/15までの7段階でポジのコマは揃っています。ライカMの1/1000が怪しいのとは大違いです。薄曇の日中、ズミルックスを開放で安心して使えるのは、この桜の季節に嬉しいです。AE自体は“概ね”問題無しでした。逆光の様に明らかに外しそうな時には、まず眼を少し右にズラして左を覗き込んで露出を確認し、補正して、眼を戻してピントを合わせる手順で撮りましたから。こんな器用なマネをするのも結構大変ですけどね。その“概ね”でない場合の例は、順光で白壁の奥の枝垂桜を撮っていて、少し白壁が多く入った方の露出です。(見えないですから)露出の異常値に気付かないまま撮ってしまったからです。この様に自分で外しそうと気付かない時は対処不能です。要すれば、露出を読める位でないと使えないAEです。もう少しAEで撮って「癖」を把握しつつ、使い勝手の良い方法を模索したいとは思っていますが、マニュアルで撮る方を選びそうです(ネガならラチチュードが広いので、適当にAEで撮れそうです)。蛇足ながら、スポット測光時のR8のAEは、(ファインダー内表示も含めて)秀逸だと思います。
只今の結論:値段を考えれば良く出来たカメラと思いますが、使うには熟練が必要だと思います。ZIはAE付きだからと言って初心者向きではありません。と言うことで、私が(喩えが矛盾していますが)如上の知見を持ったライカへの新規参入者で、お金があれば、2倍の値段でも大きな欠点の無いM7を買うでしょう(スーパーアングロンも使える!!)。お金が無ければ、中古のM6とZIの間で悩むでしょう。
数ヶ月後に、AEの使い勝手を中心にレポート2を書く積りです。


Zeiss Ikonレポート 1-1

2006年03月26日 17時42分01秒 | 写真・カメラ

Zeiss Ikon(以下、ZIと略します)の評価は、なかなか難しいです。
2回に分けて書きます。なお、2月22日の試用レポートとの重複はご寛恕ください。

先ず、レンジファインダー・カメラの命(?)であるファインダー。ZIではライカMよりもハイ・アイポイントの様で、眼鏡使用者にとって35mm枠がライカM2系に比べてかなり見やすいです。更にファインダー像が明るくクリアなのは合格点です。また、ZIではフレーム枠のセンター下部に35とか50とかが表示されます。これはお節介よりは、親切に近いでしょうね。ライカの90mmレンズを着けると85mmのフレームが出ます。90と85の画角の違いは…無視ですね(笑)
さて、最初の大きな問題点です。測距部分をキチンとコントラストの高い二重像で見るポイントは極く限定的で、眼の位置に非常に気をつけなくてはなりません。慣れが必要と言うレベルを超えています(なお、ZIと同様にファインダー内の光路をすべて直角に交差させているM3では、こんなことはありません)。もっとも、この位置で見る限り、測距部分は往年のライカMに勝るとも劣りません。パララックス自動補正もZIとライカMでは微妙に異なっています。無限遠から至近距離に動かす場合で書きますが、ZIでは、測距部分が動かずにフレーム枠だけが右下に動いていきます。従って、測距部分が画角内で相対的に左上にズレて、センターから外れてしまうので注意が必要です(横のセンター位置を示すために、フレームの下辺に焦点距離を入れたのでしょうか)。ライカMでは、測距部分もフレームと一緒に右下に動いていきますから、画角の中心はキープされています。
次に、最大の問題:露出表示です。これはファインダー内の左端に有りますが、測距部分をキチンと覗けるピン・ポイントの眼の位置で、眼鏡使用者が露出表示を同時にキチンと見ることは不可能!!です。2月の試用レポートでは慣れの問題と書きましたが、何度試しても出来ません。しかも、この露出表示自体でも見難いのです。視度補正をつけても必ずしもクッキリとは見えず、またバックが明るいと見えなくなります。従って、眼鏡を使用していなくても、熟練を要します。眼鏡使用者もベストポジションでなくて何とかピントが合わせられる程度のポイントからは、数字の末尾が辛うじて見えます(位置から、凡そのシャッタースピードは解りますが、その程度は見なくても判断できます)。かつて使ったヘキサーRFも同様の配置でしたが、こんな苦労をした記憶がないので問題なかったのでしょう。一方で、M7の露出表示は楽に読めますが、センター下部でコロコロ数字が変わるのが煩わしいです。帯・襷ともいえますが、見えないZIよりM7が良いのは明白です。
更に、ZIでは中央部重点式なので、どこをどう測っているのか良く解らないのが、精神衛生上宜しくないです。ライカM6以降のスポット測光(かなり大きな“スポット”ですが…)の方がまだ安心感があります。おまけに、前述の通りZIではシャッタースピード表示が見えないですから、眼鏡使用者にとってZIのAE露出はShooting in the darkとしか思えません。


桜撮影会

2006年03月25日 23時58分00秒 | 写真・カメラ
本日、一時帰国中の在シンガポールの誤認衆展メンバーの参加も得て、快晴の空の下、桜撮影会を開催しました。六義園(枝垂桜は七分咲でしょうか。私は、これ位が好きですけど)から谷中を抜け、最後は浜離宮、更に銀座の夜景も撮り歩きました。得物は、SL2+スーパーエルマー15mm、マクロエルマリート60mm、Zeiss Ikon+ズミルックス35mmの初期玉。スーパーエルマーは重くて、「死の行軍」でしたが、役に立ってくれました。超広角の世界はやはり大迫力です。まぁ、写真が上がるまでの間の喜びですが…

Bar Camellia

2006年03月24日 22時21分22秒 | 飲食遊興
東京駅改修工事のため、一週間後の期末日を以って東京ステーションホテルは営業休止となります(2011年再開予定)。これを承けて、電車が見えるので有名なバー・カメリアも閉鎖されます。ということで、今月は二度も行ってしまいました。
なお、メイン・バーテンダー氏は、私の好みで言えば、ハード・シェーク過ぎです。因みに、シェーカーよりも膝の方が更に良く振れているとの説もありますが、これはご愛嬌です。

とんかつ麻衣

2006年03月23日 22時34分44秒 | 飲食遊興
東京駅丸の内南口ガード下のB級グルメです。遂に、こういうものに手を染めるまで、ネタに詰まってきました(自爆)
同じガード下で有楽町駅に近いところに「とんかつ繁」というB級グルメの名店(?)がありますが、こちらの「麻衣」は更にマイナーでしょう。ヒレカツ定食・ロースカツ定食共に1,050円。これがなかなか美味しいのです。少し揚げ過ぎかもしれませんが、ヒレ肉の柔らかさも合格点。カウンター4席、入込みのテーブルが2卓(?)、奥に小上りがあります。夜にはトンカツ・鶏唐揚など揚げ物だけでなく小料理も出ますから、飲めます。なお、店名から勝手に想像して、妙齢の女性が運営していると思わないでくださいね(笑)

デフレ脱却?終焉!

2006年03月22日 21時18分54秒 | 写真・カメラ

9日に発表された日銀の量的緩和政策の解除が決定されましたねぇ。もう、旧聞に属する話ですね。今日、BICカメラ有楽町でその判断が正しいことが実感(!?)されました。コダックのモノクロ・フィルム。ホンの2ヶ月ほど前までは360円弱だったのに、400円以上になっていましたね。コダックのカラーポジに至っては、800円程度のが1000円から1150円位に。デフレどころか、銀塩の世界ではインフレが心配です(単に、需要の減少が見込まれるので、供給を絞った結果ですかね)。しかし、この掌返しは、なんだ。富士写は事業縮小しつつもまだ値上げ幅は少ないぞ。こら、コダック、それでも写真文化を支えているのかよ!?
って、言っても株価が上がらなきゃ仕方ないわな…ゴマメの歯軋り、蟷螂の斧。買い置きのフィルムが無くなって、久しぶりに買いに行ってのトホホでした。