草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

鉢の並べ替え

2011-04-20 | さくらそう栽培記録〜2011年
今年はかなり遅れていて、まだ蕾が多いのですが、さくらそう(日本桜草)の開花が進んできたので、鉢を並べ替えました。

展示会などで見ると、鉢と鉢の間は、鉢の直径の半分から3分の2くらい空けて並べる事が多いようです。
(5号鉢ならば直径約15cmですから、7.5~10cm程度)

私は昨年栽培に失敗したため、大きな芽が2、3芽しかなかった品種が少なくないのと、栽培場所の都合から、3.5号鉢に2芽、4号鉢に3芽植えたものが多いので、間を空けず詰めて並べました。
そうすることで、一鉢を見ると今一つのものでも、全体を見ると華やかに見えます。


5号の鉢は今年12鉢しか植えていないのですが、とりあえず4本の花茎が上がった鉢は、少し間を空けて置きました。
(今のところ一鉢足りず、左下の‘京鹿の子’は4号鉢)

お世辞だとは思いますが、楽しみにしていると言ってくださる方もおられるので、道路から見える場所に並べていますが、4本の花茎の長さが揃っていなかったり、花数が少ないものがあったり、はっきりと言ってしまえば、とても人様にお見せできるような代物ではありません。
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さくらそう展へ

2011-04-19 | ひとりごと
さくらそう展を見に行ってきました。


ここ、横浜本牧の「三渓園」は広い庭園で、景色や各地から移築された古い建築物を眺めながらゆっくりと歩けば半日くらいかかりますし、写真撮影にも良いところです。
残念ながら今回は時間が無く、さくらそうが展示されている場所に直行してそのまま帰ってきたという感じでしたが、これはその途中で撮った写真です。


さて、本題のさくらそうです。

展示されていた鉢は、ざっと見たところ150~160はあったようで、見事なものでした。
ゆっくりと鑑賞する時間が無かったのは残念でしたが、私が今までに見たことが無い品種もいくつかありました。

自分で栽培した鉢だと、花茎の高さや花数の揃い具合、葉の大きさなど、気になるところがいくらでも目に付くものです。
それは趣味として栽培をする上で、大切なことだと私は思っていますが、展示会で拝見するのは他の人が栽培された鉢ですから、そういった事を一切考えずに見せて頂くことができて楽しいものです。
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開花品種数が増えてきました

2011-04-16 | さくらそう栽培記録〜2011年
今日はとても暖かく、さくらそう(日本桜草)の開花が進みました。
開花が遅れた年にはよくあることですが、花には日差しが強く気温が高すぎたような気もしました。

明日からは平年並みの気温になりそうで、より綺麗に見えることでしょう。
この分ならば、来週末頃から月末頃までが見頃となりそうです。

今日も何人かの方へ、蕾の付いた苗を差し上げることができました。
10.5cmポットと5号プラ鉢合わせて20くらい残っているので、足りなくなることは無さそうです。
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4月中旬のさくらそうの様子

2011-04-13 | さくらそう栽培記録〜2011年
今年の我が家のさくらそうの開花は例年より遅れていますが、色付いた蕾の数が増えてきました。
昨年はうまく育てることができなかったのですが、一昨年あたりと同じような状態になりそうな感じです。
もともと私は栽培が上手ではない、はっきり言ってしまえば下手なので、昨年の開花(一昨年の栽培)がうまくいき過ぎていたような気もします。


別の鉢置き場です。
咲いているのは‘飯田高原’、その右下に見える白い蕾は‘雪車’です。

さくらそうは植物、生き物ですし、その成長は気候の影響を少なからず受けているように見えます。
気候は自然のことで、年によって違いがありますから、毎年同じように栽培していたのでは、毎年上手く育て続けることは難しくなります。

毎年美しく咲く花を眺めたいと思うと、植物の様子、気候の状況などを見て考えながら育てていくことが必要となります。
私の栽培を思い起こしてみれば、土の乾き具合を見ながら水やりする(液体肥料の施肥を含む)以外は、この数年は画一的な栽培をしていました。

さくらそう栽培を趣味として始めた頃は、何とか枯らさずに維持できているといった程度で、品種によっては花が咲かなかったこともありました。
それが、少しずつ栽培方法を変えていき、いくらか良い状態に育てられるようになったことに安堵したまでは良かったのですが、同時に油断してしまったというか、甘く見てしまったようなところがあったのだと反省しています。

我が家の広くはない庭の中の、10メートルも離れていない場所を比べてみても、鉢の土の乾燥の進み方や葉の成長の様子には、明らかな違いがあります。
全ての鉢を同じように栽培管理すれば、栽培者の手間が省けて楽ではありますが、昨年の私のように失敗する危険も大きくなるのでしょう。

なにしろ生き物と自然が相手ですから、人間の思惑通りになることは滅多に無い、ということを忘れないようにしなければと改めて思います。


‘桃の里’の蕾です。
昨年は大きな芽が3芽あったので4号鉢に植えていましたが、今年はポットで育てていたものから1芽加え、5号鉢に4芽植えました。

ただ、追加した芽は小さかったので、今年は咲かないようです。
成長に差が出てしまい、1株だけ少し早く育っています。


‘九重紅’の蕾です。
昨年1芽植えられた苗を購入した品種ですが、とてもよく増えていて、この3株の他に知人に2芽譲り、さらに花の咲かない小芽もあります。

手前の2株は、同じような大きさの芽を植えたのですが、花茎の長さに差が出てしまいました。
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さくらそう開花

2011-04-07 | さくらそう栽培記録〜2011年
例年よりも遅く、我が家のさくらそうの花が咲き始めました。
最初に咲いたこの花は‘飯田高原’という野生種です。

知人が譲って下さった品種で、他の品種の葉が出揃ってきた頃にも葉が出て来ず、枯らしてしまったかと不安になって土を掘って芽の様子を確認したものですが、先に葉が出ていたものを追い越して開花第一号となりました。


気温が高くなり、さくらそうも成長してきたので、鉢の土がよく乾くようになりました。
上の画像は今朝撮影した3.5号駄温鉢ですが、土が乾いているように見えます。


しかし、少し掘ってみると、赤玉土の色が濃くて湿っている様子が見えます。
乾いているのは空気に多く触れている表面の土だけで、この状態では急いで水をやる必要は無さそうです。

開花して花数が増える頃になると夕方までもたないので、この程度の乾き方でも水やりすることになります。


夕方に同じ鉢の土を掘ってみました、撮り方が悪くて解りにくいのですが、乾燥が進み、湿っているのは1cmほどの深さから下のようです。
画像中央付近には根が見えますので、根が張っている深さまで乾いてきたということですが、まだ葉が萎れるようなことはありません。

夜の間は日差しが無いためか、葉が萎れることはまずありませんし、夜間に土の水分が多いと徒長しやすいので、水は明朝やります。
ここまで乾いてくると、翌日の夕方まで萎れないという確信はもてませんので、翌朝十分に水やりする時間がとれないときには、前の晩にやっておくしかありません。
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もうすぐ開花時期に

2011-04-03 | さくらそう栽培記録〜2011年
さくらそう(日本桜草)の蕾に色が見えてきました。
この画像の品種は‘吹上桜’ですが、植え替え前も後も家の南側に鉢を置いていたので、成長が早まったようです。


少し遅くなってしまいましたが、先週から液肥を施しています。
やや薄い緑色だった葉も、施肥をすると濃い色になります。


葉が成長するにつれて、日の当たる方に株全体が傾いてしまいます。
この場所は右方向から日の射す時間が長く、右に傾いていたので、鉢を半回転させました。
3日くらい経つと右に傾いてくるので、また向きを変えることになります。
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余剰芽

2011-04-01 | さくらそう栽培記録〜2011年
今週は暖かい日が多く、さくらそう(日本桜草)の鉢の土も先週までと比べると、ずいぶん乾くようになりました。
株の中心に蕾が見えてきたものもありますが、まだ花茎が伸び始めてはいないようです。


我が家では鉢の一部を道路から見える場所に置いているので、開花時期になると通りすがりに見て行かれる方もおられます。
これは希望される方に差し上げるために、10.5cmポットに2芽植えたものです。
昨年の猛暑の影響か、芽が大きく育っていない品種も多かったので、昨年よりも少なく20ポット、他に1芽しか余剰が無かったものを5品種、9cmポットに植えました。


一昨年、開花した苗をお譲りしていると、「タダで貰うのは・・・」と遠慮されたり、後でお礼の品を持って来られる方もおられました。
昨年はそのような方には、花数が多くて状態の良さそうなものを選んで1ポットにつき100円頂くことにしました。
そうしてみると、今度は貰って下さる方に無用な遠慮をさせてしまったように思えたので、今年は差をはっきりさせるために4~5号のプラ鉢に3芽植えてみました。

昨年は上手く育てることができなかったのですが、知人へ郵送したものを含めれば、余剰芽が小さなものを除いて170ほどあった計算になります。
そのうち8割くらいは今年咲いてくれるでしょうか。
小さな芽が多くなってしまった品種もあるので、1、2年かけて回復させられればと思っています。
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