リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

日本語21世紀版のお勉強

2014年08月31日 | 日々の風の吹くまま
すごい雨の音で目が覚めた。午前9時ちょっと過ぎ。屋根をたたく音が、もしかして雹が降っ
ているんじゃないかと思ったくらいの土砂降り。まあ、10月くらいには葺き替えするんだから
いいけど、こういう土砂降りは長く続かないのが普通で、今朝も(目が覚めてから)30分ほ
どで静かになった。それにしてもバンクーバーでは珍しいくらいの集中豪雨で、起きて外を
見たら路駐のエコーもトラックもぴっかぴか。何年も洗ってなかったから、ちょうどよかった。

今日は朝食後から仕事、仕事、仕事。会社ドラマがおもしろすぎて、そっちをどんどんやっ
ているうちに納期が先の仕事の方をやり残してしまったので、時計を横目で見ながら気合を
入れて片付けた。まあ、まともな文章は最初の1ページだけで、後はずらっと経理関係の表
ばっかりだから簡単。ただし、フォントが5ポイントなんてのがあって目がしょぼしょぼしたけ
ど、昔と違って表示を200%くらいにぐわっと拡大できるのはうれしい。とりあえず間に合っ
て終わったので、ドラマの仕事に戻る。

大事になりそうな問題だから「極秘」扱いだけど、若い世代の生態を垣間見ることができて
おもしろい。コミュニケーションの様式そのものがワタシが若かった頃とは似ても似つかない
し、ワタシが若かった頃にもコミュニケーションの行き違いがこじれてけんかになったり、い
がみ合ったりすることは普通にあったけど、今は何でもありで、しかも瞬時で無限の範囲に
広がるし、おまけにちょっとしたことも少し煽るだけで大きく燃え上がるから、こじれ方も複雑。
コミュニケーションの手段そのものが限られていた昔は火種の波及範囲がずっと狭かった
ように思うな。コミュニケーションの手段が便利になればなるほど、人と人の交流が地雷原
を歩くような危険を伴うようになるとしたら皮肉な話。

それにしても、新しい日本語の単語をたくさん覚えた。にちゃんから発生した今どき語らしい
けど、それが携帯やスマホでのメールを経由して、やがて老若男女がごく普通に日常で使
う口語体の標準日本語になるのかな。そのうちにワタシの20世紀版日本語が通じなくなっ
たら、どうしよう。まあ、言葉は生きているものだから時代と共に変化するのはあたりまえだ
としても、その変化が飛躍的に速くなったおかげで、人間が言葉を使って考える余裕をなく
しつつあるとしたら、何だか先行きが険しそうな予感・・・。