Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

The Astronomical League's Double Star Observing Program

2023年05月10日 10時18分14秒 | 天体望遠鏡 関連
重星にもいろいろな「〇〇選」があります。持っている書籍でも『 An Anthology of Visual Double Stars 』なら 175 個が記載されていますし、『 The Cambridge Double Star Atlas 』ですと 2500 個分の星表があり、その中から 200 強に「 showpiece 」として★印が附されています。WEB でも 200 個程度のリストが多いようです。
早く達成感を得られるように(笑)「 Lunar 100 」のような 100 個程度のものを探してみたら、The Astronomical League (アメリカの天文愛好家団体の連合会?)が 75 倍から 150 倍を使った 7.6cm の屈折望遠鏡で見える重星 100 個をリストアップしているのを見つけました( This program introduces observers to 100 of the finest double and multiple star systems in the heavens.・・ 中略・・All objects on this list were originally observed with a three-inch refractor using between 75X and 150X. )。余談ですが(在米以外の人には関係なさそうですけど)全部見たら証明書を出すこともしている由。
https://www.astroleague.org/al/obsclubs/dblstar/dblstar1.html

意識したのはここ数週間ですが、重星の記録を付け始めた去年暮れから見ている分も含めると(拙宅改修工事に拠る中断があるなか)既に 3 割を超えていました。Lunar 100 も 7.6cm で見えるとありますが実際には倍くらいの口径が必要そうなものもあり 6 割を超えた辺りからペースが落ちています(私の 10cm では達成不可能?)。なので、Astroid の助けも借りて(笑)こっちの方が早く達成しそうです。
もっとも達成とか力まずに、昨夜のような好シーイング下で ε Boo を観て素直に感動するようなことが、隠居の Pastime としては本筋ですね(爆)