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まずは、いつものように、だし取りから。
きほん学級の一番だしは、昆布と花かつお。
だし取りのあとは、全員でだしの味見をします。
さ、はじめましょう!
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秋田県のじゅん菜です。
葉裏は、トコロテンのような被衣状。
ぷるぷるした舌ざわりが涼感を感じさせてくれます。
じゅん菜の旬は6~9月。
生徒さんMINAKOさんからの差し入れです。
産地は、北海道、青森、秋田、京都。
むかし(戦前)は、石神井の池でもみられたそうですよ。
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以前は、酢の物でしたから今日はお吸物にしましょう。
野菜の下ごしらえ中です。
じゅん菜と白玉粉のお吸物。
白玉まるめましょう。
・・・・・・・なんだかいろんな大きさがありますね。
次回は、大きさ、なるべく揃えてね。
材料は、形を揃えると見た目がすっきりします。
そのことは清潔感に通じます。
日本料理は、目でも食べる「見て美しい料理」でもあります。
こころがけましょう。
いんげんのお浸し。
お浸しも、だしがなくては浸せません(笑)
わたしの浸しつゆは、すっきりと、おいしく飲めます。
ありあわせの野菜、生椎茸、なす、トマト、
強火でがーーっと炒めます。
とろーり、とろりん、新たまねぎならではの蒸し煮。
煮汁をかければできあがり。
昨日と同じ枝豆ごはん。
さあ、お吸物できあがり。
じゅん菜がつるり、白玉だんごがつるり。
梅雨時のうっとうしさを忘れさせてくれるお吸物です。
あ、ちぎりキャベツの即席漬けもね。
即席漬けは、残り野菜でつくります。
この時季のキャベツは、ちぎって食べられるやわらかさ。
「茎の部分もグイッとねじって、ブキブキちぎりましょう。
「あ、1本、捨てちゃいました」
「えーーっ!」
土の栄養運ぶ茎、甘くておいしい。かじってごらんなさい。
包丁の金気が入りませんから、そのままのおいしさが味わえ
ます。
こういう「ざま」の悪いものを盛るときは、すそを散らかさない
ように盛るのがコツ。