ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「ネパール大地震に緊急募金募金にご協力下さい」読売新聞より

2015年05月02日 | えっせー
 ☆ 忘れられないネパール空港の日の出
 私は何か天災が起きると微力ながら、必ずいくばくかは募金をしている。
何時も郵便局からだが、今朝の読売新聞では、ユニセフに寄付を電話で申し込
めるので早速電話した。でも、何度かけてもなかなか繋がらなかったが
やはり私と同じような気持ちの方が多いのだろう。
 先ほどようやく通じ、沢山ではないけれど、ネパールの国の大変ご苦労して
いる方のために、カード引き落としで募金ができてとても嬉しかった。
 
 私ががネパールへ行ったのは、大昔だが二度目のインドでのヨーガ研修
の帰りだったと思う。エベレストが見える山頂でヨーガをやったのは
はっきり覚えているが、どんなホテルに泊ったのかなどは、ほとんど記憶がない。
 唯インドと違って、とてものどかで、落ち着いた国だと印象が強く、「インド
がシャープだとしたら、ネパールはソフトな感じの国ね」と仲間と話した。
 
 決して忘れられないのは、その帰りにローカル空港で、飛行機が故障の
ために飛び立てず、一晩小さな空港で過ごしたことだ。
 眠るところはなく、私達一行は持っているものを全部羽織って、椅子に
座って一晩明かした。ようやく明るくなって外に出たら、物凄く大きく真っ赤
な太陽がが上っていくところだったが、それは大変感動的な眺めだった。
 私は思わず手を合わせ、敬虔な気持ちで感謝の祈りを捧げたが、今でも
強烈なあの情景は、鮮やかに私の脳裏に刻み込まれている。
 
 その時ローカル空港で出された朝食は、食パンが二枚とゆで卵だけの粗末
なものだったが、お腹が空き切っていたので、その黒い食パンがとても美味し
かった。これから飛行機に乗って日本に帰れると思った嬉しさは、初めての
経験だったので忘れられない。海外へは数え切れないほど行ったが、ネパールの
小さなローカル空港での出来事は、とても懐かしい思い出だ。
 それにしても・・・、毎日ニュースで報道されているが、大きな被害があった
ネパールが、少しでも早く復興することを祈りたい気持ちだ。

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