徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

さよなら、FIT LADY

2014年08月24日 | 日記・エッセイ・コラム

20年前、日立の家電品を大量に購入した。
会社の独身寮を出て、アパート暮らしをするのに家電品が必要になったからである。
会社の近所に日立の家電品を安く販売している店があった。
量販店と同じぐらいの価格だったので、ここでまとめて購入した。
冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、炊飯器、電子レンジ、掃除機、電話機、蛍光灯、こたつ、・・・。

その後、中古住宅を購入して茅ヶ崎に転居したが、購入した家電品はすべて持ってきた。
家電品の寿命は5年と言われているが、5年をはるかに越えて我が家の生活を支えてくれた。
さすがに20年の月日は乗り切れず、ひとつずつ消えていった。
最初に故障したのは乾燥機だったと思う。
それ以外に故障で廃棄したものはなく、音がうるさくなったり、機能が低下したり、汚くなったりしての買い替えだった。今も残っているのは、冷蔵庫、電子レンジ、蛍光灯の3つだ。
電子レンジはひと回り大きいものへの買い替えを検討している。
蛍光灯も年末までだ。いま改築中の家が完成すれば、照明はすべてLEDにするからだ。
最後まで残るのは冷蔵庫ということになる。
機種は、FIT LADY 367 (R37-XT)。容量は367リットル、横幅63.5cmの大型冷蔵庫である。
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ところが、改築を担当している工務店が「冷蔵庫が置けないかもしれない」と言ってきた。
冷蔵庫用に70cmのスペースを確保するように言っておいたのに、64cmしか取れないという。
キッチンをサイズダウンするか、冷蔵庫をもっとスリムなものに買い替えるしかない。
キッチンのサイズは195cmだが、そのひとつ下は180cmで15cmも縮んでしまう。
自ずと結論は決まっている。冷蔵庫を買い替えるしかない。
壊れるまで使い続けるつもりでいたのに、狭小住宅のせいで引退ということになってしまった。



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