引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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ご縁。

2016年05月15日 | 和食はじめの一歩教室

GWの4月30日、

うれしい再会がありました。地元の

八百屋「マイ・ファ-マー」で催された

味噌づくり教室でのこと。

東京農大4年生大竹令馬(岐阜県の

大竹味噌店6代目)さんによる「味噌

作り教室」に参加、

私は大竹さんの自慢のお味噌で

天然だしでお味噌汁をつくることに。

味噌作り終了です。

お次は、昆布といりこの天然だしと

お味噌汁づくり。

とりたてのだしで、大竹味噌店の「日吉」

(豆麹に米麹を加えた旨みの丸い味噌)で

豆腐のお味噌汁をめしあがって

いただきました。

前掛けの「蔵人の会」は、

東京農大在籍中の、みそ醸造会社の

跡継ぎの学生が集まって結成したもの。

(前掛けは1枚1枚大竹さん手製のもの。

縫うのも、染めるのも、お祖母ちゃんから

教わった知恵なのだそうです)

左から、醸造科4年生の佐藤千晴さん、

4年生大竹令馬さん(大竹味噌6代目

3年生鈴木昂徳さん(山形県すずき味噌店)。

ふらりとのぞきに来た鈴木昂徳さん。

先輩大竹さんに

「昂徳も何かしゃべれよ」と

言われ、実家のすずき味噌店の

宣伝中の鈴木昂徳さん。

今日のブログテーマは、

その鈴木昂徳さんとの再会。

 

10年前か、風土倶楽部の

朝田くにこさんにお誘いいただき

山形県西置賜郡白鷹町の

すずき味噌店さんへ「味噌作り」に

おじゃましました。

わたしは、前夜一睡もしてなくて

真夏ということもあり体調不良。

おくさまとお話しながら茶の間で

寛いでいたら、

「ただいまーー!」

大きな声で男の子3人の声が聞こえ、

玄関でふざけてもみ合いながら靴を

脱いだかと思うと、

我々の靴をみて

「おきゃくさんだ」「何人?」

3人で「1,2,3・・・」声を揃えて

靴の数を数えたあと、

3人で茶の間に顔を出し、

叫ぶように「こんにちはー!」

「ごゆっくりーー!」とご挨拶(笑)。

 

3人共、小学校低学年。Tシャツや

半ズボンから出た手足は丸々して

おり、目が輝き健康そのもの。

「さすが、発酵食品お味噌で育った

お子さんはちがう!」

お味噌の力の証明を確認したかの

ように感心したのでした。

 

店主の鈴木徳則さんが

「うちの味噌は、旨みが深いので

だしがいらないんです。

水で十分おいしいんです」

奥さまが井戸水で、

冷たいお味噌汁を仕立ててくださり、

一同お世辞ではなく「おいしい!」と

感激。

冷汁(ひやじる)はともかくとして、

わたしも、水だけででいただく

お味噌汁は初めてでした。

 

そのお味噌汁、おむすび、

地元の色とりどりの野菜の

塩梅のいい「ぬか漬け」。

鈴木さんのお話をうかがいながら

もりもりいただき元気を取戻しました。

鈴木徳則さんご夫妻、元気な子供達、

その日のことは、心地よい思い出となり、

忘れることはありませんでした。

 

その後、さくらんぼ、西瓜、きのこの

季節に銀座2丁目の山形館に行くと、

必ずすずき味噌店さんのお味噌を

求めてました。

素敵なひとときを過ごした、ご家族を

思い出しながら。

 

大竹さんから「彼は、山形の味噌屋の

跡取りで、ふらっと遊びにきたんです」

と紹介されたとき、すぐに「すずき味噌

店」と直結。

えーー、あの坊やが・・・と、この再会に

大感激しました。こうたさんはアパートに

帰り、お味噌をもってきてくれました。

昂徳さん、今週、8,10,14日の

教室でつかわせていただきました。

大好評でした。

 

*第2回5月21日(土)は、

大竹さんによる「漬物教室」です。

<お申し込み先>

経堂 マイファ-マー

080-8340-8145

 

今日は、午後から教室です。

マイファ-マーにて大竹みそ店の

「日吉」を購入しました。

生徒さん、お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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