引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

「おだしで子育て」かつての生徒さん。

2016年05月21日 | ときどき日記

GWのある日、

地元在住の生徒さん、なべさん夫妻と

ランチ@地元経堂のラファイエット。

ラファイエットには、トイレにおむつの交

換台があり、お子さん連れ歓迎のレス

トランです。

 

やさしくて頑張り屋(頑張りすぎ)のまりさん。

お母さんになり、ただいま子育て中。

(大阪出身)

雑貨デザイナーのおとうさん、なべさん。

(京都出身)。

2008年頃だったか、恋人時代に

2人揃ってだし取り教室に参加。

彼、なべさんはデザイナーという

職人気質の職業柄かしつこくしつこく質問

「そこでそうやるのは、なんで?」

彼の矢のような質問スマッシュとわたしの

応答レシーヴはまるで卓球。

教室というのは生徒さんも一緒につくる

もの。

なべさんのような生徒さんは大歓迎、

その日も楽しい教室になりました。

 

やがて結婚し、「覚えてます?」と連絡が

あり、マリちゃんはきほん学級に入会。

以来、なべ家では、和食のときは

だしでごはん作りがあたりまえのことに

なりました。。

 

そして出産。

昨年まりさんは、しみじみと、

「なべさんが、だしとりできるので

ほんとに助かりました。出産後、

体調が悪くてごはんがつくれない

とき、仕事忙しいのに帰ってから

おいしいだしでごはんを作って

くれました。せんせに習った通り、

忠実につくるので、だしを飲むだけ

でもおいしくて満足感があって・・・

あんなにおいしいものないですから

ほんと、ありがたかったです」。

 

「だしとり教室は、

もともとなべさんが行こうって、

言い出しっぺだったんですけど、

産前産後のつらいとき、

おとうさんがだしとりできたら

子育て中の女性はほんと助かる

思いました」

当然、離乳期からだしをつかって

子育てし、こなべちゃん(笑)は、

ただ今2歳半。

しっかりした体格の、落ちついた

かわいい子です。

照れながらわたしをチェック中。

 こなべちゃんにプレゼントの伊吹いりこ。

「よかったね、

大好きなんだもんね」

大人同士でおしゃべりしてる間、

おとなしくおいしそうに

食べる食べる ♬

「すごいわね」

「昆布も削りかつおもたべます」

わたしの教室では、数年間出産

ブームがありました。ほかの生徒

さんもそうですが、なべ家でも、

だしを暮らしに取り入れ、続けて

いることよくわかりますね。

うれしいです。

 

<なべさんのだしとり教室>

まりさんが「出産後、なべさんは

日曜日なんかにママ友がくると、

だしとり教室してました。真剣な

顔して、せんせに習った通りに(笑)」

さすが元祖だし男子!!!

 

なべさんデザインのシューレース。

箱のテイストが、これまたいいんだわ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こっそり、ホビー

2016年05月19日 | ときどき日記

 駅のそばのスガナミ音楽教室で

毎月2回、

こっそり、

ヴォーカルを教わってます。

写真の女性は、わたしの次に

レッスンを受ける方。

わたしは、こっそりですし、

その方も多分、

こっそり気分と推察

 

いつもは、すれ違いざまに、

ちらっと会釈してました。

が、

今日は先生が紹介してくださり、

カメラを持っていたので

イヤハヤ、デへへな記念撮影。

もともと発声練習のために

通っていたのですが、

今は歌も歌うように。

 

カラオケに行くわけでもなく

月に2回歌うだけ。

しかし、あれですね。

歌は身体にいいようです。

ワンレッスン30分、

歌うと汗がでてきますから。

内臓のスポーツです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めの一歩教室 2016年5月15日

2016年05月19日 | 和食はじめの一歩教室

 

庭先で生えてるような、ふきです。

これは長崎産。昨日も「ふきめし」で

つかいましたが香り抜群!

水に浸けると20分で戻ります。

ポイントは油炒めと、だしは

「いりこだし」がよく合います。

*いりこだしがなくても、

水にいりこを加えて炊いてもOKです。

 

ミネラルたっぷり。

いろんな料理に使えますが、

体調不良の方は、1か月に3

~4度炊いてみてください。

体調変わるはず。

きゅうり、初めの一歩。

小口切りすると、まな板から外れて

あっちこっちに遊びにいくきゅうり。

散らない切り方、おぼえましたね。

さてこれから塩をして・・・・。

 一番だし

乾燥わかめ二種。

・徳島県産・鳴門わかめ、

・和歌山県産・加太わかめ

加太は、淡路島の対面あたりに

あるのですね。

今日は、加太わかめをつかいます。

神戸からの生徒さん、三井さんの

おもたせです。

「戻すとクタクタしますけど、

弾力性がありますね」

そうです。

ひと手間かけて戻してますから。

食感も香りも全くちがうでしょう?

さて、大羽いわしの手開きスタート。

木の芽は、葉を摘み取ってください。

いわしの浸けじょうゆに加えます。

 

きゅうり、酢の物の初めの一歩と

いうことでご紹介しましたが、

旬の季節が楽しみです。

 洋風に盛り付けましょうかね。

配膳終了!

さーー、それではお味噌汁に

とりかかりましょう。。

今日のお味噌は、岐阜県の

大竹味噌の「日吉」。

東京農大4年生・6代目大竹

令馬さん一押しのお味噌。

さー、着席でーす!

<大竹さんの味噌づくり教室>

今週の土曜日21日にも開催。

世田谷区経堂の八百屋「マイ・

ファーマー」までお問合せください。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めの一歩教室 2016年5月15日

2016年05月17日 | 和食はじめの一歩教室

 

おだし。

今日も2リットルづつおだしを引きます

写真は、日高昆布+伊吹いりこ

だしがらですが、甘い香りで誘惑。

 ああ、おいしい!

まだまだ旨みたっぷり、

堂々2次利用できます。

 

今月の乾物は、ひじき。

だしがらいりこ、ひじきの煮物に

加えましょう。

ひじきも、いりこもカルシウム

鉄分たっぷり。

さらに人参、油揚げも見えるぞ!

 

3日位持ちますから、

おべんとうに、

飽きたら混ぜご飯にしたり、

細かくきざんで餃子にも!

炊けたら大鉢に移します。

魚さばき初めの一歩、いわしの手開き。

l

野ぶきのような、ふき。

しっかりアクをぬいて炊きます。

盛りつけ中!

豆腐のお味噌汁初めの一歩。

豆腐の風味を味わうための

お豆腐の切り方のコツから

煮え花(にえばな)の見極め方まで

こんこん、こんこん・・・キツネの母さんの

ように伝えます。

即席漬け。

水なすの漬物。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご縁。

2016年05月15日 | 和食はじめの一歩教室

GWの4月30日、

うれしい再会がありました。地元の

八百屋「マイ・ファ-マー」で催された

味噌づくり教室でのこと。

東京農大4年生大竹令馬(岐阜県の

大竹味噌店6代目)さんによる「味噌

作り教室」に参加、

私は大竹さんの自慢のお味噌で

天然だしでお味噌汁をつくることに。

味噌作り終了です。

お次は、昆布といりこの天然だしと

お味噌汁づくり。

とりたてのだしで、大竹味噌店の「日吉」

(豆麹に米麹を加えた旨みの丸い味噌)で

豆腐のお味噌汁をめしあがって

いただきました。

前掛けの「蔵人の会」は、

東京農大在籍中の、みそ醸造会社の

跡継ぎの学生が集まって結成したもの。

(前掛けは1枚1枚大竹さん手製のもの。

縫うのも、染めるのも、お祖母ちゃんから

教わった知恵なのだそうです)

左から、醸造科4年生の佐藤千晴さん、

4年生大竹令馬さん(大竹味噌6代目

3年生鈴木昂徳さん(山形県すずき味噌店)。

ふらりとのぞきに来た鈴木昂徳さん。

先輩大竹さんに

「昂徳も何かしゃべれよ」と

言われ、実家のすずき味噌店の

宣伝中の鈴木昂徳さん。

今日のブログテーマは、

その鈴木昂徳さんとの再会。

 

10年前か、風土倶楽部の

朝田くにこさんにお誘いいただき

山形県西置賜郡白鷹町の

すずき味噌店さんへ「味噌作り」に

おじゃましました。

わたしは、前夜一睡もしてなくて

真夏ということもあり体調不良。

おくさまとお話しながら茶の間で

寛いでいたら、

「ただいまーー!」

大きな声で男の子3人の声が聞こえ、

玄関でふざけてもみ合いながら靴を

脱いだかと思うと、

我々の靴をみて

「おきゃくさんだ」「何人?」

3人で「1,2,3・・・」声を揃えて

靴の数を数えたあと、

3人で茶の間に顔を出し、

叫ぶように「こんにちはー!」

「ごゆっくりーー!」とご挨拶(笑)。

 

3人共、小学校低学年。Tシャツや

半ズボンから出た手足は丸々して

おり、目が輝き健康そのもの。

「さすが、発酵食品お味噌で育った

お子さんはちがう!」

お味噌の力の証明を確認したかの

ように感心したのでした。

 

店主の鈴木徳則さんが

「うちの味噌は、旨みが深いので

だしがいらないんです。

水で十分おいしいんです」

奥さまが井戸水で、

冷たいお味噌汁を仕立ててくださり、

一同お世辞ではなく「おいしい!」と

感激。

冷汁(ひやじる)はともかくとして、

わたしも、水だけででいただく

お味噌汁は初めてでした。

 

そのお味噌汁、おむすび、

地元の色とりどりの野菜の

塩梅のいい「ぬか漬け」。

鈴木さんのお話をうかがいながら

もりもりいただき元気を取戻しました。

鈴木徳則さんご夫妻、元気な子供達、

その日のことは、心地よい思い出となり、

忘れることはありませんでした。

 

その後、さくらんぼ、西瓜、きのこの

季節に銀座2丁目の山形館に行くと、

必ずすずき味噌店さんのお味噌を

求めてました。

素敵なひとときを過ごした、ご家族を

思い出しながら。

 

大竹さんから「彼は、山形の味噌屋の

跡取りで、ふらっと遊びにきたんです」

と紹介されたとき、すぐに「すずき味噌

店」と直結。

えーー、あの坊やが・・・と、この再会に

大感激しました。こうたさんはアパートに

帰り、お味噌をもってきてくれました。

昂徳さん、今週、8,10,14日の

教室でつかわせていただきました。

大好評でした。

 

*第2回5月21日(土)は、

大竹さんによる「漬物教室」です。

<お申し込み先>

経堂 マイファ-マー

080-8340-8145

 

今日は、午後から教室です。

マイファ-マーにて大竹みそ店の

「日吉」を購入しました。

生徒さん、お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする