ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

命のはかなさ

2015年10月22日 | えっせー
 夜7時過ぎ私はしばらくベランダで、きれいな三日月を眺めていた。
昨日友人の大学時代の親友で、私も知人でもある男性が突然亡くなった
ことを聞かされて、私は大変ショックを受けた。
 77歳のその方は7月にお会いしたが、とても元気そうでニコニコして
お話ししたのに・・・ 見かけは元気そうに見えるが、色々病気がある
ことは、私はその方からメールで聞かされていた。
 でも、その日の朝、目覚めずベッドの中で亡くなっていたそうだ。
お酒も煙草もまったく飲まなかったそうだが。
 私はその方に自分が作詞した「第二の青春」の二部合唱するために
曲をつくって頂き、今度のパーティで「能里セブンスターズ」と名付
けたクラスメート7人で歌うことになっているのに・・・
 ご家族の方の悲しみは、想像できないほど、さぞ大変なことだろうと
私は胸が潰れる思いだったが、たまらなく淋しくなった。
 特別親しくはない方でも、10年近いお知り合いだったので、もう
再びその方にお会いできないと思うととても悲しかった。
 
 この年齢になると、これから知人や友人達がそうしていなくなって
いくのだろうが、そんなのは絶対に嫌だと思う。
 だからそれを知らせてくれた友人に「絶対に突然死なないでね」と
約束させたけど・・・とは言ったが、よく考えたら、それは私の理想の
最後だったけど、これってやっぱりエゴだろうか?
 命、いのち、命、いつ、どこで、何時終わるか分からないけど、でも・・・
別れは淋しいものだと、つくづく感じていた。
 今日カウンセリングした、病気を抱えながら、ドメスチックバイオ
レンス、女狂い、脅迫など、夫の異常な行動のために、家を出て現在は
ホテル暮らしをしている女性。今までどんな病気をしても、また戻って
きて元気なる、彼女はそんな夫は「まるで、ゾンビのよう」だと言った。
 
 また、友人の話では、突然亡くなった方は、学生時代から誠実で人柄
が良かったそうだ。聞いたばかりの生々しい話とが、私の中でクロス
オーバーし、頭の中でランダムな波が起き、真夜中に目が冴えてまた
眠れない。いろいろな人生があるが、これもまた宿命なのかも知れない。

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