黒田二十四騎・竹森新右衛門(石見守)次貞

2008-01-14 15:06:33 | Weblog
竹森石見は幼名新次郎、武勇人に優れ度々高名あり。一生の間に甲付の首18討取。ある戦で敵の刀を左手に受けながら敵を討ち果たしたことにより武勇如水の褒めることとなったが左手が不自由と成ったので如水より汝は敵の機を見ること天生長ずる所なりとて旗奉行に取り立てられた。日本、朝鮮の陣にて其能敵の機を見て行伍の進退をなさしめ、勝事を一時に決せし事度々なり。長政の子が生まれたとき名を付けるように命じられ萬徳君と名付奉る。筑前にて三千石を賜る。元和7年没。行年72歳。嫡子清左衛門は朝鮮の陣にて武功有。また関が原で戦功著しく、江戸大坂城普請を任せられ大役を果たした。父の後をついで立派に旗奉行を務めた。このように黒田24騎には親子にわたり黒田家に尽くし高名を上げる者多く勇者は綺羅星の如くであった。

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