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2009年09月27日 20時58分15秒 | LIGA SAGRES 09-10
Correio da Manhaの試合クロニカがなかなかいいですね♪



ダビド・ルイスの頭へのフリー・キックと、カルドーソが蹴ったPKにより、パブロ・アイマールは昨日ルスで、アルゼンチン代表への復帰と彼のサッカーの完全復活を祝った。部分的には敵のために、ジョルジュ・ジェスス監督のチームのパフォーマンスが落ちたとき、反サッカーのウイルスに抗して注射されたのはアイマールの才能だった。それは素早く拡散し、ルスでの勝利、そして大量ゴールへと繋がったのだった。昨日、ウルトラ・ディフェンシブなレイソンエスに5-0の勝利。


ウイルスとか注射とか・・・この時期ならではの言葉かも。(ちょっと怖い)

ポルトガル各紙で褒められています。

Maisfutebolでは主役の一人に。
アルゼンチン代表への復帰に後押しされ、アイマールはマラドーナからの召集がふさわしいものであることを充分に示してみせた。ゴールへのアシスト、そして2点目の元になったPKのファウルを受けた。リーベル・プレート時代にファンたちは、«Vamos Pablito Aimar, que la glória volverá»という歌を彼に捧げたが、今やアイマールの栄光は戻りつつあるように見える。
O Jogoでは8点でMVP
アルゼンチン人は試合を決定。

間違いなく神マラドーナからのプレゼントにモティべーションを高められ、ベンフィカの10番はまたもや試合を決めた。試合開始すぐから試合の指揮を取った彼は、熱狂的な子供のようで、ダビド・ルイスの1点目を生んだフリー・キックのキッカー、そしてヌーノ・シルバにPKとなるファウルを強いた。さらに決して重要さで劣らないのは、レイソンエスの二人目の退場を誘ったこと。El Magoは過去においてのようにか弱くはなく、持ちこたえることができた、もちろんファウルを除いてだが。
びっくりするのは、Oleにこの試合についての記事が載っていたこと。活躍度は先週の試合と変わらないのですが、取り上げられ方はえらい違いです(苦笑)。Está pimpante, Diego 「マラドーナの秘蔵っ子は5-0のレイソンエス戦での鍵だった。ペルー戦でスタメン?」と書いてあります。ぶるっ。
Oleの記事からの抜粋(最近スペイン語を読んでいないので忘れかけていて、一部わからないところがあります。):
アイマールは背中に10番を背負って、その番号を着けた全ての偉大な選手と同じようにプレーする(←ここが自信なし)。センターで、常にボールをさわり、エリア内からツー・タッチのところで、壁パスを狙い、gambetaを試みる。代表召集の翌日、彼はあまりにも電撃的(eléctrico )だったので、ジェスス監督が「いつもよりも熱心すぎるように見えた。」と言ったほどだった。Allá Jorge Jesús, porque a esta Selección Argentina mejor que le sobre ese ímpetu mostrado por el ex River.

今年の1月にディエゴがリスボンでディ・マリアと会ったとき、怪我のために観客席にいたアイマールと挨拶する機会があった。パブリートと抱擁した後、ディエゴは傍の人にささやいた、「これには僕は弱くてね。」 昨日パブロはその気持ちを更に深めることになった。サビオラとのワン・ツーによりもう少しで先制点を挙げるところだった。48分には正確なFKで(自分へのファウルで得たもの)ダビド・ルイスの得点を生み、後半10分敵は彼にPKを犯した。30分に交代したとき、スタジアム・ルスの43000人はスタンディング・オべーションで爆発した。モニュメンタルでもそれが繰り返されることを。
こんなの読むと、緊張してくるじゃないですかぁ・・・。しかしメディアって本当に日和見ですよね。
それから1月にパブロがマラドーナに会ったとき、別に全然怪我なんかしていませんでした。ただ意味不明に召集外だっただけ。(とまだ腹立てていたり。)

試合後のアイマールのインタ映像がTV Benficaに上がらないかなあと待っているのですが、まだのようです。最初試合のことを話しているときは厳しい表情なのに、代表復帰について聞かれた途端、一瞬ぱっと顔が明るくなってにっこりしていましたよね。控えめながら、とてもハッピーそうな笑顔でした。

最後に各紙の採点。A Bolaの攻撃陣が全員7で、ラミレスだけが8というのは納得が行きませんが(苦笑)。

Bola Jogo MF/5
QUIM.......6....5.....3
M.PEREIRA..7....7.....3
LUISÃO.....6....6.....3
DAVID LUIZ.7....7.....4
C.PEIXOTO..7....7.....3
J. GARCIA..6....6.....3
RAMIRES....8....8.....4
DI MARIA...7....6.....3
AIMAR......7....8.....4
CARDOZO....7....7.....4
SAVIOLA....7....6.....3
(R.AMORIM..5....5.....3
COENTRÃO...7....5.....3
N. GOMES...6....5.....3)
(thanks to Joan Carles-san)

[Liga 6] Benfica 5 - 0 Leixones

2009年09月27日 12時26分01秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
David Luiz - 45分
Cardozo - 56分(penalty)
Ramires - 75分
Maxi Pereira - 82分
Cardozo - 89分

というわけで5-0でベンフィカの圧勝。やれやれ~、緊張したけれど良かった。
リーガでバルサを応援していたら毎試合こんな感じなのかな。試合は圧倒的に支配するものの、1点目がなかなか取れない。1点目が取れさえすれば、後はもう堰を切ったようにどかんどかんと点が入る・・・。
その難しかった先制点は、またアイマールの完璧なフリー・キックからダビド・ルイスがヘディング・ゴール。2点目はまたアイマールがPKを取って、カルドーソが決めたもの。前の試合と全く同じじゃないですかあ! 今度のPKは誰も文句の言えない明らかなものだったのではないかと。相手が9人になったこともあり、アイマールは74分に交代、木曜日のアテネ戦を考えてのことですね、きっと。パブロがいなくなってからもチームは順調に点を重ねて全部で5点も入れました。
今日のアイマールはそういうわけで、調子自体はすごく良かったと思います。ボール・タッチがベルベットのような柔らかさ~。ただ・・・試合直後のフラッシュ・インタビューに現れたパブロは:
「僕たちは前半あまり良いプレーができなかったけれど、またセット・プレーからゴールを奪うことができた。僕たちは少し熱心すぎて、不正確で、ボールを持っているときにコンビネーションが上手く行かなかった。
(代表召集については)僕にとってはとても良いことだ。代表にいる選手はそれに値するからいるのであり、僕がその場所に値すると考えてくれた人に感謝したい。」
パブロの短いインタビューが終わって、入れ替わりにジェスス監督のインタビュー。記者に「アイマールはああ言っていますが?」と聞かれたらしいJJ監督は、
「私はそうは思わない。チームのプレーに影響を持っている選手は、そうだね、少し熱心すぎたね。アイマールはいつもゲームを非常に速く考えるが、今日はいつもよりもっと速いぐらいだった。サビオラの助けがなかったこともあり、あまりにも速くプレーをしようとしすぎて、普段なら失敗しないパスを失敗していた。いずれにしろ、私たちはあらゆる状況について用意ができている。試合は90分間あるんだ。前半に2点も3点も取ってリードしている必要はない。ハーフ・タイムに私は選手たちに言った、我々は大量得点できるだろう、レイソンエスはイエローをたくさんもらっているから。そしてそのとおりになったわけさ。」
ええと、監督によると、熱心すぎて、不正確だったのはチームではなくてアイマールだったよ、とこういうことですね。まあ、確かにそうとも言えるのかも・・・。アイマールはかなり調子がいいので、プレーも判断も速すぎて、周りがついてこれないようなところがあって、これはパブロ本人からすると周りの問題に見えるけれど、実際は違うと。
ハーフ・タイムの指示は良いですね! ファンのほうも、前半無得点だと微妙に焦りを感じるもので、反省です。なんとなく3-0で毎試合勝つのが最低ノルマのような気がしてしまって・・・。でもそうですよね、90分終わって勝利できればいいのですから、焦る必要はないわけです。

それからジェスス監督は、アイマールの代表召集について
「ベンフィカの我々全員は彼の代表招集をとても喜んでいるよ。このままの調子を続けてくれることを願っている、正しい道にいるということだからね。私たちは嬉しいよ、とても創造的な選手を助けていることのシグナルだから。一方で手放しで喜べないことでもあるね。またいなくなる選手が増えた。彼は我々がとても注意深く扱っている選手だ。この召集が彼の害にならないことを願っているよ。」
うーむ、ジェスス監督の本音はそのとおり、「あまり嬉しくはない」というところでしょう・・・。相変わらずパブロのコンディションはかなりデリケートなのかな?とちょっと不安になる言葉ではあります。

さてこの試合は、ジェスス監督も言っていたとおりカードが乱れ飛びました。レイソンエスの選手たち、すごいですね。アイマールがPKを取ったファウルには一発レッドが出たし。前半から10人になり、後半のほとんどは9人でのプレー。監督さんは試合後審判に文句を言っていましたが、いや、はっきり言ってファウルでしか止めない試合をするんだもの、自業自得でしょう。アイマールが怪我をしないか冷や冷やものでした。パブロがもらったイエローは、フリー・キックでボールを置く場所を10センチくらい横にずらしたから。えーっ。パブロも頭に来て、さんざ抗議するので、気持ちはわかるけれど、レッドが出たらどうしよう!? Calm down, please!!とこちらも冷や冷や。これで、得点になったら面白いなあとアイマールが蹴るところを見ていたら、本当にダビド・ルイスがゴールしたので、うわあ!と目が丸くなりましよ。


試合のダイジェスト。なぜか音楽つきです。
Benfica 5 - 0 Leixones


この写真は・・・たくさんファウルを受けていたので、いつのときのものかわかりません。