A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[EL] Benfica 2 - 0 BATE

2009年09月18日 22時52分09秒 | LIGA SAGRES 09-10
といってもそれほど付け加えることはないのですが。

相手の監督さん、Viktor Goncharenkoの談話:
「もちろん私たちは過去にチャンピオンズ・リーグの経験がある。しかしヨーロッパの大会の試合というのは、選手たちの気持ちという点でいつも難しい。私たちは緊張感を乗り越えることができなかった。
ベンフィカは私たちが慣れていないようなスピードでプレーした。次に試合をするときはもっと慣れることを願っている。気持ちがついていかなかったために、我々は決定を下すさいのスピードに欠けていた。これからは選手たちがもっと自分をコントロールして、今日ここで見せたものよりも良いサッカーを見せてほしいと願っている。」
大舞台であがってしまったという感じなのでしょうか。でも今日のルスの観客は予想された4万人を下回って3万7千人ほどだったみたいです。また、ベンフィカのプレーぶりも「最近数試合の輝き、ダイナミズムはなかった。」というのが新聞評。それでも危なげなく勝利ということで、Good job, JJ!ですね。

ジェスス監督の談話の追加で、フィリップ・メネセスについて:
「彼にはパブロ(アイマール)の経験はない、しかし彼の試合に私は満足している。彼を信じることができることを示してくれた。私たちは彼は将来のための選手だと言っていたが、予想よりも早くプレーさせることになった。」
ヌーノ・ゴメスについても「インテリジェントな選手。」と賞賛、またGKのジュリオ・セザールの良いパフォーマンスも褒めました。ただし日曜日のGKについては。他の選手が務めることになるかもしれないとのことです。ルーベン・アモリムの事件については、「ルーベンはboyで、何かが気に入らなかったのさ、私はそれが何だか知らないけれどね。」 アモリムは最後の13分ほどしかプレーせずに、右SBでのプレーでした。本当は中盤をやりたいみたいだから、それでじゃないか?と言われていますが、そんなことで?! 温厚で真面目なイメージがあるので、信じられないです。ただ試合最終盤は、ダブル・ビボーテの4-4-2になり、ラミレスとハビ・ガルシアがピボーテ、マキシ・ペレイラが中盤右サイドになったんですよね。確かに、アモリムからしたら、なんでマキシが中盤?!という不満があったのかも。

選手の採点、今日はOjogoだけ:

Júlio César 6
Maxi Pereira 7
Luisão 6
David Luiz 7
César Peixoto 5
Javi García 6
Ramires 7
Di María 7
Felipe Menezes 5
Cardozo 6
Nuno Gomes 8
Fábio Coentrão 5
Saviola 4
Rúben Amorim 4

ヌーノ・ゴメスがMVPですね。フォーラムの評価を読んでいると、ディ・マリアとメネセスの点は反対のような気がします。

最後にですが、Marcaがジェスス監督のことを記事にしていたそうです。「この名前を記憶しておいてほしい。とても近い将来に、Jorge Jesusのことを頻繁に聞くことになるだろう。彼の代理人はJorge Mendes、クリスティアーノ・ロナウドと同じだ。」。ふーん、そうだったんですね。

Mission accomplished

2009年09月18日 10時08分21秒 | LIGA SAGRES 09-10
1-0, Nuno Gomes (35分)
2-0, Cardozo, (40分)

2-0でベンフィカの勝利です。お疲れ様!

後半頭から見始めたら、Recordの予想そのままにヌーノ・ゴメスとフィリップ・メネセスが出ているじゃないですか~。大胆すぎる予想だと思ったけれど、きっとソースがあったんですね。後半が始まって15分ぐらいでメネセスは交代。10番のポジションはディ・マリアになって、そのディ・マリアが交代した後はラミレスがやっていたのかな?

ベンフィカのメンバーはこんな感じでした:
Benfica - Júlio Cesar; Maxi, Luisão, David Luiz and Cesar Peixoto; Ramires, Javi Garci'a, Philip Menezes (Fábio Coentrão, 60m) and Di Maria (Rúben Amorim, 76m); Nuno Gomes (Saviola, 65m) and Cardozo.

BATEは、エースさんがおっしゃっていたとおり、全然強くなかったです・・・。確かに、このチーム相手にアイマールは必要ないですね。ポルトガル・リーグのチームよりも弱いかも。うーん、どうしてCLに出れたのか不思議だ。それにこれでリーグ首位というのも・・・。パスミスだらけで敵ながら心配になるレベルでしたが、とはいえ後半の終わりのほうはベンフィカが流していたこともあり、カウンターで何度もチャンスを作っていました。後半だけ見ると、ベンフィカの出来も良くはありませんでしたけれど、前半は良い試合だったそうです。ヌーノ・ゴメスはさすが、試合に出るとちゃんと点を取りますよね~。

ジェスス監督の談話:
「試合のレベルがいくらか低くなったのは確かだが、私たちは何人かの選手をプレーさせなければならず、もちろんそれはリスクだ。フィリップ・メネセスは最初少しナーバスになっていたが、そのうち解き放たれた。ヌーノ・ゴメスは点を決め、ジュリオ・セサールはゴールをよく守った。
失点をしなかったことに満足している。ベンフィカは90分の間中試合を支配することはできないだろうし、相手はチャンスを作る。偉大なチームというのは、必要なときには苦しむことを知っているものだ。」
アイマールがプレーしていたら、4点は確実に取れていたような気がします。ベンフィキスタの間でも、試合終了直後は得点が2点だけだったことに不満の声が少し。4点以上取らないと物足りなく感じる、というのもすごいですけれどね。いつもいつも大量得点はもちろん無理、ただ、3点目が入っていればカルドーソを休ませることができたはずなので、その点は少し残念です。

フィリップ・メネセスは、試合のビジョン、テクニック、上手いパスなどにより、合格点の出来だったようです。
ルーベン・アモリムが、起用法に不満があったらしく、ファンに挨拶をせずにさっさとロッカールームに引き上げようとしたために、ジェスス監督に「どこ行くんだ?!」と怒鳴られる場面が。ジェスス監督は「彼はum menino(子供?)だ。まあよくあることで、たいしたことじゃない。」としていますが。なんだろう? また夜にでも時間があったら書きます。

その他のELの試合の全結果。ローマとラツィオが負けていますね。ベンフィカと同グループのエバートンはホームでアテネに大勝。やっぱりベンフィカも4~5点入れなくちゃいけなかったかな:

Grupo A
Ajax - Timisoara, 0-0
Dínamo Zagreb - Anderlecht, 0-2
(Blanco, 74; Legear, 88)

1.º Anderlecht, 3 pontos
2.º Ajax, 1
3.º Timisoara, 1
4.º Dínamo Zagreb, 0

Grupo B
Lille - Valência, 1-1
(Gervinho, 86) (Mata, 78)
Génova – Slávia Praga, 2-0
(Zapater, 4; Sculli, 39)

1.º Génova, 3 pontos
2.º Valência, 1
3.º Lille, 1
4.º Slávia Praga, 0

Grupo C
Hapoel Telavive - Celtic, 2-1
(Vucicevic, 75; Lala, 88) (Samaras, 25)
Rapid Viena - Hamburgo, 3-0
(Hofmann, 35; Jelavic, 44; Drazan, 76)

1.º Rapid Viena, 3 pontos
2.º Hapoel Telavive, 3
3.º Celtic, 0
4.º Hamburgo, 0

Grupo D
Heerenveen – SPORTING, 2-3

(Sibon, 12; Dingsdag,77) (Liedson, 17, 40 e 88)
Hertha Berlim - Ventspils, 1-1
(Piszczek, 34) (Gauracs, 48)

1.º SPORTING, 3 pontos
2.º Ventspils, 1
3.º Hertha Berlim, 1
4.º Heerenveen, 0

Grupo E
CSKA Sófia - Fulham, 1-1
(Michel, 65) (Kamara, 62)
Basileia - Roma, 2-0
(Carlitos, 11; Almerares, 87)

1.º Basileia, 3 pontos
2.º Fulham, 1
3.º CSKA Sófia, 1
4.º Roma, 0

Grupo F
Panathinaikos - Galatasaray, 1-3
(Salpingidis, 78) (Elano, 5; Baros, 47; Sarriegi, p.b., 57)
Sturm Graz – Din. Bucareste, 0-1
(Tamas, 81)

1.º Galatasaray, 3 pontos
2.º Din. Bucareste, 3
3.º Sturm Graz, 0
4.º Panathinaikos, 0

Grupo G
Lazio – Salzburgo, 1-2
(Foggia, 59) (Schiemer, 82; Janko, 90)
Villarreal – Levski Sófia, 1-0
(Nilmar, 72)

1.º Salzburgo, 3 pontos
2.º Villarreal, 3
3.º Lazio, 0
4.º Levski Sófia, 0

Grupo H
S. Bucareste - Sheriff, 0-0
Fenerbahce - Twente, 1-2
(Topuz, 71) (Nkufo, 75 e 80)

1.º Twente, 3 pontos
2.º Sheriff, 1
3.º Steaua Bucareste, 1
4.º Fenerbahce, 0

Grupo I
BENFICA – BATE Borisov, 2-0
(Nuno Gomes, 36; Cardozo, 41)
Everton – AEK Atenas, 4-0
(Yobo, 10; Distin, 17; Pienaar, 37; Jo, 82)

1.º Everton, 3 pontos
2.º BENFICA, 3
3.º BATE Borisov, 0
4.º AEK Atenas, 0

Grupo J
Club Brugge - Shakhtar, 1-4
(Geraerts, 62) (Gai, 12; Willian, 19; Srna, 35; Kravchernko, 75)
Partizan - Toulouse, 2-3
(Krstajic, 23; Cleo, 67) (Siriex, 30 e 38; Pentecôte, 49)

1.º Shakhtar, 3 pontos
2.º Toulouse, 3
3.º Partizan, 1
4.º Club Brugge, 1

Grupo K
Sparta Praga - PSV, 2-2
(Hubnik, 76; Zeman, 87) (Reis, 80 e 90, g.p.)
Cluj – FC Copenhaga, 2-0
(Culio, 53; Trore, 75)

1.º Cluj, 3 pontos
2.º PSV, 1
3.º Sparta Praga, 1
4.º FC Copenhaga, 0

Grupo L
NACIONAL – Werder Bremen, 2-3
(Filipe Lopes, 68; Halliche, 76) (Frings, 39; Pizarro, 55 e 84)
At. Bilbau – Áust. Viena, 3-0
(Llorente, 8 e 24; Muniain, 56)

1.º At. Bilbau, 3 pontos
2.º Werder Bremen, 3
3.º NACIONAL, 0
4.º Aust. Viena, 0


PREVIA [EL] Benfica - Bate

2009年09月17日 22時32分13秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
思いっきりテンション下がっていますが、今晩現地時間20時よりELのBATE戦です。日本では午前4時から。後半ぐらいから見ようかなあ~。

各紙の予想スタメンがばらばらなので、どんな風になるのか全然予想ができません。A Bolaは、ペイショトがアイマールのポジション、左SBにシャフェル、右SBにマキシ。Recordは、フィリップ・メネセスがアイマールのポジション、ルーベン・アモリムがラミレスのポジション、そしてフォワードになんとヌーノ・ゴメスがカルドーソとコンビ。O Jogoはディ・マリアがアイマールのポジションで、コエントロンがディ・マリアがいつもやっている左サイド。
つまり、3紙がアイマールの場所にそれぞれペイショト、メネセス、ディ・マリアとばっらばらな予想です。中でもRecordのは大胆な予想すぎ。changeが多すぎなのでこれはないんじゃないかと。O Jogoの予想-ディ・マリアが10番のポジションに行って、コエントロンが左に入る布陣が一番シンプルで変更点は少ないので、これじゃないかなあと個人的には思いますが・・・。ただそれだとレギュラー全員が週末のリーグ戦に中二日になってしまいますね(アイマール以外)。ということはもっとローテーションをするのか・・・。

昨日は動揺のあまりジェスス監督の記者会見の内容を書けませんでしたが、一応書いておくと、パブロの不在について、
「一週間に三試合あるときは、ベンフィカのような良いチームはいくつかの解決策を持っていなければならない。
BATEは旧ソビエト連邦のチームの通常の特徴を備えたチームだ。戦術的に規律正しく、カウンター攻撃が素早い。試合のリズムを止めるため、守備の武器としてファウルを良く使うというのが私の印象だ。」
わりとフィジカルなタイプのチーム? それでアイマールは温存となったのかな。昨日も書いたとおり、パブロは日曜日の試合で90分プレーしています。なので、この時点で、もう木曜日の試合ではプレーしないことが決まっていたのではないかという見方もありますね。確かに、そのとき点差もついていたのに、75分ぐらいで交代させないのは妙だなとはちょっと思いました・・・。O Jogoには、「アイマールは、一週間に三試合プレーしなければいけないとなると、困難を感じる。そういう事態はこれからほとんど起こらないだろう。」と書いてあります。困難を感じるって、具体的に言うと、疲れるのか、どこかに不調が起こるのか、よくわかりませんが・・・。怪我の前歴が非常に多いので、特別なケアが必要、とのことです。ELを勝ち進むと、そうも言っていられない場面になりそうですけれど、無理をしていいことは今までも一度だってなかったので、何かが起こる前に休むというのはたぶん良いことなのでしょう。もう既に何かが起こっているのでは?!とすごく心配になってしまうのが困るところです。

相手のB監督さんによると、BATEはルスでリラックスした姿勢で試合に臨むそうで、この試合のための特別な準備はしなかったそうです。:
「アウェイで引き分けならもちろん良いことだが、我々は勝利のメンタリティーを持っているので勝ちに行く。
リーグ戦でのベンフィカの試合を見て、このチームがとても気に入ったよ。攻撃と強い守備があり、非常に良い選手たちによってバランスが取れている。」
それはどうも。しかしリラックスして試合に臨むってなんだかのんびりしていますよね。勝ちに来てくれると大変ベンフィカにとってはありがたいです。がっしり守られるのが一番厄介なので。

この試合から、審判が6人となります。ゴール一つにつき1人の審判が配置されるため、現在の4人から2人増えることに。主にエリア内に飛んできたクロス、コーナー、シュートなどについて見極めるそう。それよりも、PK判定についてしっかり見て欲しいものです。良い効果があるようならば、チャンピオンズ・リーグのほうにも広めていく予定だそうです。
 



召集外って・・・

2009年09月16日 23時40分31秒 | LIGA SAGRES 09-10
今全部記事を書き終わった後で、そろそろ木曜日のBATE戦の召集メンバーが発表される頃かなと新聞サイトをチェックしたところ、アイマールが召集外?? すごいショックなんですけれど・・・。みんな週末の試合に備えての温存だと納得しているようですが、そ、そ、そうなの??? いくら体力ないといっても、普通の状態のときなら中三日の試合は大丈夫のはずだし、実際昨シーズンもやっていたし、代表に行ったわけでもカナダに行ったわけでもないのに・・・。やっぱりどこか不調があるのかと考えずにはいられません。だって、ベンチ・スタートならともかく(それだって変ですが)プレー可能なのに大事なヨーロッパ・リーグの試合で召集外って、ちょっと考えられなくないですか?! BATEはベラルーシのチームですが、ダントツでリーグ首位を独走しています。去年CLに出てユベントスを破ったことから考えても、実力的にベンフィカと互角なのではないかと考えられます。そのチーム相手にアイマールを温存?! うーん、パブロにどこか悪いところがない限りありえないと思うなあ。Serbenfiquistaでは、パブロのポジションにペイショト、または新加入のフィリップ・メネセスが入るのでは?と憶測されています。でも、それもかなりのリスクのような・・・。特にブラジルから来てまだ2週間のフィリップが先発とか、信じられないんですけれど。

召集メンバーは:
GK: Júlio Cesar and Moreira
Defenses: Luisão, Sidnei, David Luiz, Shaffer and Maxi Pereira
Medium: Philip Menezes, Rúben Amorim, Javi Garci'a, Ramires, Fábio Coentrão, Di María and Cesar Peixoto
FW: Cardozo, Keirrison, Nuno Gomes and Saviola

パブロの他にGKのキムも召集外。これもちょっとびっくり。ジェスス監督はよっぽどBATEを組し易い相手だと考えているのでしょうか。

Serbenfiquistaのみんなの書き込みを見ていると、日曜日のリーグ戦のLeiria戦を心配している人がたくさん。昨シーズンこのチームはいなかったので、昇格組みですよね。ベンフィカと歴史的に何かあるのでしょうか。BATE戦よりもLeiria戦のほうが心配だという人までいます。ジェスス監督も同じ考えなのかな。確かにアウェイではありますが、解せない・・・。

妙なのは、16日付けのA Bolaにヨーロッパ・リーグを控えてのアイマールのコメントが載っていたこと:
「物事はとても上手く行っている。毎日一生懸命練習することが必要だ。僕らはまだ長い道のりの始まりにいて、これから困難なことは現れるだろう。僕らはヨーロッパで新しいステージを始める。僕らのファンたちは僕らが成功するために後押しを続けてくれるだろうと確信している。ファンの力を感じることは本当にファンタスティックなことだよ。彼らはクラブの真の魂だ。」
普通にELの試合に出るつもりのようなコメントに思えますが・・・。
それから、この前の日曜日の試合、アイマールは90分のフル出場でした。特に後半疲れている様子もなかったんですよねえ。前半あまり走っていなかったからかな?なんて思ったほど。試合終了後、相手選手にやけに親しげに肩を抱かれていましたが、余裕の笑顔だったし。その選手てっきりアルゼンチン人かと思ったらポルトガル人だったんですけれどね。









一夜明けて

2009年09月15日 22時27分31秒 | LIGA SAGRES 09-10
完勝から一夜明けた月曜日の練習は、スタメン組みはランニングとジムでの回復運動、サブと途中出場組みはユースの選手との練習試合でした。この試合はネットでライブ放送があったらしく、ベンフィキスタたちは見ることができたみたい。(日本時間では午前2時ぐらいからでした・・・) ウェルドンとコエントロンのゴールでシニア組が勝っています。見ていた人によると、コエントロンが一番良くて、また新加入のフィリップ・メネセスもとても良かったそうです。コエントロンは本当に、ディ・マリアと甲乙つけがたいくらい最近いいですよね。味方選手との連携が上手な分、コエントロンのほうが個人的には好きかも。サラゴサでどうして上手く行かなかったのか不思議ですが、嫉妬とか外国人いじめとかあったのかなあ。 

ベンフィカの怪我人は今のところカルロス・マルティンスのみ。
木曜日のELの試合の審判はドイツ人のKnut Kircherさんに決まりました。
これからは、グラウンド上で審判に文句を言うのはキャプテンだけとなるそうです。無用なイエロー・カードを防ぐため。

昨日の試合のことで話題になっていることをいくつか。
左SBは結局ペイショトが先発しました。Recordは「良いプレーだったので、ポジションを勝ち取った。」としていますが、Serbenfiquistaでは、シャフェルのほうがいい!という人が多いようです。確かに、ちょっと恐ろしいパス・ミスが何度かあって怖かったですよね。シャフェルのときはそこまで致命的なミスというのはあまりないですから・・・。ただベンフィカ3点目のFKのもとになったファウルもこの人が取ったものですし、ボール・キープは上手そう。クロスは圧倒的にシャフェルのほうがいいのですが。難しいところです。

それからオフサイドのこと。ベンフィカ2点目と4点目はオフサイドでは?とテレビの実況で言われていたようです。4点目のは、コエントロンが出した時点でラミレスがオフサイドのポジションかどうかだと思うのですが、もしかしたらそうかも。2点目は・・・オフサイドのルールが実はよくわかっていませんけれど、前にGKしかいないときでも、攻撃の選手は前方にいる味方の選手にパスできないんでしたっけ?

サビオラがベンフィカTVのインタビューに答えています。アイマールについて触れているところだけ:
「リーベルのとき以来10年もアイマールと一緒にプレーしていなかった。僕らはずっとグランドの中でも外でも良い友達だ。彼と共にグラウンドにいるのはいいことだよ、だって彼はすごいパスの能力と魔法を持った選手だからね。」
サビオラがゴールをしたときのアイマールの嬉しそうな純粋な笑顔が印象的でした! 「我がことのように喜ぶ」とはこういうことを言うのかな。Serbenfiquistaでも、「サビオラのゴールでアイマールがハッピーになっているのがよくわかった」と言われています。でも、パブロってばラミレスのゴールのときは打って変って「ああ、そう」という感じ。お友達でない選手の(たぶん)ゴールではこれってちょっと露骨なんじゃ?と思ってしまいましたよ~(笑)。

アルヘン・メディアではサビオラの代表召集の可能性などが報じられているようです。ディ・マリアとサビオラが召集されたら、アイマールがやっぱり気の毒だなあ。我がことのように喜べるように今から心の準備をしておこう・・・。
そういえばマラドーナは、別に選手と話に行ったのではなくて、イタリアにダイエットをしに行ったらしいですね。あと5キロ体重を落とさないといけないとか・・・。(I'm lost for words...)

昨日載せた写真ですが、もっと大きいサイズのものを発見したので。サビオラとの写真は名作が多いけれど、これもまた殿堂入りしそうな(いったいなんの?!笑)いい写真だなあ。10番、20番、30番、つまりアルゼンチン人三人組。


この試合のユニはいつもと違い、赤と黒の上下でした。赤白よりも、こちらのほうが好きです。


[Liga 4] Belenenses 0-4 Benfica

2009年09月14日 18時37分56秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート


相手が弱すぎるかも・・・。後半とか、少し練習試合みたいな感じでした。(あっ、贅沢ですね、そんなことを言っては。)

今日の試合は、サビオラが文句なく素晴らしかったです! 1ゴール1アシスト。前半6分のゴールは、マラドーナばり、メッシばりのディフェンスを抜き去ってのもの。
Saviola Golo (0-1) (Belenenses 0-4 Benfica)


対照的にアイマールは前半、すごく悪かったです(汗)。ふわふわとグラウンドを漂っていて、あんまりボールに触る機会もなく。いつもの全身全霊打ち込んでのプレーではなく、どこか心ここにあらずという感じ。なんだったのだろう・・・。
ついでに、ディ・マリアも良くなかったですね。こちらは、「ワールドカップに行けないかもしれないショック」かも。(毎晩南アフリカに行ける様にお祈りしているそうですから)

ハーフ・タイムにジェスス監督に活を入れられたのかどうか、アイマールは後半ずっと良くなりました。(ということはパブロも何かメンタル的なもの??)
興味深いのは、パブロが良くなったら、チームも良くなってどかどかと点が入りだしたこと。早々に前半6分にサビオラのゴールで得点した後、これは今日も8点ペース?と思ったのに、アイマールを始めみんなセーブ気味でそのうち点入るでしょ、とあんまり力がこもらないプレーぶり。結局1点だけで前半が終わってしまったんですよね。たぶんジェスス監督から、さっさと2点目入れろ!とでも言われたのでしょう、後半は滑らかにボールが回り、多彩なプレーから点が入りました。2点目は中盤から綺麗にボールをつなぎ、サビオラの素晴らしいラスト・パスからカルドーソのゴール、3点目はアイマールのフリー・キックからハビ・ガルシアのヘディング・ゴール、4点目は中盤をパブロが素早くボールを運んで、サビオラを挟んで(だったかな?)、コエントロンのラスト・パスが(アイマールに出したのでしょうが)相手ディフェンスに当たって、それをラミレスがゴール。
(ダイジェストがあれば文章で説明しなくても一目瞭然なんですが、サビオラの1点目しか見つからなくて。上の写真、埋もれているのはサビオラで、パブロの背中をぎゅっと掴んでいるのはサビオラの手ですよね?)

ジェスス監督の話:
「試合に力強く入ることが大切だったが、幸いサビオラの偉大なプレーにより早い時間帯に得点ができた。ベンフィカはリードしているときにはとても強い、なぜならスペースがあるからだ。時間の経過と共にリードしている状況では事はもっと簡単になることを我々は知っていた。

国内でチャンピオンになることは大きな目標だが、ヨーロッパ・リーグでも勝利したいと思っている。できるだけ先まで勝ち進みたいので、最初の目標は次のステージに進むことだ。この勝利を消化し、フィジカル的に回復するようにする。また選手たちにはお祝いを言いたい。長いこと勝利できなかったスタジアムで成功を収めたのだから。レステロで勝つことは決して簡単ではない。」
今日はすごく簡単に思えました~。でも確かに昨シーズンも無得点引き分けなんですよね。ジェスス監督は、「昨シーズンの二倍のパフォーマンスを見せる。」と約束して監督に就任したわけですが、Serbenfiquistaでは「二倍どころか十倍のパフォーマンスなんじゃ?」と言われています。といってもまだ先は長いので、浮かれていてはいけませんね。今日の試合もベンフィカのプレーは良いというほどではなかったので。(良くなくて、0-4で勝てるというのはある意味すごいですけれど。)

新聞の採点:

    A Bola O Jogo
QUIM........7...7
R.AMORIM....6...6
LUISÃO......7...7
DAVID LUIZ..7...5
JAVI GRCIA..6...7
RAMIRES.....7...7
DI MARIA....5...6
AIMAR.......6...6
CARDOZO.....6...6
SAVIOLA.....7...8
(M PEREIRA..-...5
F.COENTRÃO..6...6
KEIRRISON 6...6)

ところで、最近のアルゼンチン代表を巡る騒ぎはパブロたちに影響を与えていたような気もしますが、その渦中のマラドーナは月曜日午前10時にBilardoと会う約束をしていたにも関わらず、なんと前の日の夜にマドリード行きの飛行機に乗り込んで、スペインへと飛び去ってしまったのだそうです。敵前逃亡?!? Oleは「何人かの選手に南米予選最後の二試合に召集しないことを説明するためらしい。」としていますが、ええっ?! Oleの続報では、「首切りを伝えられた選手の顔を見るため」だって。また、メッシとマスチェラーノになぜ代表では活躍できないのか聞くらしい。そんなこと聞かれてもメッシたちも困るでしょうね~、選手の起用法を考えるのは監督の仕事かと・・・。





Árbitro: Olegário Benquerença, assistido por Bertino Miranda e José Cardinal.

Belenenses: Nélson; Mano, Beto, Diakité, André Pires; Gabriel Gomez, Barge, José Pedro, Celestino; Yontcha e Fredy.

Suplentes: Assis, Rodrigo Arroz, Fellipe Bastos, Ivan, Cândido Costa, Pelé, Lima.

Benfica: Quim; Rúben Amorim, Luisão, David Luiz, César Peixoto; Javi García, Ramires, Aimar, Di Maria; Saviola e Cardozo.

Suplentes: Júlio César, Schaffer, Keirrison, Maxi Pereira, Coentrão, Nuno Gomes, Sidnei.

Marcadores: Saviola (5), Cardozo (56), Javi García (75), Ramires (87).

Acção disciplinar: Amarelo para Celestino (40), Javi García (49) e Luisão (84).

PREVIA [Liga 4] Belenenses - Benfica

2009年09月13日 22時00分03秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
久しぶりに試合ですね、緊張します。現地時間18時からですから、日本では午前2時から。今シーズンはやけに早い時間帯の試合が多いような気がします。困るなあ、絶対寝過ごしそう・・・、だからといって午前2時まで起きていたら睡眠2時間になっちゃうし。

昨日の召集メンバーの中で、マキシとメネセスの召集入りについては書きましたが、逆にGKのモレイラとFWのウェルドンがいないのが目を引きます。モレイラの替わりに今シーズン加入したばかりのジュリオ・セサールが召集入り。またウェルドンは怪我が治って今週はずっとチーム練習に参加していたのに、どうしたんでしょう。

O Jogoの予想スタメン:

12 Quim
14 Maxi
4 Luisão
23 David Luiz
25 Cesar Peixoto
6 Javi Garci'a
10 Aimar
8 Ramires
20 Di Maria
30 Saviola
7 Cardozo

左SBは結局ペイショトなのかな。カルドーソについては、まだ睡眠不足だそうなので、スタメンでない可能性も充分あります。

相手のベレネンセスについては、ジェスス監督が2シーズン率いたことがあるのに加えて、このチーム出身の選手がベンフィカに何人かいます。ジュリオ・セサール、ルーベン・アモリム、ペイショト。またベレネンセスにはベンフィカからレンタルされている選手が。アドゥとフィリップ・バストスです。スペインなどだとレンタルしている選手は試合に出れない契約があったりしますが、ポルトガルではないのでしょうか。

明日の試合には二万人が訪れる見込み。ルス以外のスタジアムでこの人数というのはすごいですね。ポルトガルでよくある数千人の観客だとテンションが下がるので(きっと選手たちも)いいことだと思います。
ベレネンセスは今のところ1勝1敗1分。ジェスス監督は「去年よりは強いチームになっているので、難しい試合になるだろう。」と言っていますね。去年の対戦がどうだったかといいますと、全く記憶にないので自分のブログで調べたところ、相手ホームでは0-0([Liga 15] Belenenses 0 - 0 Benfica)、ルスでは、3-1で勝利([Liga 30] Benfica 3 - 1 Belenenses)。恐ろしいことに、自分の記事を読み直しても全く試合がどうだったか思い出すことができません! 前半戦のほうはなんとなく覚えているけれど、後半戦は・・・。しかも最終節だったらしいのに・・・。どちらの試合ともぱっとしないものだったことが自分の文章からも伺われます(苦笑)。すごく詰まらない記事だもの。ベレネンセスは残留争いをしていたようですが、残留できたということですね。

最後に、ジェスス監督は記者会見でこんなことを聞かれました。「ベンフィカの多くの攻撃の動きは、アイマールとサビオラのようなbaixinhos(小さい人??)から生まれている。これから冬が来てグラウンドが悪い状態になったり、危険なファウルが理由で、チームの創造性の源を失うことを恐れてはいないか?」
ジェスス監督の答えは:
「その話は何年も前なら理由があった。説明しよう。何年も前は、雨が降るとグラウンドは泥がたくさんで重くなった。そして、体重の軽い選手には自分のサッカーをすることが難しいことが多かった。でも今では、雨が酷いときでも、我々のスタジアムは性能が良くなり彼らはプレーすることができる。私はそのような問題は恐れていないよ。」
うーん、ルスはまだ良くても、他のスタジアムの水はけはかなり悪かったと思います。またルスも、ロマレダよりは排水の性能が良くないように見えました。ちなみに日曜日夜のリスボンの天気予報は、thunderstorms、つまり雷雨です!! 降水確率40%。(ベレネンセスはリスボンのチームなので、スポルティングとよりは小型ですが一応darby match。) 選手たちに怪我がなく、勝利をおさめることができますように!

メッシとのチャリティー試合

2009年09月13日 00時29分48秒 | LIGA SAGRES 09-10
日曜日のベネレンセス戦に向けて召集メンバーが発表されています。

GK: Quim and Júlio Cesar.
Defenses: Shaffer, Luisão, David Luiz, Sidnei, Maxi Pereira and Cesar Peixoto.
Medium: Ruben Amorim, Fábio Coentrão, Di Maria, Philip Menezes, Pablo Aimar, Ramires and Javi Garci'a.
FW: Cardozo, Nuno Gomes, Keirrison and Saviola.

19人が召集。マキシ・ペレイラが招集に復帰、フィリップ・メネセスがメンバー入り。南米から戻ったルイソンとカルドーソについては、日曜日もう一度フィジカル状態をチェックするそうです。

右の写真は、合成写真ではないかと。サラゴサ・ユニを着たアイマールのこの写真が記憶にあるので。
A Bolaしか報道していないのですが、12月27日にパナマで行われる「メッシと友人たち」対「世界選抜」のチャリティー試合に、アイマールはメッシのお友達チームのほうで招待されているそうです。この時期にメッシからご招待なんて、マラドーナへのメッセージじゃないのぉぉ~なんて思ってしまいますが、違うか。メッシ・チームにはフェルナンド・トーレスもいるそう。パナマとは不思議な開催場所ですが、クリスマス時期ですし楽しめればいいですね。(怪我さえしていなければ!) 今年もリオ・クアルトでもチャリティー試合はあるのかな。

そのマラドーナですが、なんだかかなり無茶苦茶な状況になっているようで・・・。
AFAのオフィシャル・ページがハッカーに一時乗っ取られ、トップにブラジル・ユニを着たマラドーナの合成写真が載せられたそうです。今もオフィシャルはシャットダウンしたままですね。

個人的には、そんなニュースよりももっと怖かったのがこちらのOleのページ:Premios y castigos
マラドーナの不満は本物。ガゴ、マキシ、ミリートが最初の脱落者となるだろう。脱落する選手はもっといるかも。こうして国内からの戦士が順位を確保するために戦うことになるだろう・・・
と書いてあります。
ガゴは態度が悪いため、マキシはプレーが悪いため、ミリートは・・・理由さえ書いてありませんけれど、パラグアイ戦はベンチにもいなかったのでたぶん落ちるだろうと・・・。その他にブルディッソとリッサンドロも代表落ちが濃厚。
逆に新しく呼ばれそうなのは、ガライとセビージャのFederico Fazio。一応メッシ、テベス、アグエロはステイする模様。
国内から、ベロン、オタメンディに加えて、フォワードとしてスキアビ、パレルモ、守備としてCellay、Clemente Rodriguez, 中盤としてBolatti、Braña、 Salvio、その他にBlancoとCuberoの名前が挙がっているそうです。といっても、誰も知りませんけれどね。またトップ下にはダレッサンドロがほぼ確定(と書いてあるような・・・)、同じチームからGuiñazú。   

2年にも及ぶ南米予選の最後の2試合、それもワールドカップ出場を賭けての大舞台で、召集メンバーをほぼ入れ替え、その上代表初召集の選手が多数なんて、誰が見たってクレージーとしか思えません。この中ではダレッサンドロがまともに見えるくらいですよね(苦笑)。そのダレにしたって、一体何年ぶりのプレーになるんだか・・・。
それにしても、20分ぐらいの出場で失格の烙印を押されるディエゴ・ミリート、気の毒すぎです。それから、21歳だか22歳だかでチームを背負わされ敗戦の責任を取らされているメッシも・・・。アイマールがいつもメッシやディ・マリアについて言っているじゃないですか、「まだ若いんだから、あまり多くのものを背負わせてはいけない、ゆっくり成長してもらえばいいんだから。そのためには周囲のサポートが絶対に必要。」って。いくらサッカーが上手くたって、21~22歳なんて完全に大人とは言い切れないでしょう。マラドーナよりも20歳若いアイマールのほうがずっとちゃんとした監督をできそうです・・・。(代表復帰は絶望的のようだから、もういっそ監督としてワールドカップを目指すとか・・・、はあ~~。)

マラドーナに比べてジェスス監督は安心できるわ、と思える今日この頃ですが、Recordによると、ベンフィカの選手たちは練習場に合宿していて家に帰れないそうです。ええっ、本当なんでしょうか。選手が「家族にも会えないじゃないですか。」と言ったら、「でも自分でこの職業を選んだんでしょ。」と言ったとか。そ、それもちょっと怖いな。短すぎる記事で詳細がわかりませんけれど、長期の合宿ではないのかも(そう思いたい)。今の時期にそこまでするのもどうかなとちょっと思ったりします。

迷走に思えるけれど・・・

2009年09月12日 00時35分21秒 | LIGA SAGRES 09-10
マラドーナの新たな記事を読んで、駄目だ、こりゃ・・・。
Oleによると:
マラドーナは選手たちのレベルに失望している。メッシとアグエロまでが、彼のお気に入りの座から滑り落ちた。彼は、もっと多くの国内の選手を招集することを考えている。はあ。
「はあ」って私が付け加えたのではなくて、記事の中にもともと「Ay」と書いてあるから・・・。
マラドーナはとことん監督に向いていないですねえ。クラブで活躍していて、実力については疑いがない選手が代表では活躍できないのは、誰が見たって使い方、戦術が悪いからでしょう~。どうして自分が悪いのではなくて選手が悪いということになるかなあ。そして、なんで更に国内の選手?!

今朝いつものようにCNNを見ていたら、CNNまでもがアルゼンチン代表の危機を報道していて驚き。わざわざブエノスアイレスからのレポート付きでした。アルゼンチンのスポーツ記者から話を聞いていましたが、彼によると、「He won't quit. Why? Because of his pride, his love for football.」だって。プライド~?? そういえば、94年のワールドカップでマラドーナは薬物違反で大会追放になったんですよね。当時は、「馬鹿なことする選手もいるものだなあ」としか思わなかったけれど(イタリアを応援していたので)、今考えると国民に対するものすごい裏切りですよね。そんな過去があると自分から辞めるとは意地でも言えないのかも。(そういう人に代表監督を任せること自体すごいですけど)

Oleの「誰が一番悪いのか?」というアンケートでは、マラドーナが悪いと答えた人が5割弱。これは多いのか少ないのか微妙な数字ですね。


そういうわけで、アイマールの代表復帰は全くなさそうです。ベンフィカで良いプレーをしてくれればいいかなと思うものの、どんなに良いプレーをしても代表に呼ばれる可能性がほとんどない、というのはモティべーション的にどうなんでしょう。あまりいい影響がなさそうで、心配です。 昨日、「今更呼ばれても困る。」と書いたし、ファンとしては確かに困るんですけれど、パブロ本人は召集されたら一点のためらいもなく、100%喜び勇んで試合に向かうことは間違いありません。初召集される国内の選手よりは貢献できそうなんだけれど・・・、まあ、ここで何を言ったって無駄だしね(苦笑)。

パラグアイ代表からカルドーソがリスボンに戻ってきます。カルドーソは片道8700キロの道のりを帰ってくるのですが、今回の代表2試合での出場時間はたったの2分。2分のために片道8700キロ!! それもちょっと何だか・・・でも誰かが怪我して出場が回ってくる可能性もあったわけですから、仕方ないですね。旅の疲れだけで、試合の疲労はないわけで、日曜日の試合には先発できるかも。飛行機の席もビジネス・クラスらしいですし。



1901年から2000年までの間で、ベンフィカは世界で9位のクラブに入るのだそうです・・・。ヨーロッパの大会での成績を計算しているみたい。アイマールじゃないけれど、過去の栄光にばかりすがっているのも良くないですよね、ベンフィカ。
ちなみに順位はこんな感じです:

1. Real Madrid, Esp
2. Juventus, Ita
3. FC Barcelona, Esp
4. AC Milan, Ita
5. Bayern Munchen, Ger
6. Inter Milan, Ita
7. Ajax, Hol
8. Liverpool, Eng
9. Benfica, Por
10. Anderlecht, Bel


"Yo voy a seguir..."って・・・

2009年09月10日 23時05分29秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
あらら、アルゼンチン、軽く負けちゃいましたね・・・。用事があって後半しか見れませんでしたけれど(それも切れ切れに)、ここまでボロボロに弱いとは思わなくて(汗)。
さすがにOleの記事は的確に試合を総括しているので、訳しますと:
パラグアイはワールドカップ出場を手にし、アルゼンチンはぎりぎり・・・プレーオフ! 代表はブラジル戦の打撃から立ち直ることが出来ず、ロサリオでの試合よりも悪いプレーぶりで、手痛い敗北。本当に手痛い。

チームの生ぬるさは変わらなかった。攻撃面でのアイデアもなく、中盤でのボール奪取もなく、最終ラインでの連帯もない。これでは、パラグアイで勝つことは難しい、ロサリオでも、エセイサのAFAの練習場でさえも。フィジカルもなく、リアクションもないアルゼンチンは、パラグアイが1点しか入れなかったことに感謝するべきだろう。ベロンは2枚目のイエローをもらい、アルゼンチンは40分の間1人少ない状況で不可能な努力をすることになった。パレルモとスキアビを入れるというマラドーナの必死の交代も、ラベッシ(ダトロに替わって途中出場)の試みも、早々に宣告された敗北を変えることはできなかった。
アイマールがよく言う、「チームとしてプレーできていない」というものですね。Oleの他の記事中にあったとおり、「このアルゼンチンは一晩中プレーしても追いつけそうもなかった」。降格したときのサラゴサを思い出させるような試合でしたよ(ぶるっ)。ただ幸いリーグ戦と違って毎週試合が押し寄せてくるわけでもないし、無尽蔵にイレブンは変えれるんですから、どうにかなりそうな気もしますが・・・。
問題は、マラドーナが"Yo voy a seguir..."(I'm going to continue.)。 ええっ?!! いや、右のサブ・メンバー表を見たところ、今日ディエゴ・ミリートはベンチ入りさえしていないじゃないですか! 怪我? そうでなかったら、マラドーナの頭はおかしいとしか思えないです。スキアビって一体誰??

アルゼンチンの人は、これで南アフリカ行きについてどう思っているのかというと、Nacionのアンケートによれば:



約80%の人が「行けない」と答えているなんて、びっくりするほど悲観的ですね。
アルゼンチンは現在勝ち点22で5位。4位は勝ち点23のエクアドル、6位は勝ち点21のウルグアイです。4位までがワールドカップ出場確定、5位は北中米とのプレーオフ(今の順位だとコスタリカと)、6位だとワールドカップには行けません。そしてアルゼンチンの残り試合は10月10日ペルー戦(ホーム)、13日ウルグアイ戦(アウェイ)。
全部の国の対戦予定は:



うーむ、これで見ると、アルゼンチンは次節ペルーに負けるとほぼ絶望的になりそう。普通に勝ったとして、エクアドル-ウルグアイの結果がどうなるかが・・・。ウルグアイのホームでは勝てそうもないですもんね。でも、マラドーナ続投では、なんだか意地になっている感じなので、選手の選考は変わらないかも。少なくとも、出場停止が解けるディ・マリアは復帰するでしょうけれど。ちなみに、マラドーナは辞任するべきかどうかのアンケートでは、86%の人がSiなんですが・・・。



以上、長々とアルゼンチン代表のことを書いてしまいました。正直なところ、ここまでチーム状態が壊滅していると、今更召集されても困るような気がしてきました、アイマール・・・。ところで、今までパブロはフリー・キックが得意じゃないなあと思っていましたが、今日メッシのFKを見て、メッシよりはずっと上手いかもなんて。

ベンフィカの情報は特にはなく、水曜日の練習は最初の30分間だけ公開だったみたい。A Bolaに、火曜日の練習についてだと思いますが、「アイマールとサビオラは練習のとき目を閉じてでもお互いにプレーできる。」と書いてありました。テレパシーでも使ってコミュニケーションしているのでしょうかね、この2人は。

全てのポジションに適材適所の選手がいるベンフィカ、でも左サイドバックだけが相変わらず決まりません。シャフェルに満足できないジェスス監督はペイショトを試しています。ただ昨シーズン、ペイショトはダイヤ型の中盤左をずっとやっていたそうで、左サイドバックをやったのはたった一度しかないのだとか。確かにあんまりサイドの守備の選手には見えないですね。

コエントロンがクラブと新たな契約を結び、違約金は2000万ユーロに設定されました。



Misticaインタビューもようやく終わりです

2009年09月09日 21時57分08秒 | インタビュー(Entrevista)
明日アルゼンチン代表は、運命のパラグアイ戦ですね。(写真は全く関連なし) でも、個人的には、アルゼンチンはワールドカップに行けるのではないかと思います。だって最悪プレーオフに回っても、北中米の国と試合でしょう? 楽勝できるだろうし、パラグアイ戦だって、パラグアイに少し油断があったりしそうです。
パラグアイのほうのスタメンを知りたくて、Oleを見たところ、

Villar o Aldo Bobadilla; Darío Verón, Julio César Cáceres, Paulo Da Silva, Claudio Morel Rodríguez; Enrique Vera, Jonathan Santana, Edgar Barreto, Cristian Riveros; Nelson Haedo Váldez y Salvador Cabañas.

全然知らない名前ばかり! それにやたら名前が長い・・・。とにかくカルドーソは先発ではないようです。
ついでなのでアルゼンチンのほうの先発は:

Romero; Javier Zanetti, Domínguez, Gabriel Heinze y Papa; Javier Mascherano, Fernando Gago, Juan Sebastián Verón y Jesús Dátolo; Lionel Messi y Sergio Agüero.

相変わらずディエゴ・ミリートを使わないんですね~。
試合は日本時間木曜日の午前8時からです。

さてベンフィカのニュースですが、火曜日練習が再開されて、ウェルドンが通常練習に復帰しました。
日曜日の試合の布陣情報ですけれど、常にマキシがレギュラー・チームでプレーしていたために、マキシの先発の可能性が高そう。中盤右はラミレスが早く帰ってきたので、そのままラミレスが先発となりそうです。後の攻撃陣は不動ですが、ケイリソンが練習では良かったそうで、代表から帰ってくるカルドーソのコンディション次第ではケイリソンの先発もあるかも。練習でアイマールとサビオラのコンビがまた完璧で観客席から拍手が。そういうわけで日曜日の試合のイレブンはポルトガル人なしになるかもしれません。

さて、長々と続けてきたMisticaのインタビューも今日で最後です。実は今日訳す部分はインタでは冒頭にあります。なんとなく代表がらみのところから始めてしまったために、後回しになっていました。すごくちょっとしかないんですけど。



子供たち、AgustinとSaraについて:

「彼らは僕の人生だ。彼らと一緒に遊ぶのが好き、あらゆる瞬間で彼らの存在を楽しんでいるよ。父親の役目というのには、質が大切で、量はそれほどでもないと考える人がいるけれど、そうではないね。僕は両方大切だと思う。それに、子供たちは15歳になると父親をうっとおしく思い始めるものだ。それから25歳になって、結局父親は正しかったとわかる。だから、今は、妻と一緒に僕の子供たちを楽しむ時期なんだ。」

ボールをプレーすることはいつだってアイマールの好きなことで、人生の主なページを埋めるものだが、他にもあまり知られていないものがある:読書だ。

「例えば300ページもの本を書く人の想像力にはいつも惹きつけられる。それは素晴らしい仕事で、僕は夢中になる、その中でも"100年の孤独"は一番だね。」

一度もプレーステーションに触ったことがないと言うアイマールの言葉だ。



あれっ、パブロ、以前のインタビューで子供たちとプレステをすると言っていませんでしたっけ? でも今調べたら原文をアップしていないから、わからないなあ。(これだから、インタビューはいつも原文を載せておかなくちゃ駄目ですね。) それとも、o mesmo homem que diz nunca ter tocado numa Playstation.ってそういう意味ではないのかな。スペイン語でさえ難しいのにポルトガル語なんてね、やれやれ。
ところで、パブロでも反抗期があったんだなあ、と思ってしまいました。そして、また「百年の孤独」の話を・・・。相変わらず読めていない私です。この本を理解するためにはラテン・アメリカのメンタリティーの理解が必要なのだそう。で、それって何かというと、まあいろいろあるのでしょうが、大きなものは豊かな想像力なんですって。うーむ、そう言われてみると、自分はすごく現実的な人間だと思います・・・。


Misticaインタの続き

2009年09月08日 22時48分13秒 | インタビュー(Entrevista)
火曜日は17時から練習が再開されます。日本時間だと午前1時からだからまだ少し時間が。代表戦から戻ったラミレス、コエントロン、ミゲル・ビトールが参加の見込み。

代表戦に行っているカルドーソとウレッタ(Sub20の代表合宿で10月まで続く予定)がパラグアイで会ったそうで、なにやらえらくのどかな場所での写真がRecordに載っていました。ウレッタたちはパラグアイ代表の練習場でトレーニングをしていたらしい。パラグアイといえば、次はアルゼンチン戦ですが、カルドーソはスタメンではないみたいですね。全然パラグアイは知らないけれど、サンタ・クルスとかがスタメンなのかな? カルドーソも調子良いのに!

あまりベンフィカのニュースはないので、新聞サイトもデータの紹介などをしています。
ベンフィカの得点の半分以上は空中戦からなのだそう。そうそう、意外に流れからは苦労していて、セット・プレーからの得点は多いような気はします。なにせ、Luisão (1,92m), David Luiz (1,89m), Javi Garci'a (1,86m) , Óscar Cardozo (1,93m) と大男が揃っていますからね~。それにしてもカルドーソは1m93cmもあるんですね! どおりでアイマールと並ぶと巨人と小人みたいだと思ったら・・・。とりあえず小人さんが正確なボールを蹴りさえすれば、巨人さんがヘディングしてくれる・・・と思えるくらい易々とセトゥバル戦ではセットプレーが得点になっていました。

ところでSerbenfiquistaでは、相変わらずアイマールのスレッドは盛況です。どうしてかというと、パブロが代表に行くのは疲れるからベンフィカのためには行ってほしくない人たちと、それはエゴイズムというものだよ、代表はアイマールの夢なんだから応援してあげなくちゃ、そのほうが選手のモティべーションも上がって結局はベンフィカのためになるんだよ!と言う人たちが議論しているから。ええと・・・アイマールはまだ別に代表に呼ばれていないんですけれど~! (そんな先走った心配をしなくても・・・)

さて、今日もMisticaから:


「一つのチームが成長しつつあり、またそれは自分についても同じ、ようやく試合に連続して出るようになり、フィジカル的にベストに戻りつつあると感じているから。それはチームのスタッフのおかげであり、また、ルイの僕への信頼にも感謝したい。ルイの、僕は4ヶ月間だけのための補強ではないという言葉は、僕に特別の力を与えてくれた、ソシオの人たちがベストなアイマールはまだ現れていないと繰り返し言っていたからね。」

「良いプレーをするのも僕だし、悪いプレーをするのも僕だ。例を挙げよう。君が生活の中で何か期待をしているとしよう、仕事か個人的なことで、あるレベルを求めてね。でも、それは君の期待であり、君の幸せだ。僕も一緒だよ。僕は自分の期待に応えているのであって、他の人々のそれにではない、例えそれが人々を失望させることになっても。」

「僕はベンフィカで、ポルトガルで幸せだとしか言えない。リーグ杯のタイトルよりももっとたくさんのタイトルを勝ち取るためにクラブを助けたいと願っている。ベンフィカにとって重要なのは、過去にではなく現在を生きること。クラブの素晴らしさについてはよく話されている。ぼくはクラブの成し遂げたことを賞賛しているよ。それをやり遂げた人々を称えている。でも僕らは現在のことを考えなければいけない。そして勝つことを。それが僕らの勝利するチームの基盤になるといいね。」

将来について:
「僕は家に帰るよ。両親、兄弟、甥たちのそばに住みたいんだ。人生の些細なことに幸せを見出したい:友情、家で何十人かでするチュラスコ、信じられないかもしれないけれど、それが一番僕を幸せにしてくれるんだ。」

でも、サッカーは?
「さあ、わからないな・・・。(この後の一文がわからない、私が。というか、結構興味深いところなので、間違って訳したら嫌だなと思って。今から7年後に監督になりたくなっていても、びっくりはしない・・・ほんとに? うーん、確認が必要ですね。)全然わからないよ。もしかしたら、今僕が言っていること、感じていること全てに反して、自分の話題がないように感じたり、サッカーにまた直接触れたいと感じるようになるかもしれないし。このスポーツの興奮、そしてその中毒性といったら。キャリアを終えた後に、自分の足にボールを失った怒りにどう反応するのか今は絶対にわからない。そう、僕は自分がサッカーを愛していることを知っている、だからずっとサッカーとつながっているよ、例えそれが僕の地元でだけでも。」


いやいや、頭いいんだし、ぜひ全国区で監督さんに。でも、ファンタジスタ・タイプの選手で監督になって成功した人はあまりいないですよねえ・・・。その前にそういう選手はあんまり監督になっていないのかな、マラドーナ以外思いつきません。

今日もMisticaより

2009年09月07日 22時46分02秒 | インタビュー(Entrevista)
日・月曜と練習はお休みなので、特にニュースはありません。ラミレスがアルゼンチン-ブラジル戦でイエロー・カードをもらい、累積で次節出場停止となるため予定より早くリスボンに帰ってきます。

今日はMisticaのインタビューを少し進められるかな。


バレンシアへの移籍

「ブエノスアイレスに移ったときほどのショックはなかった。僕はバレンシアに住むのは大好きだったよ。町、そこで送っていた生活、クラブが好きだった。たくさんの友達も作った。

僕らはとても上手く守備をして、必殺のカウンター攻撃をしていたんだ。そんな風にしてすごくたくさんの試合に勝ったんだよ!

僕はバレンシアでは良いキャリアを積んだと思う。二度も優勝したし。できるならば、20年後に僕らが勝ち取った優勝を記念してのイベントでみんなと会いたいね。僕がバレンシアで良いキャリアを積まなかったと言う人々がいたら、僕はそれには同意しない。でも、いろいろなことがあるから。もしも僕らが記者から電話でランチに誘われたのに行かなかったら、次の試合では良い点をもらえなかったりするんだ。彼らは好きなことを言う。見出しに僕の名前があればいいのさ。(←この部分はちょっと自信なし)」

とアイマールは、挑戦的に笑いながら言った。


うーむ、パブロ、記者にはかなり不信感があるみたいですね。サラゴサで、意味不明なほど新聞で批判されていたのには、そんな事情もあったりしたのかな。

サラゴサ以降の話:


「一年目は上手く行った、人々の期待を上回ってリーグ戦を終えることができて。でも次の年は・・・。僕らはチームとしてプレーしなかった、その上僕は手術をして5ヶ月もプレーできなかったんだ。」

ベンフィカ移籍について:
「ルイは僕に話をして、ベンフィカの巨大さを教えてくれた、それは僕自身後に目にしたわけだけれど。一方、バレンシアにいた監督と働くことができるのも重要だった。確かに、ベンフィカに来ていなかったらニュー・カッスルに行っていただろう、でも僕はベストな選択はこれだと思ったんだ。」

それでもサラゴサでの戦いの痕跡は残った。
「フィジカル面で一年目が簡単ではなかったことは普通だ。急いで回復して後でひどく失望するよりは、少しずつ良くなるほうが、ベターなオプションだといつも思っているよ。サラゴサで手術を受けたとき、自分の体が快適に感じるまでにかなり時間がかかったことを覚えている。最初、僕はスピードを大幅に失ってしまって、その結果自信も失ってしまった、グラウンドでやっていたいろいろなプレーは素早いことから生まれていたからね。ベストなコンディションでないと、最後には大きな恐怖を持つようになってしまい、あんまり活躍できないんだ。

幸いなことに、僕はスピードだけでなく自信も取り戻した。それにチームは数ヶ月前よりもボールをたくさん持つようになってきた。そのことは、僕には役立っていて、僕にもっと自信を与えてくれる、なぜなら僕はもっと試合に入れるから。一つのチームを作り上げているところだから、時間はかかるよ。カップ戦で一つ優勝したけれど、リーグ戦では山あり谷ありだね。」


このミスティカは2009年5月号なので、まだキケ監督が在任中でした。前半戦、ボールにあんまり触れていないなあと思っていましたけれど、本人もそう思っていたんですね・・・。
それから、スピード。本当に昨シーズンはスピードがなくて、大丈夫?!とすごく心配だったっけ。本人が一番わかることですよね。確かに今シーズンはすごく速くなっていて、一安心です。手術の影響というのはいろいろあるものなんだなあ。

(上の写真は、例のベンフィカ応援歌?DVDの宣伝写真です。合成写真としか思えないほど、サビオラとアイマールのちびっ子ぶりが目立っています。ほ、本当にこれ5人が同じ場所に立っているの?!?)

地味すぎ?!

2009年09月06日 22時32分47秒 | LIGA SAGRES 09-10
写真はおとといくらいのA Bolaの記事から:Menezes learns with Aimar. でもアイマールのユニは去年のもののような。
土曜日の午前中、ベンフィカは非公開練習(何も情報はなし)、日曜日と月曜日は二日続けてお休みです。

Correio da Manhaに、ディ・マリアは1月にバルセロナに去るだろう、という記事が載っています。それは困るなあ。シーズン途中で売るようなことはしないと思うのですが・・・。バルサだって充分強いんだし、何もそんな中途半端な時期に補強はしないと信じたいところです。

ポルトガル時間で未明だったブラジル-アルゼンチン戦を見た人たちの書き込みで、Serbenfiquistaのアイマールのスレッドが大賑わい(苦笑)。やはり「どうしてベロンがプレーできて、アイマールが召集さえされないのか理解できない。」との意見が。だよね~、なんて思っていたら、アルゼンチンの人から書き込みがあって、「アルゼンチンでは、サビオラのゴールはいつでも話題になるし、ニュースになる、モナコでも、セビージャでも、マドリードでも。でも、アイマールのことは一切報道されないし、誰も知らないんだよ。この前唯一ラジオで言っていたのは、ポルトガルでのアイマールは怪我ばかりで大失敗、ということ。」 だから、召集なんてされるわけない、というわけですね。はあ~。どうやらメディアの注目度がなさすぎ、地味すぎて、アルゼンチンでは完璧に忘れられた存在みたい。どおりで、この前マラドーナが「サビオラは代表に戻れる」と言っているのを読んで、「パブロはどうなんですか?!」と思ったものですが、マラドーナはアイマールの存在自体を忘れているんじゃないかと。たぶん、ベンフィカの試合チェックなどもしてなさそう・・・。(最近の試合を見ていたら召集外はありえないですもん。)普段からメディアの注目が大嫌いなパブロですが、ここまで来るととても困った事態ですよね・・・。

少しだけOleの記事に目を通してみました。記者会見でのマラドーナは意外に普通でまともなことを・・・。「責任は純粋に私だけにある。」とか「(セットプレーで)ルイソンとルシオがいつも来るのを私たちは知っていた。」とか。だったらなんで?と思ってしまいますが、わかっていても、上手く練習ができないのでしょうか。

でもOleの記事のほうは、「確かにマラドーナのせいにすることもできるだろうが、選手たちも所属クラブと同じレベルで活躍していないということを指摘する必要があるだろう、戦術的な欠陥と個人レベルでの軽いパフォーマンスによって。」ってちょっと酷いな。テベスやミリート、そしてメッシについても「どうしてバルセロナでのように輝けないんだ?」なんて書いてあります。そりゃ、チーム・メートの組み合わせ、戦術の問題・・・つまり監督の責任でしょう~!! 
それにしてもドゥンガのブラジルは、おお、さすが94年ワールドカップ優勝チームのキャプテンが作ったチームだな、と思わされますね。(今日のブラジル、そんなにものすごく良かったようには見えなかったけれど。)

さて最後に、今日はミスティカからは一節だけ:
「リーベルで送っていたのは良い生活だったけれど、あんまり良くない面もあった。僕は決して極端な人間ではなかったけれど、すごくよくもなく、悪くもなくね、僕が嫌だったのは人気があったことなんだ。プレスの注目とか、レストランに行くと、皆に見られることとか。それは自分の職業では普通なのは知っているけれど、僕は一度もそういうことが好きではなかった。頂上に住んでいたか?と聞かれたら、僕はNoと言うね。(←ちょっと意味不明) 僕にとって最高なときとは、家に帰って家族とチュラスコ(アサードのことかな?)をするときだった、それは確かに僕を幸せにしてくれたよ。」
うーむ・・・。