My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

プリアンプのホワイトノイズ解消。

2021-08-03 11:19:20 | 真空管プリアンプ

プリアンプのホワイトノイズの原因が判った。

ボリュームの前段に有ったアッテネータが原因だったようだ。

このアッテネータからボリュームへシールド線も使わずに単線で引き回し。アッテネータの接点も多い。

ここでノイズを拾っていた様に思う。

入力レベル調整用のアッテネータ。

このアッテネータは以前から気になっている部分だった。

アッテネータを切り替えるとその位置によって、ソース機器側から見た負荷インピーダンスが変わってしまい、場所によっては低すぎる。

一方でボリュームは250kΩと大きいために、アッテネータからボリュームの間でノイズを拾いやすく、ボリュームまでの浮遊容量の影響で高域減衰にも繋がる。

 

そこで、このアッテネータを取り除き、入力セレクターからボリュームまでをダイレクトにシールド線で繋ぎました。

シールド線には「Belden」を使用。

丁度適当な長さで末端処理してあるものが部品箱に見つかった。何から取り外したのだろう?忘れた。

シールド網線は片側(ボリューム側)のみをグランドへ接続。

 

その結果、ホワイトノイズは殆ど気にならなくなりました。

聴感上ですが高域まで綺麗に、埋もれていたと思われる音まで聴こえます。

ちょっとした事ですが、勉強になりました。

 

今は、このプリ(ライン)アンプが良い感じで鳴っています。

以前に、プリアンプが無い方が音がスッキリすると書きましたが、今一度聴き比べてみると、無しでは音が薄っぺらく、有りだと音に厚みや深み、奥行や広がりが有り、艶も有ります。

音楽を気持ち良く聴かせてくれます。

これは今回の改良と、Mullard CV4003(ECC82)のに依るものと思う。

 

次ステップの差動増幅回路用の部品も手に入らない事ですし、暫くこの状態で聴いてみようと思います。

 


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