リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

「名前が何だと言うの?」とジュリエット

2014年08月01日 | 日々の風の吹くまま
もう8月。時の経つのは早い。年を取るほどに早くなる。砂時計の砂が残り少なくなるにつ
れて落ちるのが速くなるように見えるのと同じで、ふっと「ワタシの人生はあと何年かなあ」
なんて考えたときに、時間の流れも速さを増して行くように感じる。誰にとっても時間の流れ
は同じはずだけど、1日24時間に何をどれだけ考え、どれだけやるかによって早くも遅くも
なるんだと思う。

今日は「おきみやげ」仕事1をちんたらちんたら。まあこの会社はよく問題が起きるな。日本
の職場ってどこでもだいたいこんなもんなのかな。精神衛生的に良くなさそうだけど、ここは
まじめに社員の声を聞く努力をしているから、ブラック企業では無視されるような問題が表
面化するのかもしれない。ワタシが高校を出て就職した会社もブラック会社だったな。当時
の労働基準法では女性と未成年者の深夜労働は違法だったのに、7時になると誰かが勝
手にタイムカードを押して、月に何十時間も、ときには夜中まで残業させて、残業手当はゼ
ロ。退職願を出したら、「忙しくなるから1ヵ月延ばしてくれ」だって。冗談じゃないって。

半分やってさぼりモードになって、小町横丁の散策。海外生活で日本名が現地の人には発
音しにくいので、法的に通称の英語名に変えたいがめんどうそうで踏み切れない、と。めん
どうならやめておけばいいのにと思うけど、事情は人それぞれ。それにしても、海外に住ん
でいる日本人が「現地化」と取られることについて相談すると、批判が続出して、しまいには
「日本人論」になるところがおもしろい。それを他人に世界の果てまで追いかけて押し付け
ようとするから、何となく原理主義宗教が「背教者狩り」をやっているように見えて来る。

「What’s in a name?」と問いかけたのはかのジュリエット。人は名前じゃなくて中身だよって
ことだけど、語学学校でばっちり東洋顔のアジア人学生たちが英語名を使っていて違和感
があったという書き込みは、英語名=欧米人という固定観念が丸見えで笑ってしまった。
(内心は自分も英語名を使いたいんじゃないかな。)カナダには法的に英語名のアジア顔の
カナダ人が溢れるほどいて、普通にその名前で暮らしているけど、違和感はないなあ。(民
族のアイデンティティをミドルネームで表している例が多い。)ほんと「名前が何だというの?」 
その答はジュリエットに任せて、仕事を終わらせないと次がつっかえる・・・。