徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

スマホに見る電子立国・日本の黄昏

2012年10月21日 | 日記・エッセイ・コラム

携帯電話をスマートフォンに換えたのが昨年の7月。
機種は、NECカシオモバイルの「MEDIAS WP N-06C」。背広の胸ポケットに入るぐらいの薄さがよかった。

使ってみると最悪だった。
まず、バッテリーが半日も持たない。いろんな機能を殺して、さらに使用時間を短くして、なんとか1日持たせる始末。一番困るのは、屋外で液晶画面が全く見えないことだ。カメラが使えないぐらいはいいが、電話がかかってきても操作が出来ないのは本当に困る。これでも日本製品かと疑いたくなるような代物だ。
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バッテリーや液晶の性能はスマホ共通の問題である。それを克服するのが技術だ。
薄くするために、バッテリーや液晶の性能を犠牲にするというのは、あきらかに考え方がおかしい。「バッテリーが長持ちします」「外でもはっきり見えます」というほうが、はるかに商品価値が高い。マーケティング力がないのか、薄くするぐらいしか技術力がないのか、いずれにしてもMEDIASは、ただ薄いだけの粗悪品である。
これでは世界に勝てない。

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コメント
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