ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

毎日心がスキップしている!

2015年10月16日 | えっせー
☆ こんなプロセスが大好き
 この年齢でバースデイなんて、とふつうの人は呆れるかも知れ
ないが、当人だってちっとも誕生日なんて嬉しくなんかない。
 これを企画したのは、私が自分に賭けた「ラストステージ」は期待
はずれだったが、でもそれなりにがんばった自分自身への花束だった。
 10年置きにホテルで大パーティを開いたが、もしも願望が実現したら
多分盛大なパーティを開いたことだろう。でも大体この年齢で欲張る
なんて脱常識的だったのかも知れない。
 唯物書きが本業でない私なのに、前の10年間に31冊の著書が
出版され、その時点では確か37冊になっていて、かなり売れた
本も数冊あった。そのため後10年で50冊達成と目標を設定した
のはそう無謀ではないと判断できた。ところが時代の趨勢の影響も
大きく、また私に実力がなかったのか、その10年間は何と4冊
しか出せなかった。
        
 でも、唯一つ嬉しかったのは、学者でもない私が「世界心理治療学会」
でプレゼンテーションできたことだ。
 発表するための資料は十分あったし、心理カウンセラーとして、何度
も国際心理学会に出席していたので、もしかしたら「機が熟していた」
のかも知れない。そのために国際学会の発表での審査を受けるため
S教授にアドバイスを受けながら慣れない論文を書き、それを専門家に英訳
を依頼し、その発表の内容の趣旨を学会送り、その結果はパスした。
 そこまではスムーズだったが、発表はその国の母国語または英語に限ら
れている。初めはロシアで発表するつもりだったが、翌年は世界学会の
ため一年先送りすることにした。英語にまったく弱い私は、クラスメート
の友人に約2年間英語を習いながら一所懸命に勉強した。
 発表以前に学会のミスのため、一日何度も英文メールでのやり取りは
友人が毎日家に来て全部対応してくれたが、もし友人がいなかったら
実現できなかったかも知れない。でもそのお陰で2008年北京で開催
された「第5回世界心理治療学会」で、自分のカウンセリングルームで
指導した実例を発表できたのだ。
        
 早く結婚した私達夫婦は、今年はダイアモンド婚なので、夫と一緒に
少々リッチなハワイ行きを計画したのに、健康不安のため諦めたから
その代償がこのパーティになった。パーティ好きな私は20年前に7年
間がんばった「自分へのご褒美」を一流ホテルで開いたが、ホテル側
から「こんなに華やかで格調高いパーティは滅多にない」と褒められた。
 その10年後にも同じホテルで、盛大にパーティを開いたが、仕事を
辞めるつもりだった。何故か突然「ラストステージ」と気持ちが転換し
その期間が間もなく終わる。この会も「10年間ご苦労様」の意味を
こめて、自分自身への労いのために開く。
 それに友人達や知人達、元スタッフなどを巻き込んで、お付き合い頂く
まさしく「ジコマン」そのもののパーティだ。
 ホテルで開くことに比べたら、いくら派手にやってもたかが知れている。
その企画と構成と、その準備などに私は今とてもワクワクして、楽しくて
楽しくて仕方がない。
         
 どうすれば出席して下さる方が楽しんで下さるか、そのため00を
しようとか、どんなお料理を取り寄せるか、自分で00を料理しよう
かなど、サービス精神旺盛の私の頭は興奮状態で、夜中に飛び起き
ることもしばしばある。昨日上等なワインも届いたし、サンドイッチ
専門店でも注文もした。お酒の専門のお店で、あまり飲んだことがない
有名なメキシコのお酒や、海外のおしゃれなおつまみも買った・・・
 そのプロセスが大好き人間としては、今がもしかしてもっとも幸せ
かも知れない。でも総合的に考えると、私はヤッパリかなり「幸せ性格
かしら」と、改めて神様に感謝している。

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