リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

モクレンと桜が花盛りの復活祭

2018年04月02日 | 日々の風の吹くまま
4月1日(日曜日)曇り時々晴れ。いよいよ4月。のどかでいいね。今日は復活祭で、ついで
にエイプリルフール(というより逆かな)。最近はかつがれてあっはっはと笑えるような傑作
コマーシャルがなくなった感じ。かつがれた人たちが怒ってSNSで「けしからん。ボイコット
しよう!」と騒ぎ出したらめんどうだからかな。それとも、年中フェイクニュースが横行してい
るせいで、エイプリルフールの意義がなくなっちゃったのかな。なぁ~んかつまんない世の
中になったもんだねえ。

午後にちょっと晴れて来たので、今日の運動を兼ねて、それぞれカメラを持って散歩。バル
コニーに出たらけっこう暖かだったので、軽く毛糸のジャケットだけで出かけたら、やたらと
風が強くて、寒いったらない。あっという間に体が冷えてしまったけど、せっかくカメラを持っ
て来たんだからと、まずはニューウェストではすごい数が植えられているモクレン。白モクレ
ンやコブシも見かけるけど、圧倒的に多い柔らかなピンク色のモクレンはイギリス人好みな
のかな。びっくりするくらい大きな花はアスコット競馬におでかけのプリンセスの「お帽子」に
なりそうで、散った花びらはワタシの手の平くらいもある。
   
   
   
バンクーバーには市内のいたるところに3万本とも4万本とも言われる桜の木があって、春
には「桜祭り」もある。旧居の外の54番アベニューも見える限り延々と桜の並木が続いてい
て、満開の季節にはちょっぴり画一的な風景にうんざりしたほどだったけど、ニューウェスト
では桜の街路樹はほとんどないし、庭木としてもあまり植えられていないようで、我が家の
窓からも桜と思しき木はあっちに1本、こっちに1本という程度にしか見えない。それでも、レ
ジャイナストリートのクィーンズ公園に近いブロックには、まだ満開にはなっていなかったけ
ど見事な桜の並木があった。
   
   

クィーンズ公園まで来たら、鬱蒼とした針葉樹の森の中から賑やかな歓声。復活祭に付き
ものなのが、芝生や植え込みなどにイースターバニー(うさぎ)が隠したカラフルな卵を子供
たちが探して回る「エッグハント」。アメリカでは18世紀に遡る伝統なんだそうだけど、最近
は公園などでのコミュニティイベントという感じかな。1時間近くも寒風の中を歩いていたら、
体の芯まで冷えてしまった。さて、2人だけの復活祭のディナーは小さなコーニッシュヘン。
何キロもある七面鳥は食べきれないもの・・・。