Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

Super-Elmar-R15mm(フレア編)

2005年07月30日 16時30分41秒 | 写真・カメラ
何度もスーパーエルマーで済みません。まず、番号の謎については、OkadayaのBlogにも出ていますので、是非、参考になさってください。奥が深いです。
http://camera-watch-okadaya.blog.ocn.ne.jp/camerawatch_bar_okadaya/2005/07/post_c65a.html
さて、フレアですが、面白い(下手なだけの)例がありましたので、恥を忍んでご披露します。R8の秒2コマのワインダーで撮る積りのない2コマ目を撮ってしまった(先ず、未だに間違えて連写するのが、恥のその一)写真です。左側の先に撮った方にはフレアが出ていますが、後の右側には出ていません。太陽を背負っていますが、まだ傾きかけ処で且つ縦位置(=短辺が上なので、フードは無くレンズが見える状態)ですから、レンズの横に陽が当っていたことと思います。この僅かの時間の地球の自転が明暗を分けたのでしょう。って、これは嘘でしょう。恐らく微妙に手許が動いた(これが、恥そのニ)のだと思いますが、いずれにしてもホンの僅かなの差でフレアの出方が変わります。恐るべし!

蕎麦屋時間

2005年07月29日 20時54分11秒 | 飲食遊興
6月に書いた、藤沢駅に近い「すい庵」さんですが、平日の14時~17時で「蕎麦屋時間セット」メニューがあります。昼下りに蕎麦屋で粋に過ごして欲しいと云う店主の気持ちの顕れでしょう。
麦酒またはお酒に、焼き海苔または板わさ、鴨焼きまたは卵焼きに蕎麦がついて、1,890円也。これは、二人で行けば、全部食べられるということ。本日、家族で行って、(高校生の息子は、別のものの特盛りにしましたが)、飲んで、食べて、家に帰ってシャワー浴びて昼寝して…粋には遠いでしょうが、いいなぁ、この自堕落!

Super-Elmar-R15mm(続)

2005年07月28日 21時06分16秒 | 写真・カメラ
このレンズ、製造番号もですが、キャップも奥が深いらしいです。私には解りませんので、Okadaya店主に解説してもらいたいと思います。
また、このレンズの撮影ノウハウも奥が深いです。って、言うか、ゴーストを良く広います。今日も国際フォーラムで歪曲収差チェックをしようと太陽を背負っていたのに、R8のファインダー上にゴースト発生!ホントに画角が広過ぎます。

小雨混じりで

2005年07月24日 18時49分22秒 | 写真・カメラ
梅雨明け十日、なんて、嘘八百ですね。晴れてくれませんねぇ。折角の超広角も出番なし。仕方がないので、リクエスト(?)にお応えして、このレンズで撮った写真じゃなくて、レンズの写真を載せます。四半世紀もの間こんなに綺麗な儘で、良くぞ残ってくれたものです。森の中で眠ったままだったのでしょうか。この微妙な膨らみ、覗きこんだ時の妖しい瞳の色…クラクラ
しかし、ホントに「絵日記」だ(自爆)

Super-Elmarの番号

2005年07月22日 23時58分00秒 | 写真・カメラ
私のこのレンズの製造番号は658万代で、ライカでは未だ有り得ない番号(直近でも4百万代でしょう?)です。某カメラ店主によると、「ツァイスの製造番号で、このレンズの製造が始まった1980年製と推定される」由。しかし、その製造番号と並んで、Leitz Wetzlerとご丁寧に書いて(刻んで)ありますけどね。
一方、三原橋の某老舗のホームページで同じレンズを見つけましたが、その製造番号は321万代とのことで、ツァイスの通番なら若過ぎます。ライカの製造番号としてみれば1982年製に当りますから、辻褄が合います。なお、それでも製造開始から2年後とかなり初期のもの(21年間に亙り、作られています)。ということは、ツァイスの番号を載せた本レンズは最初期だけのことで、直ぐに、ライカが自社通番に変えたのだろうと推測されます。
ライカやツァイスは、製造番号だけでも遊べますね。他では、シュナイダーでも、Super-Angulon21mmMでLeitz Wetzlerと書いてある並びに、一桁大きい8桁のシュナイダーの製造番号の附されたものを見たことがあります。勿論、写りには関係ないでしょうし、全く如何でも良い話ですが…
(注)ご高承の通り、製造番号による製造年の特定は「概ね」の話です(念のため)。

Super-Elmar-R15mm

2005年07月21日 22時50分17秒 | 写真・カメラ
思わせぶりに「つづく」扱いにした昨日の最後のネタ、「衝動買い」したモノですが…
ドボンキングさん、ワクワクさせて済みません。Super-Elmar-R15mmF3.5です。「犬猿の仲」(?)の筈のツァイスがライカの為に供給した2種類のレンズのうちの1種(残りの1種は、余りにも高名なM用Hologon)。いずれも15mmと云うのも何かの因縁でしょうか(単に、このクラスの超広角レンズを作る技術力が、ライカに無かっただけ!?)。で、これのビカビカが15分前に入ったとか何とかで見せられました。前玉の微妙な膨らみとコーティングの妖しさに魅かれていたら、ガンダーラさんにもニコニコ顔で薦められ、蛙さんには(本当に後ろから)背中を押されて、「かッ、買います…」と口が動いていました。ファイナンスは暫く先で良いのですが(こういう便利な仕組みを何で作るかなぁ、金融機関! 地獄への切符を乱発するじゃないか!)、資金ショートになるのは、自明の理です。嫁に出すモノを良~く考えます。
しかし、カメラを修理に持って行って、その何倍もするレンズを買うかなぁ、と忸怩たるものがあります。

この記事へのコメント
1. Posted by ドボンキング 2005年07月22日 00:20
おぉっ!SuperElmarでしたかっ!。
良い玉ですよぉ。不思議なことにツアイス設計でも、ちゃぁ~んとライツっぽい写りしてくれます。15ミリでまぁるく立体感出してくれるってのは凄いと思います。
修理に出すだけのはずがお買い物ですか。わかりますなぁ。
私もいつも借金返すために箱や玉を売りに行っちゃぁ、数倍の借金抱えて帰ってきますからねぇ。
そんな私たちのテーマソングはやはり「365歩のマーチ」ですなぁ。
「い~っぽ進んで2歩下がる~・・・汗かきベソかき歩こうよ~」ってね。
ガンバ!
2. Posted by Leikon 2005年07月23日 00:45
ドボンキングさん
やっちゃいました。
でも、「365歩のマーチ『改』」は当たり過ぎています(笑)。ホントに、何でこう、後退し続けるのでしょうかねェ。家計の健全化計画は、一向に進みません

本当のコンパクトカメラ(続)

2005年07月20日 22時08分45秒 | 写真・カメラ
先週末から本格的に使い始めたRollei35Sの結果が上がってきました。先ず、Sonnar40mmの切れ味、シャープさは素晴らしく、ボケ味も素直で、本当に良く写ります。逆光には完全ではありませんが、合格点でしょう。露出計も充分実用になりますが、軍艦の上に指針があるのでウエストレベルで測っておいて、アイレベルで撮る感じなので、若干の慣れが必要です。
で、一番肝腎な点=女性からの好感度の評価です(笑)。家内も含めて、知合いの女性数人の前で使いました。「可愛らしいカメラね」と云うコメント迄は間違いなく来ますが、その愛情のベクトルがカメラに留まったままで、撮り手に向っては来ませんね。不徳の致す処ですねェ(自爆)
なお、光線漏れの生じたネガがありました。屋内外問わず、出たり出なかったりですがこのままでは使えないので、某カメラ店主に託しました。そうしたら、とんでも無いモノを見せられて、衝動買いしてしまいました。これについては、後日、改めて書きます。

この記事へのコメント
1. Posted by ドボンキング 2005年07月21日 10:46
と、とんでもない物って何だろう!??
気になるなぁ・・・ワクワク。

英国料理:Kipper

2005年07月19日 23時09分36秒 | 飲食遊興
先日、自分でKipperのことを書いていたら、思いが募って、缶詰でも何でもイイから兎に角食べたいと云う極限状態(?)まで来てしまいました。「鉢の木」で銀座に出ました際に、明治屋でオイル漬の缶詰を買って帰りました。で、一昨日、昨日の昼食に2回連続で食べました。Kipperはオイルを良く切っておいて、ポーチドエッグと一緒にHobgoblinを飲みながら。Kipperの味もかなり違うし、シャンパンでもないですが、まぁ何とか欲求不満を抑え込みました(家人の評価も高かったので、その意味でも満足)。

London Bridge is falling down.

2005年07月17日 20時09分12秒 | 双眼鏡 関連
彼れ是れ2週間以上前になりますが、主戦力の双眼鏡を交換しました。London Bridgeの袂の双眼鏡屋で、10年余前に買った(とはいえ、ほんの少し前までの現行品であった)Leica Trinovid 8x32を、一代前のLeitzのほぼ未使用品に買い替えました。梅雨空の下でしたが、(無限遠の点光源という最も厳しいテストになる)星も何とか見ることが出来ましたので、Impressionを纏めました。
新型と比べた旧型の長所は、①眼に優しいこと、②周辺の歪みが少なく光量が多いこと、③軽いこと、④小さいこと。一方、短所は、①中心部の切れ味が若干落ちること、②合焦最短距離(Near focusing distance)が長いこと、③眼鏡使用者ではゴム見口を折り返す手間が増えたこと、④防水性能が落ちると思われること。全体の印象としては、新型が視野中心部を良くすることが第一義と思われるのに対し、旧型は視野全体の見やすさを重視していると言えそうで、疲れないので(結局は、これが最大のポイント!)、全体としては旧型が好みです。また、最近、(中身より?)デザイン・外観を重視するライカは、一部のUltravidに旧型と同型のレザー張り(BLタイプ)も導入しました。やはり、こちらの方が格好良いですからねェ。
と書いてきて、買い替えを正当化するための自己満足だと気付きました(自爆)。どちらも優秀な双眼鏡で、現行品を買っても、後悔しないと思います。なお、8x32のスペックは、観劇や天体観測と目的・対象が予め明確な人を除けば、最初の1台として、汎用性が高いので最適と思います(と言いながら、1台で済まないのはカメラと同じで、4x12を観劇・博物館用、10x25をハイキング用、7x42を天体用…と増殖していきますけどね)。
処で、ドンドン古いものを好む様になっていくのは、自分が歳を取っていくからでしょうね。

鉢の木:松坂の帖

2005年07月16日 23時25分34秒 | 写真・カメラ
Okadaya店主殿から「いざ、銀座」との御下知あらばこそ、薩摩守様、目黒大将様を始めとする猛将・知将の大名物数多集る中、痩せ馬(A型改造DII)に跨り、錆び槍(純正コーティングされた旧エルマー)を引っ提げて、太刀も履かず小太刀(Rollei35S Silver Laurel)のみにて馳せ参じたるは、相州藤沢在のLeikon。松坂の陣にて拝謁すれば、良う参った、苦しゅう無いと麦酒を馳走になり、メデタシ、メデタシ。
それにしても、Okadayaのブースは、WitnessやらMマウントのホロゴンやら、段付きのM3やら…それも何れもビカビカの博物館級逸品のOn Paradeでしたね。

この記事へのコメント
1. Posted by okadaya 2005年07月21日 21:18
うむ、今この記事を読んだが見事な例えである、貴殿は薩摩やら目黒やらに負けず劣らずイイカメラを持ってきてくれてましたよ。
2. Posted by Leikon 2005年07月21日 23:00
殿、ウッ、ウッ、ぐすん。って、のは止めて…
コメント、有難うございます。イイカメラもそうですが、イイ仲間(と私が言うと、失礼に当るでしょうが)が、集まりましたしね。これは、貴台の財産ですぜ!