Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

三月大歌舞伎

2015年03月07日 18時47分24秒 | 歌舞伎
今日は、少し早い「義理チョコ」返し(?)で、家内と芝居見物。通し狂言『菅原伝授手習鑑』の昼の部で、「加茂堤」、「筆法伝授」、「道明寺」となります。お目当ては、勿論、松嶋屋さんの菅丞相です。
キャンセルでもあったのか、急に取りに行ったチケットですが、12 列目の 19、20 番と正にセンター。
 
左の画像はハーフサイズを使ってパーフォレーションから切れたみたいですね(爆)

さて、仁左衛門さんの菅丞相は流石ですね。風格と言い、何とも言えません。仁左衛門ファンだから、でもありますけど、この後の世代ではチョット望めないでしょうね。『道明寺』の木像の動きも洵に軽妙にして、品があります。
他では、桜丸と判官代輝国の菊之助が断然良かったです。結婚して、一皮向けたか。若者らしい溌剌さのなかにも、気品が漂います。愛之助の奴も面白さをよく出していました。染五郎の武部源蔵もまずまず。長尺ですし、こういった俳優陣も確りと脇を固め、芝居を堪能しました。強いてあげれば、壱太郎の苅屋姫が活舌も達者でなく、イマイチでしたか。若いので、これからの修業に期待。

そうそう、3 階の印傅屋さんで、仁左衛門格子がありましたので、小銭入れを買っちゃいました。今使っている東京駅限定も未だ綺麗ですし、抑々、色違いの備蓄もあるのですが(自爆)


【本日の演目】
「通し狂言 菅原伝授手習鑑」
「加茂堤」 菊之助の桜丸、梅枝の八重、萬太郎の斎世親王、壱太郎の苅屋姫など。

「筆法伝授」 仁左衛門の菅丞相、染五郎の武部源蔵、愛之助の梅王丸、梅枝の戸浪、家橘の局水無瀬、魁春の園生の前など。

「道明寺」 仁左衛門の菅丞相、芝雀の立田の前、菊之助の判官代輝国、彌十郎の宿禰太郎、歌六の土師兵衛、秀太郎の覚寿など。


コメント
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