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サラゴサはアイマールを諦める?

2006年07月11日 16時20分06秒 | W杯2006ドイツ大会
ビジャレアルがアジャラに300万ユーロでオファーというLas Provinciasの見出しに
驚いて、記事を開けてみたら、最後のほうにアイマールのことが載っていました。
経済条件で折り合いがつかないために、アイマールはバレンシアで続ける可能性が高く
なっているとありますね。サラゴサの監督ビクトール・フェルナンデスの言葉:
「アイマールは我々が関心を持っている選手。我々のプロジェクトに完璧な選手なので、我々は彼を熱望している。しかし、アイマール一人のために、すべてを抵当に入れるわけにはいかない。難しい話し合いで、我々には別のオプションもある。」
本当はこんなに監督に望まれているチームに行くほうがいいのでしょうけれど・・・。
でもこの年齢で、CLもUEFAも優勝争いも全部諦めて、しかも年俸大幅ダウンを受け入れる
のは相当な勇気が要りますよね。リケルメは勇気あったなあ。(でも年俸はダウンして
いなさそうですが。)

アジャラに関しては、バレンシアとの契約を2年延長し2009年までとするという噂も
あります。300万でビジャレアルに売ることは、まず考えらないんじゃないかな。
ディバイオはパリ・サンジェルマンが移籍先の候補に挙がっているよう。こちらの話は
もうすぐまとまりそうとのことです。

いつも写真を検索しているヤッフーのサイトは、アイマールの文字の入っている最新
ニュースを表示してくれます。さっき見たら、Daily Mailの記事が出ていました。
珍しいなあ、なんだろ?とクリックすると、イングランド代表を痛烈に批判している。
確かにイングランドは猛烈に退屈な試合していたけれど、本国でも評判悪いのねと
思いつつ、アイマールの名前なんか出てこないじゃんとサイトを閉じようとした瞬間、
一番下にアイマールの名前があるのを見つけました。読んで、苦笑。Daily Mailって
タブロイド紙ですよね、日本のスポーツ新聞みたいな? アルゼンチンの人が読んだら、
「何も知らないくせにこんな記事書くな!」と激怒しそう。
これを訳す意味はあるのか?と自問自答しながらも、ささっと。


アイマール 待ち続ける伝説
そうしたければ、ウェイン・ルーニーに同情するのもよいだろう、でも待って、あなたの同情を一人のアルゼンチン人選手にも分けてあげてほしい。

スキルフルな天才プレーメーカーであるアイマールは2002年の日本と2006年のドイツでスターになれたかもしれなかった。そのかわりに、監督の命令により、彼はベンチに座って、自分のポジションで二人のペテン師たちがあえいでいるのを見つめるしかなかった。

マルチェロ・ビエルサは、イングランド戦でアイマールを投入するまであまりにも長くファン・セバスチャン・べロンを甘やかしすぎ、アイマールが母国を救うには遅すぎた。

ペケルマンは、のっそりとしたペースの変わらないファン・ロマン・リケルメに固執しすぎた結果、解任されることになった。

26歳のアイマールには、後ただ一回のワールドカップのチャンスしか残されていない。次期監督を決めるさいにアルゼンチンのサッカー協会が候補者に最初に尋ねるべき質問は、この2010年南アフリカで栄光を導くかもしれない男を選ぶつもりがあるのかどうかということだろう。


パブロ・ファンの私にですら、突っ込みどころ満載の記事で(ペケ解任されていない。
それにベロンもロマンも別にペテン師じゃないしね)、
アルゼンチン代表のファンだったらまったく同意しないと思いますが、それでも
アイマールのことを記事にしてくれたDaily Mailの記者にちょっぴり感謝したい気持ちです。
この2年のパブロのパフォーマンスは代表メンバーにはふさわしくないと言う人もいますし、
パブロ自身もこの数年フィジカル的に充分でなかったと認めていますね。それでも
昨シーズンの結果から言って、これほど出場時間が少なかったことは不当としか言いよう
がないのに、アルゼンチンでは誰も気に留めていないようなので。