My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

ifi ZEN STREAMを使ってみて。

2022-08-06 12:09:51 | ネットワークオーディオ

ifi ZEN STREAMを実際に使ってみて、使い勝手や色々と試した結果を書きます。

私の備忘録的にビギナーにも分かり易く書いたつもりです。

この機種は、「Roon」や「TIDAL」「DLNA/Open Home」「AirPlay」などに対応していますが、今は特段のソフトは使わず、ローカル・ネットワークからhttp://ifi.localにアクセスして、Webからコントロールしています。

ブラウザを開くと、こんな画面が出てきます。

ここで、NASに保存した音楽データは「Media Servers」に、USB接続したHDDやSSDは「音楽ライブラリ」に現れます。

私の場合は、カテゴリ(音楽) \ ジャンル(Classic,Jazz,,,) \ アーティスト順にディレクトリを切っているので、そこから入って行きます。

 

1.各音源フォーマットの再生確認

フォーマットによってランプの色が変ります。親切ですね。

 

一般的なPCM(44.1kHz 16bit)の再生

 いつものDiana Krallのアルバム。リストはこの様に。

再生準備。

再生してみると、ifi STREAMのランプは「黄」になりました。OK。

 

ハイレゾと言われる192kHz/24bitを再生

ランプの色は「白」になりました。OK。

 

DACとUSB接続してDSDを再生してみます。疑似的に作ったDSD over PCM音源。

ランプの色は「シアン」になりました。きちんと認識している様です。

 

MQAを再生

写真では色が上手く取れませんでしたが、ランプの色は「青」になりました。

MQA Studioと認識している様です。

しかし、残念ながらDACがMQA対応ではないため、44.1kHzで再生されてしまいます。

 

2.出力先について

 出力先は、COAXIAL(SPDIF)USBを選ぶ事が出来ます。

 USBは、DACのUSB入力と接続します。

 私のUSB DACは、USBレシーバー(アダプター)は「XMOS」、DACは「ES9018S」の構成です。

 プレイバックオプションで出力デバイスに「XMOS USB Audio2.0」を選択します。

実際に音を出してみると、これは音が良い!!!

SPDIFの時よりも、より繊細でクリアー、細かい所まで再現して、前後の奥行、左右の広がりも増し、音空間が立体的です。何だか別の音源の様に聴こえる。

これは何故か?少し技術的に考えてみました。

SPDIFは信号伝送が1本+グランドなので、ノイズ抑制的に限界があるのでは?

これに対して、USBは差動による信号伝送なので、伝送路上のノイズを相殺できるのでは?

と思う。

しかも、この「ifi STREAM」のUSBポートには「Active Noise CancellationⅡ」内蔵と書いてあります。

いやはや素晴らしい!!!

ifi AudioのDACでもXMOSを使っているので、XMOSと相性が良いかも?

ifi STREAMの電源投入後に、USB DAC(XMOS)を電源投入すると、出力先が自動的に「XMOS USB Audio 2.0」に切り替わります。

 

3.音源ファイル保存先NASとUSB SSDの違いについて

NASからの読出しとUSB SSDからの読出しで音質の違いを比較してみました。

若干ですが、NASからの読出しの方が音質が良い様な気がしました。何故かは分かりません。

音楽ファイルの追加などの利便性を考えると、NASの方が使い勝手が良いです。

但し、USBの場合は、音楽アルバム・フォルダに追加した.jpgのアルバム・アートワークをプレイリストに表示しますが、NASでは表示しません。NASに依るかもしれませんが。

 

将来的には「Roon」「DLNA/Open Home」なども検討してみたい。

ifi Audioも自前のコントローラも準備中との噂なので、それを待つか思案中。

さらには、「排他モード」では更なる高音質が望めるらしいので、こちらも。

まだまだ楽しめそうです。

 


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