A Day In The Life

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[Quarterfinal]アルゼンチン0-0ドイツ(2-4)

2006年07月01日 16時57分10秒 | W杯2006ドイツ大会
アルゼンチン人でもないのに、ものすごく落ち込んでいます。不完全燃焼で、むなしくて、失望感がいっぱい。

ざっとニュースだけ。まずペケが辞任することを自ら発表。これには少しホッとしました。でも、驚いたことに、アルゼンチンではペケの続投を望む人もわりと多かったみたい(Nacionのブログへの書き込みを見る限りでは)。ペケの任期を採点するアンケートをOleがやっていますが、10点満点中の8点が28.1%で一番多い数字です。10点を付けた人が12.1%もいるのには本当にびっくり。

そのNacioブログでは、「選手たちはよくやった、ありがとう!」という声が半分くらいで、これまた少し意外ですが、確かに今更リケルメが駄目だったとか言っても無駄ですものね。コメントの後の半分はやはり選手交代への批判です。

Nacionもはっきりと批判していますね。抜粋ですが、
監督の選手交代は成果を生まなかった。ピッチで強さを維持するのには役に立たなかった。
リケルメに替えてカンビアッソの交代は、ルチョ、マキシ、カンビアッソの間でボールを保持することを狙いとしていたが、3人はその目標を達成できずに、結果チームは数メートル下がることに。まだ攻撃意欲の高かったドイツの侵入を許すことになった。リケルメの自然な控えであるアイマールならば、創造性と深みの欠如をもっと上手に補っただろう。クレスポに替えてのクルスの交代も、ペケルマンが意図したようなチームへの貢献を生み出さなかった。それは何だったのかというと、決定力を高め、空中戦での強さを確保すること。クルスはほとんどすべてにおいて失敗し、また愚かにもその失敗を何度も繰り返した、エリアから遠く離れた場所ですらも。チームはセンターからの空中戦を選んだが、それは薦められる方法とは正反対のものだった。ドイツのセンターバックにスピードがのろいという欠点があることを考えれば、メッシ、アイマール、サビオラ、そしてパラシオですらもクルスよりはベターな選択だっただろう。
アルゼンチンはワールドカップの期間中、ベンチの豊富な人材を影に置いているという印象がつきまとっていた。


テベスもこう言っています。
「アイマールかメッシが入ってくれれば、僕の気分はよくなっていただろう。」

Oleはメッシの態度を批判。靴を脱いでベンチから遠く離れて座ったり、延長の始まる前、他の選手は全員フィールドのチームメートたちを励ましに行ったのに、一人だけベンチに残っていたりしたらしい。
「この若者は出場したかったのに、ベンチに残された。サッカーではボールをどのように動かすかが問題だが、チームメートから信頼されることも必要不可欠。ペケルマンはそれをよく知っている。」

昨日はテレビに映らなかったマラドーナですが、ちゃんと会場にはいたそうです。でもPK戦の前にホテルに帰ったんですって。怖くて見れなかったのかも。

ドイツはもう土曜日の朝。土曜日にもうチームはブエノスアイレスに向けて出発すると書いてありましたが・・・。淋しいの一言です。しかもアイマールは、これだけでは足りないかのように更なる試練に立ち向かわなければいけないし。ゆっくり休んでほしいところなのに(涙)。

アメリカは土曜日から独立記念日の4連休。スパ・リゾートみたいなところに行ってきます。火曜日に帰ってくる予定で、アルゼンチンのセミファイナルがライブで見れないなと心配していましたが、そんな心配をする必要はなくなってしまいました。勝っていればねえ、爽やかな気分で旅行に行けたのに、今は苦々しい気持ちでいっぱい。

敗戦

2006年07月01日 04時02分57秒 | W杯2006ドイツ大会
感想だけ・・・。
ペケ、あんた馬鹿じゃないの!!!???!!! PK戦が終わってから、本当に悔しくて腹が立って、涙が出てきました。
リケルメに替えてカンビアッソ? アボンダンシェリが駄目とわかる前から、カンビアッソは入る準備していましたよね? クレスポに替わって今まで一度も出場のないクルス? 延長がないグループリーグの試合ならわからないでもない交代だけれど、これはベスト8の試合だよ? しかも相手はドイツだよ?? ついこの間のクロアチア戦やイングランド戦のこと忘れちゃったわけ??? アイマールが言っていたじゃん、「親善試合でああいう試合をしたことは良い教訓になってよかった。本番で繰り返さなければいいんだから。」って。ペケには全然教訓になっていなかった・・・。本当に馬鹿としかいいようがない。 

しかもドイツ弱かったじゃん。リケルメさえ普通の出来なら、余裕で2-0で勝てる相手に思えましたよ(涙)。あんな悲惨なリケルメなら、最初からアイマール、ペケがどうしてもアイマールが嫌いで出したくないんだったら、メッシで行ってほしかった。(ロマン、足の怪我でもあったのでしょうか。右足を気にしているような気がしたので。)

ずっとペケのことは大嫌いで、ありえない監督だと思っていたけれど、こんなところでそれが証明されてしまったのは、もしかしたらすかっとするべきことなのかもしれない。でも、選手たちはどうなるわけ? メッシやテベスや、サビオラだってまだ4年後があって、新しい監督の下で再チャレンジができる。でも、アイマールはたぶん次はもうないのに・・・。こんな監督の下で、こんなワールドカップを過ごさなくてはいけなかったなんて・・・まだ全力でプレーした末敗退した前回のほうがましでした(涙涙)。