試合のこと、そして写真の追加

ベンフィカが前半で5点も入れたのは、84/85シーズン以来24年ぶりだそうです。また試合で8点入れたのは、93/94以来15年ぶり。

A Bolaなどを読みますと、Setubalは5-4-1の布陣で戦ったということですが、結果はdisasterでした。普通に考えると中盤にスペースがなくなりそうですが、実際はアイマールもサビオラもよく動くために、スペースはたっぷりに。ジェスス監督はこのシステムを予想して準備はしていたようです。先週書き忘れましたけれど、前節のギマランエスは3-3-1-3というシステムを採用して、前線のパブロたち4人にマンマークをつけました。これは大成功だったので、これから対戦するチームはみんな、今日の5-4-1ではなく3-3-1-3を使ってくるかも。ジェスス監督が対策を考えてくれる事を祈っています。

A Bolaのクロニカを読むと、「Setubalはスケール8のハリケーンにただひたすら吹き飛ばされた。クロスに、シュートに、ドリブルに、ダッシュの嵐に。」なんて書いてあります。前半41分にベンフィカは二つ目のファウルを犯しましたが、この同じ時間までにセトゥバルが犯したファウル数は11。前半セトゥバルのイエローカードは4枚。ボール・ポゼッションはベンフィカの62％でした。

上右の表にあるとおり、A Bolaの選ぶ試合MVPはアイマール。こんな風に評されています。

Aimar 8
足に魔法を持ったマエストロ

怪我？　はったり？　一週間の間ずっとアキレス腱の痛みのために出場が危ぶまれていたのだが・・・はったりにしろ違うにしろ、パブロ・アイマールは昨日、ルスに姿を現して以来最良なパフォーマンスのうちの一つを披露した。チームの司令塔を引き受けて、動きのコンビネーション、加速をコントロール、またセット・プレーのキッカーでもあった。そして魔法・・・。その魔法といったら、みなさん！　シュートの場面、4点目のゴールで、スタジアム全体を卓越したディテールで立ち上がらせた。サンドロからボールを奪い、2人の敵を交わし、ゴールを喜ぶために走るアイマール。その前に彼はすでに二つのアシストを決めていた、16分そして21分に。素晴らしい！　

Lesão? Bluff? Foi apresentado, durante a semana, como estando em dúvida para este jogo face a dores num tendão de aquiles... bluff ou não, Pablo Aimar terá realizado ontem uma das melhores exibições de que há memória desde que ingressou na Luz. Assumiu o papel de patrão da equipa, é dele a coordenação de movimentos, as acelerações, é o dono da redondinha nos lances de bola parada, é dele a magia... e que magia, senhores! No lance do seu golo, o quarto da goleada, fez levantar todo o estádio com pormenor sublime, roubando a bola a Sandro, passando por dois adversários, correndo para festejar. Antes já tinha duas assistências para golo registadas, primeiro de canto (16) depois de livre (21). Sublime!

ははは、ちょっと大げさのような気もします～。これくらいは普通にできるでしょ！　相手がバルサやチェルシーだったわけでもありませんし。ただ昨シーズンは降格圏の相手にも軽く負けていたので（汗）、それに比べたら今のところジェスス監督は有言実行をしているようです。でもパブロの怪我がはったりって、そんなことあるわけないじゃないですか～。試合でも後半、いつもよりずっと早く（50分頃には）動けなくなっていたので、やっぱり本調子ではないんだな、と思いました。

A Bolaでは他にサビオラとカルドーソも8点をもらっています。Maisfutebolの選ぶ「主役たち」は、アイマール、カルドーソ、ハビ・ガルシア、ラミレス。オフィシャルの選ぶ主役は、アイマール、ラミレス、ハビ・ガルシア、カルドーソとサビオラ。実際のところ今日は中盤から前の選手は全員最高で、守備陣はほとんど守備の心配をする必要がなかったですもんね。（それで最後の失点はちょっと・・・）

さて、ベンフィカのみんなはすでにトロントに向けて出発したようです。お疲れ様です！　ウクライナと違って、トロントは北米の大都市ですから、到着してしまえばそんなに不自由はないと思いますが、飛行時間は7時間ぐらいはあるかも。（昔ニューヨークのJFKからロンドンに飛んだことがあって、結構遠かったです！）

写真がまだ数枚あったので追加。
ちょっとだけさっきの写真と違うショット。ハビ・ガルシアと比べると、アイマールの腕は折れそうに細いな・・・。


後ろ姿。


シャイなのにゴール後の姿は決まってますよね～。
　

[ Liga 3 ] Benfica 8 - 1 V.Setubal

今日は、試合内容を語るまでもなく、ゴールの記録とダイジェストと写真があれば充分ですね♪

Golos:
Javi Garcia (15),
Luisão (20),
Cardozo (28, g.p., 64, 74),
Aimar (34),
Ramires (36),
Nuno Gomes (84)

試合のダイジェスト：



アイマールのゴールで興奮してすっかり忘れていましたが、ベンフィカの1点目ハビ・ガルシアのゴールはパブロのCKから、2点目のルイソンのゴールもパブロのFKからでした。2アシスト1ゴール？！　カルドーソも実はハットトリックだし、もうみんな点入れすぎ（笑）。実況の人の「Gooool!!!」と叫ぶ声も段々疲れていますよね。
パブロ・ゴールは下に書いたYoutubeの他に、こちらにも：Benfica, Golo, Aimar, 35m, 4-0。　画像の質は変わりませんけれど、こっちのほうが画面が大きめなので。パブロらしいartisticな美しいゴールです～。後はゴールを入れるだけというシチュエーションよりもパブロの場合、ゴールの直前にうんと難しいことをしたほうが、適度に力が抜けてちゃんとシュートできるような気がしますね。

写真もたくさんあります。中でも一番lindoなのはこれなのではないかと。


無茶苦茶格好いい（笑）。ビデオで見ると、ゴールの後のガッツ・ポーズがずっと前のマドリード戦の先制ゴールのときと一緒だぁ。

ゴール直前のプレー。サビオラと重なったけれど、迷いなくシュートへ。


やったあ。
　　

このへんはハビ・ガルシアのゴールの後。




これはどの時間帯かな？


アイマールは60分までプレーして、コエントロンと交代。最後のほうはかなり疲れていたようですが、ずっと練習もしていなかったから仕方ないでしょう。
すでにトロントに行くメンバーが発表になっていて、パブロは外れています。やっぱりたぶん完治しているわけではないのでしょうね。2週間あるのでしっかり治してほしいものです。

セルティック戦召集メンバー：
Guarda-redes - Moreira, Júlio César e Quim;
Defesas - Shaffer, David Luiz, Luís Filipe, Sidnei, Roderick Miranda, Tiago Ribeiro e Diogo Figueiras;
Médios - Rúben Amorim, Javi García, Di María, César Peixoto e Rúben Pinto;
Avançados - Saviola, Keirrison e Nélson Oliveira.

代表に呼ばれている選手以外の主力で招集されていないのはパブロだけなので、サビオラたちには大変申し訳ないですが・・・すっかり治して今日くらいのプレーをずっと続けるのがチームにとってもベストなことですから、きっとみんなもわかってくれるでしょう。（今日の試合で悪化していませんように！）

Pablo, GOOOAL! and 8-1!!

ええと、まだ試合は終わっていないのですが、8－0（WOW!!）。びっくりなことにアイマールはスタメンで、4点目のゴールを決めています！　（たぶん4点目。点が入りすぎて何が何だか。）
画像は悪いですが：(最初貼った映像が削除されたので貼り替え。画像は良いけれど、みんなのゴールが入っています。)



サビオラへの笑顔がものすごくいいですよねぇ～！！　きっと先週の試合で決定的なチャンスを入れることができなかったのがすごく悔しかったんだろうなあ。
終了数秒前にセトゥバルが1点返して、8－1で終了です。
パブロは少し体は重かったようには思いますが、良いプレーぶりでした。相手が弱すぎたのもありますが・・・。このベンフィカ相手に守備を固めず、プレスをしないと、こういう結果になるんですね。こんな試合をすると、来節からまたまたどの相手も超守備的に来てしまいそう。