片倉館から歩いていくつもりだったが、あいにくの雨模様。
あきらめて、車で移動した。
行ってみると、日曜日のせいか、駐車場は満車。
しかたがないので、少し先の警察の駐車場に停めた。
短時間だし、もし怒られたら、平身低頭ひたすら謝ることにした。
間欠泉センターまでは湖畔沿いを歩いた。
間近に見る諏訪湖は、一面緑色の藻に覆われて、随分汚い。
予想外の光景に、すっかり興ざめしてしまった。
間欠泉の吹上時間は12時半。
なんとか間に合ったが、どうも様子がおかしい。
河津の間欠泉「峰温泉の大噴湯」は、近くは危険だということで、温泉やぐらから随分遠巻きにさせられた。ここは温泉の吹出口を覗きこめるぐらい近づくことができる。
どういうことだろう。
すぐそばで、小さな子供が遊んでいる。
時間になって人が集まってきたが、注意を喚起するようなアナウンスもない。
やがて、湯気が立ち込め、お湯が出てきた。
しかし、3メートルも上がらず、わずか2分程度で終了した。
あとで諏訪市のHPを調べてみたら、次のような記事が掲載されていた。
温泉掘削中の昭和58年に噴出した間欠泉は高さ50メートルまで自噴し、当時は世界第2位の高さとうたわれました。
この間欠泉を観光利用する目的で平成2年に間欠泉センターが開館しましたが、次第に間欠泉の自噴間隔が長引くようになり、やがて自噴が止まってしまいました。
現在はコンプレッサーで圧縮空気を送り、上部の冷えた温泉を取り除くことにより、間欠泉を噴出させています。現在の噴出高は5メートル程に留まっています。
あらかじめご承知のうえ、見学してくださいますよう、よろしくお願いいたします。
「どうかあたたかい目でご覧下さい」、ということらしい。
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