草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

サクラソウ‘浜千鳥’?

2007-04-10 | さくらそうの花
さくらそうの花には、一目で見分けられるほど特徴的な品種もありますが、よく似た花の別品種が存在する場合もあります。
私が栽培している花にも、入手したときのラベルの名前で合っているのかどうか、良く分からない品種も結構あります。

この画像の花は、数年前に‘浜千鳥’の名札付きの苗を入手したものです。
300品種近いさくらそうの写真と解説が載っている本「色分け花図鑑 桜草(鳥居恒夫 著、学習研究社 2006年2月発行)」によると、この品種は、裏が紫桃色、表が白で、玉咲きに近いつかみ咲き。明るい桃色ではなく沈んだ色調。であるようです。

そこで我が家のこの花を見ると、裏の桃色はやや暗い感じにも見えますが、「玉咲きに近いつかみ咲き」と言うには開きすぎているように見えます。
もっとも玉咲きの花も咲き進んでくると、いくらか開いてくるので、このようなものなのかも知れません。
そしてもう一つ、花弁裏側の縁が白く細い覆輪のように見えるのも気になります(この画像で見るとほとんど分からない程度なのですが)。

我が家で咲いている花も、どうも違う品種かも?と思って見ると、怪しく見えてきてしまう花が多く、困ってしまいますが、展示会などで見て一つ一つ確認していくしかないですね。
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