2021年11月28日：成田空港(快晴の成田でK-3Ⅲデビュー戦！)

11月28日は前週も行ったレストランFLYING HONUの日。
10時30分受付開始なので、ゆっくり出発でも良いのですが、数日前に購入したPENTAX K-3Ⅲのデビュー戦と題し、朝の成田空港第1ターミナル展望デッキへ。


成田空港到着は8時前。既に展望デッキのベンチ前にある撮影穴は埋まっており、ベンチのない撮影穴を確保。
26番スポット前には到着したばかりのエアカランA330が駐機しています。


天気は雲ひとつない快晴。成田空港から直線距離で100kmほどある富士山も見渡せます。
よく見ると羽田空港を離陸した飛行機も見えますね。


おや、もう1機のエアカランがやってきました。


エアカランのA330neoはF-ONEOとF-ONETの2機。その2機が1枚の写真に収まりました。


AAの777-300ERは機材整理で00年代に導入された多くの機体が退役してしまいました。
JA792Aは2015年に導入された比較的新しい機体。これからも活躍してくれることを期待します。


PENTAXの動体物に対するAF性能は昔から悪く、いつもAF-Sでピントを一旦固定し、ファインダーを見ながら最終のピントを微調整していました。
AF-Cにするといきなりピントが迷いだして撮れなくなることがしばしばあったのですよね。
K-3Ⅲでは動体のAF性能が格段に進化し、高速の飛行機もきちんと追従してくれます。ファインダーに集中することができ、撮影が格段に楽になりました。


ANAの787-9、富士山と一緒に。


ジャンボ機がやってきました！キャセイパシフィック航空のカーゴ機です！
私が成田空港で写真を撮り始めた頃(20年くらい前？)は朝の成田空港といえばジャンボ貨物機がバンバン飛んでいましたが、時代は変わりましたね。


こちらはルフトハンザカーゴ。777Fです。おや、機首になにか文字が書かれていますね。


『Konnichiwa Japan　こんにちは日本』と書かれています！
ルフトハンザカーゴは、あいさつの言葉を就航地の言語で表記した名前を保有する機体に命名しています。
このD-ALFFは『こんにちは日本（Konnichiwa Japan）』と命名し機首にデザインされました。


コロナ逆境の中、新規就航路線を増やしている日本航空系LCCのZipAir。乗客は乗らずとも、貨物事業で収益を上げているとのことです。
このJA822Jはソウルへ飛び立っていきました。


ベトジェットのA321neo特別塗装機、THANH NIEN(タインニエン)と書かれています。調べてみたらベトナムの新聞社でした。機体広告でしょうか。


JAS、そしてJALからA300-600Rがいなくなって早10年。貨物機では変わらずair Hongkongで活躍中。


昔はジャンボ機で飛来していたKLM、ジャンボ機退役後は777-300で飛来していましたが2019年より787で成田就航しています。


最長胴の787-10、JA901A。年末年始は増便対応で国内線へ応援投入されます。私も羽田に撮りに行こうかしら(^^)


K-3Ⅲは焦点距離を1.3倍にするクロップ機能があります。いわばトリミングと同等なのですが、これが意外と便利。
この写真は450mmで撮影。K-3ⅢでAPS-C×1.5倍で675mmになり、クロップ機能×1.3倍で877mm相当。約2倍の焦点距離を手に入れられます。
戦闘機など小さいものを撮るときに便利な機能です。


目の前の26番スポットに入るエールフランスを撮影してレストランFLYING HONUへ向かおうとしたら…。


アトラスエアがやってきました！機体番号はN473MC。横田基地ではおなじみの機体ですが、成田空港での飛来はとてもレア。私もフルカラーのアトラスエア自体、初めて撮影しました。
コールサインの『GIANT』はドリームリフター等の飛来でよく聞くのですがね。ドリームリフターはアトラスエアが運航しているのです。


時間がないので、タキシングだけ撮ってレストランFLYING HONUへ。


広い出発ロビー内、セコムの警備ロボットが走り回っていました。コロナ禍の今、とても良い警備方法ですね。


レストランFLYING HONUで美味しいお酒をたくさんいただき、とても良い気分で夕方の展望デッキへ。
K-3Ⅲの逆光耐性テストも兼ねて^^;




流石に太陽を真正面にすると機体が黒く潰れてしまいますが、現像で多少は持ち上げることができますね。






沈みゆく夕陽。富士山はきれいなシルエットになっています。


ANAカーゴの777Fとシルエット富士！光量が足らない場面でも強力な手ブレ補正のおかげで機体をピタリと止めることができます(^^)




見事な赤富士ですね。夕陽が沈むにつれて、徐々に富士山も黒く染まっていきます。
K-3Ⅲの実力、日中はもちろん、夕暮れ時でもばっちり発揮してくれました。高感度耐性も格段に向上したので、今までほとんどやっていなかった夜間撮影にもチャレンジしてみたいですね。

次回は同日に開催された、レストランFLYING HONUのビジネスクラス搭乗記となります！