My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

プリアンプのボリューム変更(東京光音) これは素晴らしい!

2012-05-01 18:37:13 | 真空管プリアンプ

先日の抵抗変更の結果に驚き、もしやしてと思い、今度はボリューム変更に乗り出した。

現在使用中のプリアンプのボリュームは、アルプス製が使ってある。

 

尚、右側は音量粗調整用のアッテネータ。なんせ、パワーアンプが球のくせに75Wx2もあるので、このアッテネータが必要。

搭載スペースの制約が27mm角がMAX.なので、今回ターゲットとしたのは、東京光音の2P-2511Sとした。これは巷でも評判のボリュームである。アルプスの比じゃないと。

早速、このボリュームを探しに出かけた。有った、有った、私のアンプ用の250KΩも有った。

しかも、2511と2511Sの2タイプとも有る。違いは、ステップ(ディテント)が有るか無いかである。

内部の構造は両方とも同じで、シリーズにチップ抵抗が並んでいる、らしいが、ステップは確実に切り替えができるためにあるらしい。と言うことでステップ付きにした。ステップがある方が高級感もある。

新旧の比較は以下。

 

 

右側のこの印字って製造日?だとすると、2006年かぁ?

形は普通で完全密閉型。この中に抵抗がいくつも入っているとは思えない大きさ。(25mm角位)

いよいよ取り付けと思いきや、回転軸根元のネジ穴系がアルプス製より大きくて、そのままでは入らない。

そこで、リーマーで少し穴を広げてから挿入。

半田付けをしてと。ここでちょっと注意、内部電極にプラスチックが使ってあるそうなので、熱を掛け過ぎない様に、3秒以内が目安らしい。

で、半田付け、配線後は、こんな感じ。相変わらず配線が綺麗。

さて、配線確認後、組み直し、いよいよ音出し。

うわお~、、これは凄ーーーい、今までとは別次元である。

音の広がり、鮮明度、音が透き通っている、なんかシルクに様な感じで、情報量も多い。

こんなに違うもんかぁ~?!と驚き、疑うばかりである。

そして、元々のアンプの実力の素晴らしさを思い知る事になる。今まではアンプの実力を出し切れていなかった。

このアンプ(球)は、こんな素晴らしい音を出す能力を持っていたのだった。

とても魅力ある音だ。いつまで聴いていても飽きない。音楽に浸ることができる。

コンデンサも大事だが、ひょっとしたらそれ以上に抵抗類も大事と思い知らされた。

有る人が行ってた、オーディオは抵抗に始まって、抵抗に終わると、、確かに抵抗の使用箇所は多い。

 

それにしても、東京光音のこのボリュームは高い、1万円ちょっとする。(しかし、とあるサイトでは5千円位??あれっ?)

でも、それだけの投資効果はあったと思う。


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4 コメント

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ねぇ (nene777ne@yahoo.co.jp)
2012-05-06 10:30:02
はじめまして!ヾ(〃 ̄ ̄ ̄ ̄▽ ̄ ̄ ̄ ̄〃)ノ ハロハロー♪ 初めてコメント残していきます、おもしろい内容だったのでコメント残していきますねー私もブログ書いてるのでよければ相互リンクしませんか?私のブログでもあなたのブログの紹介したいです、私のブログもよかったら見に来てくださいね!コメント残していってくれれば連絡もとれるので待ってますねーそいじゃ☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*アドレス残していくのでメールしてね!そいじゃ☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*
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東京光音のボリューム (Amadeus)
2012-12-26 11:21:34
初めまして!興味深く読ませていただきました。小生もボリュームに大変興味をもっており、現在はシステムの要にファイメットコアのアッテネーターを使いその良さに感心しています。
一方、FR製のAS-1などには東京光音のボリュームが使われており、これも無駄な響きを削ぎ落したソースに近いストレートな音を出すのに大変有効だと感心している次第です。
ところで小生も古いプリメインのメンテナンスのためにあなたと同じボリューム(A型2連250kΩ)で音を一新したいと強く願っています。どこで入手できるか教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いします。
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Re. (ブログ主)
2012-12-27 22:05:50
入手先は、私は海外に住んでいるので、地元のオーディオ・パーツ・ショップで買いました。ここには、世界各地の有名なブランドのパーツが揃っているので重宝しています。
この東京光音のボリュームを日本で買うなら、三栄電波や海神無線にあります。
URLをつけておきます。
http://www.san-ei-denpa.com/toriatukai/explain/v01/index.html
http://www.kaijin-musen.jp/newinformation.html
オーディオの部品購入なら、この2軒は、押さえておきたいですね。
私も、東京に行ったときは、必ず、足を運びます。
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Unknown (天で臼莫つ春人)
2022-09-09 09:27:40
それは良かったですな。1万5000円もするアッテネータ(本当はアッテヌエータだか誰かが間違えて読んで定着した)と、可変抵抗とは比較になりません。しかし、価格に制約のある市販品には採用できません。ただ、どっかに書きましたが、一番いいのは、アッテネータも通さないことです。これには、レコードプレーヤーやCDプレーヤーの出力電圧と、パワーアンプの利得をちょうど良い音量に合わせないといけません。しかし、この音はアッテネータを通した音のベールを数枚剥がしたような、オープンテープに近い音がします。びっくりしますよ。
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