My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

Western Electric ケーブル病? ~第3弾 WE 2芯シールド・ケーブルを使う~

2019-10-24 13:06:29 | ケーブル

どっぷりとWestern Electricのケーブルにハマりこんでしまっています。WE電線病?

WE信仰に洗脳されて信者になりつつあるかも?

今度はシールド・ケーブルを使ってみた。

使用箇所は、5998 PPアンプの内部配線、RCA入力~VRに至るライン。

従来はBelden(ベルデン)の1503Aを使用していた。

これはこれで力強い音がして良かったのですが、ここをWEの2芯シールド線に交換。

2芯シールドを片chに1本、計2本使用。(通常この様にしますよね) 

WEの2芯シールドは珍しいです。あまり見かけません。

22AWGで1970年代の物らしいです。

WEの本物かどうか疑心暗鬼なところは有りますが、現物がこれ↓です。

  

構造は、外側から

・外皮=たぶんPVC

・絶縁被覆=紙で全体巻き+絹と何故か白黒の糸が2本。この2本の糸は?何か意味があるのでしょうね。

・シールド網=交差編み込みでは無く、一方向に撚って有ります。

・絶縁被覆=紙

・芯線被覆=テフロンと思われます。

・芯線=銅単線(非メッキ)

です。

外被を剥がしたところ。

シールドを剥したところ。内側にも紙が巻いてあります。その内側がテフロン被覆の信号線2本です。

なかなか凝った作りです。ここが拘り、何か技術的秘密があるのでしょう。

 

2本完成しました。

方向は信号の流れる方向と印刷文字の方向を合わせました。

シールド網線は終端側は芯線グランドとショートするために残し、入力側は切り落としています。

この接続方法をエンド・アースと言うらしいです。

逆に入力側の芯線グランドをシールド網線とショートする場合はスタート・アースらしい。

片側でシールドする理由はアース・ループを作らないため、エンド・アースとする理由は接続される機器のグランドノイズでシールドしないためです。ケーブルを自作した事がある方なら、よくご存じと思います。

私はRCAケーブルもその様にして自作しています。

今回、青色の芯線をコールド側=グランドとし、白色の芯線はホット側としています。

 

アンプのRCAジャックに半田付けしました。今回RCAジャックも新調しました。

配線した様子。結束バンドでシャーシに固定しておきました。

 

音はと言うと、一枚ベールが剥がれた様な更にクリアーな音になりました。クリスタル・サウンド?

これが色付けの無いフラットな音と言うのでしょうかね?

Eva Cassidy(エヴァ・キャッシディ)を聴いていますが、

アコースティック・ギターの弦を爪弾く音やボディーの胴鳴りがきちんと聴こえます。

そしてボーカルは突き抜けていて、天まで届く様な透き通った声です。

いやぁ、ビックリですね。恐るべしウェスタン・ケーブルと言うか、ウェスタンの拘り抜いた技術力です。

「オーディオの原点はWestern Electricにあり、ヴィンテージを極めるとここに帰結する。」

って感じですかね?。

今は高音が少しきつい感じもしますので、もう少し鳴らし込みが必要でしょう。


今迄使っていた「Belden 1503A」も価格の割には中音域を強調した様な骨太の音でPopsには良い感じでした。

Beldenのレコーディング用定番88760も気になります。

いやぁ~、電線病です。。。

 

今聴いているEva Cassidyを紹介します。こちらは「ベスト盤」です。

音質は良いです。オーディオ・ファイルとして、よく使われます。

BEST OF EVA CASSIDY
BLIX
BLIX

 

こちらは「ライブ盤」です。こちらも音質良好です。

「奇跡の歌声と感動のライブ」がたっぷりと聴けます。

Nightbird
Imports
Imports

 

 


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