リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

自分好みブランドは最高

2014年08月16日 | 日々の風の吹くまま
体中が痛い。足首はごく軽い捻挫で済みそうだけど、股関節が痛いし、肋骨の辺りも痛いし、
わき腹も痛いし、肩も背中もコチコチで、まるで重量挙げとレスリングマッチをまとめてやり
すぎたような感じ。おまけに、きのうは気がつかなかった青あざが腰や肩にできていたりし
て、いい年して未だにおてんばをやってるようで、ほんとにやんなっちゃうなあ、もう。

さっさと治ってしまいたいから(というわけじゃないけど)今日はどかっとmeat & potatoes。
「肉とじゃがいも」はだいたい欧米の主食のように思われていて、転じて「基本的に重要なこ
と」。しっかりたんぱく質を食べないと、と言いながら、実は数日前から解凍していた牛肉の
塊1.3キロをスロークッカーでロースト。オーブンローストではサーロインのような後ろの方
の肉を使うけど、ポットローストは基本的に前の方のchuckやbladeと呼ばれる肉を使う。
上等じゃないから安いし、ポットローストなら柔らかくなるし、肉の味わいは上等な肉よりも
いい。

牛肉と言えば、またまたメニュー偽装問題があって、しゃぶしゃぶチェーンの一部が松坂牛
のような高い「ブランド肉」をこっそり安いノーブランドの「特選霜降り肉」というのに代えてい
たとか。つまり、2年もの間お客さんたちはノーブランド肉を超高級ブランド肉と信じて、「さ
すが松坂牛だ」と舌鼓を打ちながら食べていたってことだよね。それで、誰も「松坂牛にして
はちょっと」と首をかしげなかった。文明開化の牛鍋屋で獣の肉なんぞ食えるかと怒った人
が、「これはカーウの肉だ」と言われて「カーウほどうまいものはない」と舌鼓を打って食べ
たという話を何かで読んだ記憶があるけど・・・。

食品偽装問題が起きるたびに不思議なんだけど、食べた人は(いつも食べているものと比
べて)おいしいと思ったんだよね。松坂牛と和牛特選肉の違いがわかる舌を持った人がど
れだけいるのか知らないけど、口コミ情報サイトに「おいしかった!」と書き込んだ人たちに
とっては知らずに食べた「特選霜降り肉」がおいしかったわけで、「松坂牛」だと信じていた
からおいしかったとしたら、「ブランド」そのものがおいしかったってことじゃないのかな。もち
ろん騙して余分にお金を取るのはれっきとした詐欺だから、騙す方が悪いんだけど、何だか
微妙。まあ、ブランド食いするなら、ワタシは自分がおいしいと思うものを「自分好みブランド」
にするのが一番信頼できていいと思うな。