久々に、ケーブルを作りました。
組み合わせは以下です。
・ケーブル:モガミ 2534
有名ですね。日本が誇るケーブルです。日本の録音スタジオでも使われているとか。
・プラグ:アンフェノール ACPL
航空宇宙、ミリタリー分野の草分け的メーカー。70年以上の歴史を持つらしい。写真は後ほど。
作り方の手順はいつも通り。
少し忘れた部分もあるので、以前ベルデンを作った時の自身のブログを参考にしながら進めました。
http://blog.goo.ne.jp/kontakun_2010/e/74cb245f4787565ca9f827c66c24cdd0
参考のポイントは、外周の編みシールドの処理です。
上流側では信号グランドと編みシールドをショート、下流側では編みシールドは切り、どこにも接続しないこと。これは、アース・ループを作らないためでもあります。
ケーブルの方向は、ケーブルに印刷の文字の流れとしました。
ケーブル被覆を剥くと、この様になります。青2本、透明2本、編み線、樹脂線。
上流側:青2本を束ねて半田付けします。編み線と透明2本は纏めて半田付けします。
樹脂線は根元で切り落としました。
下流側:青線2本、白線2本をそれぞれ束ねて半田付けします。
プラグに半田付けします。狭いので神経を使います。半田には、ケスター44を使いました。
Lch用の白、Rch用の赤ケーブルが完成しました。各2mですが、少し長すぎたかも?
アンプに挿したところです。
プラグの金メッキ、クロムメッキ、赤白の色合いがカッコ良いですね。
高級感があります。(本当はそんなにお金掛かってませんが)
実際に使ってみて、音質のほうは、使い始めは少しざらざらした薄っぺらい音でしたが、30時間も使っていたら、それも落ち着き、情報量が多く粒立ちの良い、鮮度の高い音を聴かせてくれています。
今はCDP~KT88PPアンプ間に使ってます。
製作が面倒な人は、アマゾンでも完成品が販売されている様です。
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MOGAMI モガミ 2534 RCAピンケーブル Amphenol ACPL-C 2本ペアセット (1.5m) |
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