この花については前回も記しましたが、その続きです。
これと似たような花を、私が今住んでいる場所に引っ越してきてから一度散歩中に見かけた事があります。
とある民家の門前に置かれた鉢植えでしたが、遠目には似ているようの見えたものの、近づけば私が栽培しているものとは違うとちらりと見ただけでわかるものでした。
しかし、花色は濃紅色、花型は桜弁平咲き、野生種のように見えるという、文字にしてしまえば区別できないものに思えたのは確かです。
類似品と言えばもう一つ「愛称 千葉乙女」と呼ばれているものがあります。
栽培家の方が何年か前から配布されているので、栽培しておられる方もおられるかもしれません。
私も昨年芽を頂きましたので、栽培して見比べていますが、花色、花弁の形ともに僅かながら違いがありますし、「愛称 千葉乙女」は段咲きになりやすいといわれているのに対して、以前から我が家にあったものは肥培してみても庭植えにしてみても段咲きになったためしがありません。
もっともそれは私の栽培が悪いという証なのかもしれませんが・・・
我が家で以前から栽培している花に話を戻します。
我が家では開花時期に道路から見える場所にいくつかのさくらそうの鉢やプランターを置いているので、近所の方やその知人、通りすがりの方などに見て頂く機会があります。
そうした方々のこの花に対する反応は、「これは普通に見かける日本桜草だよね」「これは私の家にもある」などといったものが多いです。
手元にある植物図鑑、野草図鑑などを数冊見た限りでは、野生種のサクラソウの標準的な花色は、園芸品種の花色の表現で言うところの桃色~紅色の間のように思います。
この花の色は野生種としては濃いものということになると考えられますが、近くに自生地などありませんから、私も含めて野生のサクラソウには馴染みが無い人が多いという事なのでしょう。
普通に見かける、家にある、と言っても、実はそれは花色や花型が違うもののことだったりするのかもしれません。
しかし全く同じものではないにせよ、濃紅色桜弁平咲きの花がさくらそう愛好家というほどではない園芸好きな人の庭で栽培されているケースが多いのかもしれないとも考えられます。
さくらそう栽培を趣味として10年足らずの私の乏しい知識なので間違いもあるかと思いますが、今のように誰もが多種多様な園芸品種のさくらそうの花を見たり手に入れて栽培する事が難しかった時代がかつてあったと、何かで読んだ記憶があります。
ここから先は私の想像に過ぎない事です。
そうした時代に、どこかで採集された野生種の増殖品かそれをもとにした実生品、あるいは実生育種の過程で生まれた野生種に似た花などが、入手容易なさくらそう(日本桜草)として園芸愛好家間での譲渡がなされ、あるいは業者を通じて流通していたという事があったのかもしれません。
これと似たような花を、私が今住んでいる場所に引っ越してきてから一度散歩中に見かけた事があります。
とある民家の門前に置かれた鉢植えでしたが、遠目には似ているようの見えたものの、近づけば私が栽培しているものとは違うとちらりと見ただけでわかるものでした。
しかし、花色は濃紅色、花型は桜弁平咲き、野生種のように見えるという、文字にしてしまえば区別できないものに思えたのは確かです。
類似品と言えばもう一つ「愛称 千葉乙女」と呼ばれているものがあります。
栽培家の方が何年か前から配布されているので、栽培しておられる方もおられるかもしれません。
私も昨年芽を頂きましたので、栽培して見比べていますが、花色、花弁の形ともに僅かながら違いがありますし、「愛称 千葉乙女」は段咲きになりやすいといわれているのに対して、以前から我が家にあったものは肥培してみても庭植えにしてみても段咲きになったためしがありません。
もっともそれは私の栽培が悪いという証なのかもしれませんが・・・
我が家で以前から栽培している花に話を戻します。
我が家では開花時期に道路から見える場所にいくつかのさくらそうの鉢やプランターを置いているので、近所の方やその知人、通りすがりの方などに見て頂く機会があります。
そうした方々のこの花に対する反応は、「これは普通に見かける日本桜草だよね」「これは私の家にもある」などといったものが多いです。
手元にある植物図鑑、野草図鑑などを数冊見た限りでは、野生種のサクラソウの標準的な花色は、園芸品種の花色の表現で言うところの桃色~紅色の間のように思います。
この花の色は野生種としては濃いものということになると考えられますが、近くに自生地などありませんから、私も含めて野生のサクラソウには馴染みが無い人が多いという事なのでしょう。
普通に見かける、家にある、と言っても、実はそれは花色や花型が違うもののことだったりするのかもしれません。
しかし全く同じものではないにせよ、濃紅色桜弁平咲きの花がさくらそう愛好家というほどではない園芸好きな人の庭で栽培されているケースが多いのかもしれないとも考えられます。
さくらそう栽培を趣味として10年足らずの私の乏しい知識なので間違いもあるかと思いますが、今のように誰もが多種多様な園芸品種のさくらそうの花を見たり手に入れて栽培する事が難しかった時代がかつてあったと、何かで読んだ記憶があります。
ここから先は私の想像に過ぎない事です。
そうした時代に、どこかで採集された野生種の増殖品かそれをもとにした実生品、あるいは実生育種の過程で生まれた野生種に似た花などが、入手容易なさくらそう(日本桜草)として園芸愛好家間での譲渡がなされ、あるいは業者を通じて流通していたという事があったのかもしれません。
頂いた千葉乙女、私の育て方が悪いのだと思いますが段咲きにはなりませんでした。
園芸品種でも花弁(花冠裂片)の数が多い花が出やすいものと出にくいものがありますよね。
弁の反り返りもそうですが、同じ品種でも時によって現れ方が違う場合が少なくないので、見分けるのは難しいものだなと桜草の花を見る度に思っています。
千葉乙女の写真見ています 間違いなく特長のひとつ多弁花が見事に出ています
同じ花茎から 5枚 6枚 7枚と混ざって咲きます
咲き方も 平咲きを超えてそっくり返っています
これも特長の一つです
このあと2段目は出ませんでしたか?
我が家でも今年は段咲きはすくなかったですが 多弁花は非常に多かったです
もうシーズンオフ 草取りでも頑張ります