長らく愛用してきたEQアンプの球、テレフンケン(Telefunken)のECC83(12AX7)ですが、最近元気が無い様なので交換しました。
癖が無く大変音質が良く優等生なので、恐らく2年以上は使用して来たでしょうか。
泣く子も黙る?リブプレートで、底面に"ダイヤマーク付き"です。多分、本物(自信無いけど)。
海外在住時に、ガレージ・ショップから測定データ付きで購入した物です。
写真は入手当時のもので、ピン磨きも未実施の状態です。
最近は、音楽をゆっくりと聴く時間が出来て、稼働時間が長くなったために、やはり劣化してきたと思われます。
代わりとして交換した球が、こちらです。
現代管のゴールド・ライオン(Gold Lion)/Genalex製ECC83です。Made in RussiaでNew Sensor社で製造、検査品です。
JJ製なども同時に購入して音質比較したのですが、このGold Lionが一番良かったです。値段も少し高め。
当時の音質比較の投稿が、こちらです。
くれぐれも、中国製造のGolden Dragon製では有りませんので、お間違え無いように(笑)。
交換後は、最初は少し荒々しい音でしたが、しばらくしてから落ち着き、良い音で鳴り始めました。
交換前と比べて、生き生きとした元気な音となりました。
参考までに、このGold Lionの球は、Amazonでも購入が出来るようです。 12AX7=ECC83
ステレオで使う場合は、双極の特性の揃った"Balanced"が良いでしょう。
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Genalex Gold Lion 12AX7 tube (Balanced Triodes) |
←クリックでAmazonに移動が出来ます。 | |
Gold Lion |
やはり真空管は寿命があるので、そのための予算は確保しておかないといけないですね。
私の場合は、取り敢えず暫く分の代替品は確保しています。
そう言えば、ECC83比較時に載せていたTesla製のECC803S球は、どこに行ったのだろう??
確かピン足にプラチナ・メッキが施して有った様に思います。結構希少管です。
いつも拝見させていただいています。
私も管球プリ・パワーアンプを持っていますが、
2年で寿命(大幅劣化)は考えにくいですね。
個体差が有るので、
聴いた音で判断するしかないでしょうが・・・。
私も毎日ブログを拝見させて頂いております。
2年以上と書きましたが、それ以前に何年か使用した後、休ませてからの再使用だったので、延べ使用期間では、倍以上でしょうかね。
世間一般的に言われている寿命は約5000Hrなので、4Hr/日として3年半ですかね。実力はもっとあると思いますが。
今回は、なんとなく音に元気が無い(ムラードみたいな感じ)ので交換してしまいました。。。
暫く休ませてから、再登板させてみたいと思ってます。
私はレプリカのMC275 Goldを使っております。バランス入力で使用しているので、V1は音質に関係ないので適当な物ですが、ここ数年はV2とV5の12AX7はWE420Aと変換アダプタで使用していますが、お気に入りです。Simens、Tesla、Winged C、RCA、EATなどいろいろ集めたのですが、WE420Aを使い始めてから出番が無くなりました。
ブログ主さんはもうMC275は使われないのですか?