徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

敵はイラクにあり

2014年08月08日 | 日記・エッセイ・コラム

8月に入ってから日経平均株価は下げ続けている。
8日の日経平均も下落して始まった。
先物の仕掛け的な売りが浴びせられると、15,000円をあっさり割り込んでしまった。

この少し前に、ちょっとしたニュースが流れた。
ウクライナの戦闘機が親ロシア派のロケット弾により撃ち落とされたという。
ウクライナ国境付近にロシア軍2万人が集結し、米ロの緊張が高まっていた。
経済界からは戦争リスクを懸念する発言が相次いでいた。
しかし、このニュースに市場はほとんど反応しなかった。

Pic20140808

ところがその数分後、下げ幅が拡大。
14,950円近辺で少しもみ合った後、下落に歯止めがかからなくなった。
オバマ大統領が、イラク北部で勢力圏を広げるイスラム過激派「イスラム国」への限定的な空爆を承認したという。戦争リスクはイラクのほうだった。
これを口実に、先物主導で売り一色の展開になった。
結局、終値は454円安の14,778円。5月30日以来の安値引けになった。
2ヵ月かけてダラダラと上げてきた株価は、わずか7日で帳消しになった。

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