「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

急な子どもの発病時、最後の砦になる「病児保育」。全国に整備されるべき小児医療の形。

2013-07-26 17:54:08 | 小児医療
 病児保育の現場をレポートします。


 中央区、江東区だけでなく、周辺地域から、当院併設の病児保育(東京都中央区月島3丁目30-3ベルウッドビル2-4階、℡03-5547-1191)をご利用になられるかたが多くいらっしゃいます。

 
 今日も、そのような一日。(いつもこのような感じです。)
 クリニックかかりつけ圏内の中央区から三名、区外・都外から三名の併せて6名のお子さんの病児保育がなされました。
 (また、かかりつけのお子さんのお一人は、看病のため、札幌から祖母が急きょ駆けつけられておられました。)

 
 お子様がご病気の際は、親御さんが看病できることが一番よいことだけれども、急な発病に対応して仕事を突然休むことができるとも限りません。
 看病看護ができる祖父母等が、急きょ駆けつけることができるとも限りません。
 そのような場合の最後の砦として、「病児保育」において、適切な看病看護がなされることが、求められる小児医療の一つの形であると考えています。

 適切な病児保育がなされる体制が、日本全国に広がることが求められていると思います。
 もし、病児保育を実施されることをお考えのかたがおられたら、ご助言を惜しみません。


********本日の病児保育ご利用のお子さん********************

〇1歳女児 中央区かかりつけのお子さん。両親が当院病児保育室に預けられる。

〇6ヶ月女児 新宿区から、母が当院病児保育室に預けて、新宿区の職場へ。

〇1歳女児 横浜市港北区から、母が当院病児保育室に預けて、港区の職場へ。

〇2歳女児 中央区かかりつけのお子さん。母が当院病児保育室に預けられる。

〇1歳女児 墨田区から、フローレンス隊員さんが親御さんの代わりに連れて来られて、当院病児保育室に預けられる。

〇2歳男児 中央区かかりつけのお子さん。母が当院病児保育室に預けられる。


******かかりつけのお子さん*******

〇1歳女児 札幌から急きょ祖母が駆けつけ、家で看病。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京都中央区の教育と保育の... | トップ | 中央区の夏の風物詩 東京湾... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

小児医療」カテゴリの最新記事