ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

べー・チェチョルコンサート

2015年05月14日 | えっせー
 先日は母の日に、オーチャードホールで開かれたコンサートに娘が招待して
くれた。ベー・チェチョルは、韓国人テノール歌手だが、2005年に甲状腺
ガンのために声を失った。その後京都大学一色教授の手術を受け、激しいリハビリ
の結果また声を取り戻し「奇跡の声」と言われた世界的にも有名な歌手だ。
 そのコンサートには日野原重明先生の「命と平和 私と音楽」というタイトル
の講演もセットされていた。会場は超満員だったが、私達の席は一回の中ほどの
S席だったが、二列前には韓国大使、日野原先生、一色教授が座っていらした。
 
 曲目は讃美歌、クラシック、日本の曲だったが、広いステージにピアニストと
歌手一人だった。内容の歌そのものは格調高く良かったし、伴奏のピアノも素敵
だったが、クラシック、ジャズ、ラテンなど、華やかなステージが好きな私達には
折角娘がプレゼントしてくれたが、私達にはホンネで言うと、少々物足りなかった。
 でも会場の熱気は大変すごく、盛り上がっていたが・・・
私は夫の顔色ばかりちらちら伺っていたが、彼も私と同じように感じてるのは
ハッキリしている。それぞれの好みはあるが、後で娘も「あのコンサートはママ達
向きじゃなかったね」と後で言っていたが、私には「アメージンググレイス」が
一番素敵に聞こえたコンサートだった。

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