飛行機さつえい奮闘記
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羽田空港新整備場駅から徒歩15分ほどの所にある、『ANA機体メンテナンスセンター』では、平日に機体工場の見学を受け付けています。
平日ということで、普段お勤めや学校に通っている方はなかなか機会がないのですが、私は変則勤務なので、平日がお休みのことが結構あります。
12月7日はANAメンテナンスセンターのホームページを見たら朝10時からの見学に空席があった為、申し込んでみました。なんといっても11月末で退役したポケモンジェットの747-400、『お花ジャンボ』が格納庫で売却整備を行なっているかもしれない…!という期待も含めて。
長年飛行機ファンをやっていますが、メンテナンスセンターの見学はJALを含め、初めてなのです。


新整備場駅付近はバイクが置けないので、羽田空港の駐車場に駐めてモノレールで新整備場駅へ。ドラマなどでよく使われる陸橋を越えて、たどり着いたのはANAコンポーネントメンテナンスセンター。


見学できる格納庫はA滑走路脇の格納庫ですが、まず入るのは向かいの建物。


ANAのCAさんの制服?を着た受付の方に事前に印刷した入館証を渡し、受付完了。


受付ではこの日見学の予約をした方々の名前が表示されていました。


ロビーには先日発表があったANA創立60周年記念塗装機のモデルプレーンがありました。
一般公募によって選ばれた絵柄が767-300に塗装されます。就航は2月頃とのこと。


コックピットの模擬模型もあります。これは今は無きロッキードL-1011トライスターのコクピット。
計器盤にはアクリルカバーがかかっていますが、スロットルレバーなどは動かせます。


ANAカラーをしたガンダムやパイロット姿の石川遼くんのPOP。


ANAと言ったらなんといってもボーイング787ですね。


ANA機体メンテナンスセンターの見学は、以下の3部構成で行われます。

1.飛行機と整備についての説明
2.整備関連のビデオ上映
3.整備作業中の飛行機の見学

このうち、1と2はこの大きな部屋を使って説明を受けます。この日は満席(80名?)とのことでしたが、実際に来たのは40名ほどでした。


頂いたパンフレットとウォームビズ対策の簡易温度計。そして入館証。


部屋にはモデルプレーンや飛行機の部品が展示されています。


A320のコックピットの窓ガラスとボーイング747のピトー管。
実際に手に取ってみることもでき、ピトー管は金属の塊のようで、ずっしり重さがきました。


ボーイング747のアクリル板やVHFアンテナ。そして一番左はANAボーイング787第一号機の窓の切り抜き。


これはボーイング747の外装とボーイング787の外装の比較。右が747で左が787。
747の外装はアルミ合金で出来ているに対し、787は炭素繊維。同じ面積の外装でも、787の外装は747の二分の1で、それでいて強度は747の外装より強いとのこと。
実際に持ってみると炭素繊維の外装がいかに軽いかわかると思います。


座席前にはANAのヘルメットをかぶったピカチュウが。


ANA機体メンテナンスセンターの見学での諸注意。写真撮影は基本的にすべてOKですが、動画撮影や録音はNG。(格納庫内での動画撮影はOK)
また、メンテナンスセンター内で撮影した写真をブログなどにアップする場合はANA側の確認が必要になります。
ここにアップした写真はすべてANAに確認していただき、承認を得たものとなります。


飛行機と整備についての説明では、ANAが保有している機材や、特別塗装機の話、機体整備メンテナンスの間隔や内容などが詳しく解説されました。
A整備やC整備という言葉は知っていましたが、今までC整備が一番期間が長い重整備だと思っていました。
この上にHMV(ヘビーメンテナンスビジット)という、4~5年に1度行う整備があるのですね。羽田や中国、シンガポールで行うとのことです。
この日はHMVの機体が格納庫に入っているとのこと。次回はいよいよANAの格納庫に潜入します!

※この記事に掲載した全ての写真はANA(全日空)に確認を行い、掲載許可を頂いたものです。

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