「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

東京都中央区周辺地域のみなさん、広汎性発達障害はじめ発達障害支援/療育の環境を作っていきましょう。

2012-03-02 09:15:49 | 小児医療
中央区医師会主催による学術講演会。

3月1日(木)午後7時15分より勝どき区民館にて開催。

講師は青山こどもの発達とこころのクリニック院長・海野健先生、
演題「自閉症児の家庭療育」。

海野講師自ら、区の療育関係・支援学校担当者等へのお声がけのご希望もあり、区の療育関係者へ開催のお知らせがなされました。

当日は、10名程度の区内関係者のご出席がありました。
遅い時間にもかかわらず、多くのかたがご出席されておられましたこと、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。

多くのご参加いただいた背景には、
広汎性発達障害(自閉症)をはじめ発達障害への対応に区の皆様もたいへん苦慮されていることが伺われます。

ご講演を聴講し、私自身勉強させていただきました。
視界がぱっと開けた気持ちになりました。


可能性を秘めながらも、社会や日常生活への適応に様々な障害をもっている子ども達。
彼らの可能性を引き出す療養療育を早期から行うことで、道は必ず開けるものと確信しています。

それは、いちクリニック、いち行政機関、いち保育園、いち幼稚園の対応だけでは限界があり、官民協働、民民連携、それらがネットワークとして多重に重なる支援の中で成し遂げていかねばならないと強く感じています。

まだ、ネットワークの形は描けていません。
(成年後見及び、あくまでも初学者ですが法的支援のあり方研究を個人的にはアプローチをはじているところです。)

当院となりには、幸い「みんなの子育てひろばあすなろの木」という場所もあります。
今後、ひとつずつ連携を築き上げて行きたいと考えているところです。


連携/協働のためのお声がけお待ちいたしております。
電話03-5547-1191、ファックス03-5547-1166
メール kazuki.kosaka@e-kosaka.jp

こちらからもご協力のお願いをすることがあろうかと存じます。

今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
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