「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

幼児の好奇心について考える。「学び」につながる最も大切な心のひとつ。

2012-08-25 23:00:00 | 子育て・子育ち
 好奇心とは、めずらしい物事や未知な世界を見たい、聞きたい、やってみたいと思う心です。

 以下、幼児の好奇心についてある出版社から、お題をいただきました。

問い1 2歳から5歳までの好奇心の移り変わりにはどのような特徴がありますか?

問い2 好奇心の成長に男女差はありますか?

問い3 好奇心豊かに育てるために、効果的な遊びやコミュニケーションはありますか?


 

 改めて好奇心を調べてみると、「好奇心の発達」をそのままテーマに掲げた論説になかなかあたりませんでした。

 きっと、考え方の根本は、いずれの心身の発達と同じように、

 1)子どもが何に好奇心を抱くかは、遺伝的な素質と育てられた環境、親や人との関わりにより異なるということ。

 2)好奇心の発達もまた、遊びを通して展開されるということ。

 3)外から与えるのではなく、自然と芽生えてくるということ。

 これらがあるのだと考えます。

 
 好奇心こそ、その後の「学ぶ」ということにつながる最も大切な精神活動のひとつだと思います。

 今後とも、好奇心を如何に育むかの視点をもち、実践していきたいと思います。

 突き詰めれば、結局、自分も好奇心に動かされて生きているようです。
 
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