2014年05月23日：SFJ037便(中部⇒福岡 A320-200)

2014年05月23日(木) SFJ37便(ANA3837便) 中部→福岡16:50→18:15
A320-200 JA06MC 座席:24A 中部SPOT:8 福岡SPOT:7 高度:28000ft 速度：830km/h 区間マイル：374mile 金額：14210円(旅割28)

初のスターフライヤー搭乗です！乗ってみたい！と思いつつも、なかなか縁がなくて…(^_^;)
スターフライヤーは2006年に羽田-北九州間で運航を開始した航空会社、真っ黒な塗装の機体とゆったりとしたシートが特徴です。拠点空港は北九州空港ですが、羽田空港をベースに北九州・福岡・関西へ、そして3月30日からはANAとの共同運航便で福岡-中部便を開設しました。今回はこの新規開設された福岡-中部便へ搭乗します！
ほとんどの便がANAとの共同運航便になっているスターフライヤー、同じ便をスターフライヤーのWebサイトとANAのWebサイト、両方から購入することができます。


まずはこれがスターフライヤーの予約画面。私が搭乗するSFJ037便は『STAR28』で予約すると10010円です。安いですね。


そしてこれがANAの予約画面。自社運航の便とIBEX、そしてスターフライヤーが入り乱れています。私が搭乗するSFJ037便は『ANA3837便』として販売しています。STAR28と同等である旅割28は14210円でした。


スターフライヤーで予約し、座席選択画面を開いてみました。
…全然座席が選べません…。


そして次はANAで予約し、座席選択画面を開いてみました。
前方は既に埋まっていますが、後方は選び放題です。そしてスターフライヤーで開放していた15列目・16列目はブロックされています。
このようにスターフライヤーはANA側に多くの座席をしています。出資元なのでかなり優遇されているのでしょうか。
10000円のスターフライヤー直販、4000円多く払って座席を自由に選べるANA経由…迷いましたがANA経由で購入することにしました。僅かながらマイルもプレミアムポイントも付くことですし…(^_^;)


ということで、私が搭乗する機体をスカイデッキでお出迎えして、直ぐ様保安検査場を通過します。約10分ほど遅れて到着した為、出発まであと20分しかありません…。
既に搭乗が開始されているかと思いましたが、使用する機材到着遅れの為、5分遅れの16時55分出発になっていました。


出発は8番ゲート。『SFJ037便』の案内と…


『ANA3837便』の案内が交互に表示されます。出発ロビーにはスーツの乗客がチラホラ見えます。案内によると空席待ちの案内も出ており、満席の模様です。


8番ゲートはANAのグランドスタッフによる対応でした。そしてANAカードでタッチアンドゴー…スターフライヤーに乗るという感じがまったくしません。
コックピット撮影、この後機長さんが私に気づいて手を振ってくれました。


機材は何度も搭乗しているA320-200、真っ黒な革張りシートが並んでいます。


国内線でパーソナルモニターが付いている機種は今となってはスターフライヤーのA320だけでしょうか。


座席間隔は…とても広い！という訳ではないですが、確かに広いです。LCCや大手航空会社では窓側に座る際、通路側2席の乗客に一旦席を立ってもらわなければいけない場合がありましたが、本日は立ってもらうことなくスムーズに窓側に入ることができました。


USB充電口やカップホルダーも付いています。カップホルダーはANAの暫定国内線仕様機にも付いていましたね。これ何気に便利なのです。
カップホルダーの奥には少しくぼみがあり、おそらくUSB充電させている携帯電話やスマートフォンを置いておく場所だと思うのですが…私のスマートフォン(XperiaGX)は大きすぎて入りませんでした…ｗ


コートフックも装備。上着やコートをフックにかけ、さらに座席ポケットにバンドゴムがあるのでそこに纏めることもできます。


外は青空、セントレアの管制塔も見えます。シャークレット付きの最新の機体を期待していましたが、本日はJA06MCです。
定刻より8分遅れの16時58分、ドアクローズ。すぐにプッシュバックが開始されます。
パーソナルモニターでは軽快な音楽に乗って『STARFLYER NINJA』による安全のビデオが流れます。
シックでクールな感じがするスターフライヤー、意外な所に遊び心があり、つい見入ってしまいます。周囲を見ると見入っている人がチラホラ。youtubeにビデオが上がっているので是非御覧ください。
STARFLYER NINJA ／SAFETY MOVIE


17時04分、グランドスタッフに見送られタキシング開始。私が展望デッキを後にした際はランウェイ18運用でしたが、ランウェイ36運用にチェンジしたようです。
国内線ターミナルからスカイデッキ先端を横目にランウェイ36へ向けてタキシングします。スカイデッキ先端にいる人々、機内からも顔がしっかり分かります。お見送りに最適な場所ですね(^^♪
国際線ターミナルには月曜日と金曜日に飛来するエアアジアの姿が。どうやら特別塗装機のようです。
そして国際線ターミナルの南側にはエバレットへ向けて空輸されるであろうボーイング787の胴体が見えました。
私が搭乗する機体はA3S誘導路よりランウェイ36へインターセクション。17時07分、ランウェイ36よりテイクオフ。しばらくランウェイヘディングで飛行し、大きく左旋回。鈴鹿市より西進、福岡を目指します。


17時14分、ベルトサインが消灯。何処を飛んでいるか…わかりません…(^_^;)


さて、いろいろいじってみます。テーブルは珍しい縦折りたたみ方式。


広げるととても大きなテーブルの出来上がりです。大型のパソコンも楽々載せることができます。ビジネスマンを意識した作りですね。


機内誌・機内誌別冊・機内販売、機内サービスの案内、そして白く小さな察しは安全のしおりです。


通常だと一枚モノの安全のしおりが多いのですが、スターフライヤーの安全のしおりはジャバラ式。コンパクトに収納できますね。


一番楽しみにしていたコーヒー。タリーズとコラボした香り豊かなコーヒーです。スターフライヤーのロゴが入ったチョコレートと一緒に頂きます。
コーヒーは少し苦く、チョコレートがとてもよく合います。


大型のパーソナルモニターでは機内マップを始め、ビデオやオーディオを楽しむことができます。各座席にイヤホンは装備されていない為、搭乗時に客室乗務員さんより受け取ります。


パーソナルモニターは『Type1』と『Type2』の2種類があります。『Type2』のほうがどうやら優秀のようですね。私が搭乗した機体は『Type1』でした。


機内誌別冊を読んでいたら見つけた『ビジネスクラス最新事情』の記事。


ライバルであろう他社大手航空会社の情報がいっぱいです…ｗ　機内誌で他社の紹介をするなんて面白いですねｗ


眼下は広島市。旧広島西飛行場は滑走路に✕印が書かれていました。ヘリポートとして生まれ変わるようですね。


全ての乗客のドリンクサービスを行った客室乗務員さんは機内販売を承っています。スターフライヤーの客室乗務員は3名体制。この日は前方に2名、後方に1名の配置でした。


パーソナルモニターはタッチパネルで操作できますが、目の前のコントローラーでも操作ができます。


徐々に高度を下げ、下関市が見えてきました。中央やや上に関門海峡が見えます。
出発する前にFlightRadar24を確認した所、福岡空港はランウェイ34運用でしたが、ランウェイ16運用に変更されてしまったようです。
いつも福岡空港のランウェイ34運用を期待して左席を予約しているのですが、一度も博多駅上空を飛行するランウェイ34運用に当たったことがありません…ｗ
18時06分、福岡空港ランウェイ16にランディング、アイドルリバースで減速し誘導路へ入ります。夕陽が美しい福岡空港、次々に離着陸機が真横の滑走路を通過します。


18時11分、福岡空港に到着！8分遅れで出発した割には4分早着となりました。機長さん巻き返してくれましたね！
端のスポットになるのかと思っていましたが、東京便などの大型機がよく駐機している7番スポット。セントレアでも保安検査場から近い8番スポットから出発したし、今回はスポットの当たりがとてもいいですｗ


ドアオープン、続々と降機します。


ログブックを受け取り、少しCAさんとお話をしていると一番最後の降機になりましたｗ
黒いシート、広いシートピッチ、パーソナルモニター、そして美味しいコーヒー、スターフライヤーは快適な航空会社でした！


本日担当して頂いた客室乗務員さんを撮影させて頂きました。コーポレートカラーの黒と白を基調とした制服はとても上品で、お美しいですε-(´∀｀*)
スターフライヤーには男性乗務員さんもいるようで、こちらも当たってみたいですね。


ログブックと一緒にポストカードと、紙コップいっぱいに入ったスターフライヤーチョコレートを頂きました！家に帰ってエレガントにコーヒーと一緒に嗜みたいと思いますε-(´∀｀*)

降機後、まだ陽があるので国際線ターミナルへ行ってみることにしました。
次回は数枚ですが、5月23日の福岡空港撮影編です。