徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

サニーカントリークラブ(長野県)

2014年08月13日 | スポーツ

開場は1975年(昭和50年)、以前は18ホールのタフな山岳コースだった。
茅葺のクラブハウスに別荘のようなコテージ、コースとは対照的に付帯施設は趣味の良いリゾートクラブだった。そんなところが面白くてよく利用した。
中央道・諏訪ICからクラブまでは1時間半の山越えになる。
アクセスはすこぶる悪いのに不思議に気にならなかった。
あの雰囲気を維持してくれれば良かったのに、バブル期を迎えて変貌してしまった。
ロッジを備えた大きなクラブハウスの新設、27ホールへの拡張、メンバシップの強化、料金の値上げ・・・
こうなるとただ遠いだけのコースで、いつしか行かなくなってしまった。
最後に行ったのは1995年(平成7年)の8月、もう20年も前である。

サニーを運営していたのは斑尾高原開発という会社である。
斑尾高原ホテルや斑尾高原スキー場の運営会社で、経営の多角化の一貫で、サニーを買収し、不動産業などにも進出した。しかし、ホテル・スキー場事業の経営が悪化して、平成17年に倒産した。
その際、サニーは本体から子会社に移管し、その子会社を第三者に売却するという措置がとられた。格安で競売にかけられる前に、少しでも高く売ろうということかもしれない。
倒産のドタバタからは解放されたものの、高級リゾート路線は変更を余儀なくされた。

20年ぶりに訪れたサニーは、格安リゾートに変わり果てていた。
クルマが到着しても誰も出てこない。
受付もレストランも人が少なく、何かと待たされる。
コースはフェアウェイもラフも雑草に覆われ、ひどい状態だ。
朝食は無料バイキングがつくと言われたが、小うどん、お粥、漬物の3品が置いてあるだけ。
バイキングとは名ばかりのセルフサービス。
安っぽさが目に見えるようになったら、リゾートはおしまいだ。
料金は、2泊2プレー、朝食・昼食つきで22,422円。
わざわざ東京から高い高速料金を払って行くようなコースではない。

コースは、蓼科、浅間、八ヶ岳の3コース。
浅間は18ホール時代のアウトで、昔とあまり変わっていない。
蓼科は18ホール時代のインだが、最初と3ホールと9番ホール以外は、随分変わってしまった。
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初日は、台風一過で殺人的な猛暑になると言われていたが、朝から雨模様。
午後には雨もあがり、気持ちのいい避暑地の陽気になった。
この日は、八ヶ岳-浅間と回り、47、47の94だった。
2日目は朝から豪雨、午後からは霧も出てきて最悪の天気になった。
キャンセルして帰ろうという意見もでたが、ここまで来てキャンセルはなかなかできないらしい。
ほとんど貸し切り状態の中、八ヶ岳-蓼科と回り、49、56の105だった。

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