引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知日本料理きほん学級日曜日クラス2011年6月5日

2011年06月09日 | 和食はじめの一歩教室

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まずは、いつものように、だし取りから。

きほん学級の一番だしは、昆布と花かつお。

だし取りのあとは、全員でだしの味見をします。

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さ、はじめましょう!

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秋田県のじゅん菜です。

葉裏は、トコロテンのような被衣状。

ぷるぷるした舌ざわりが涼感を感じさせてくれます。

じゅん菜の旬は6~9月。

生徒さんMINAKOさんからの差し入れです。

産地は、北海道、青森、秋田、京都。

むかし(戦前)は、石神井の池でもみられたそうですよ。

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以前は、酢の物でしたから今日はお吸物にしましょう。

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野菜の下ごしらえ中です。

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じゅん菜と白玉粉のお吸物。

白玉まるめましょう。

・・・・・・・なんだかいろんな大きさがありますね。

次回は、大きさ、なるべく揃えてね。

材料は、形を揃えると見た目がすっきりします。

そのことは清潔感に通じます。

日本料理は、目でも食べる「見て美しい料理」でもあります。

こころがけましょう。

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いんげんのお浸し。

お浸しも、だしがなくては浸せません(笑)

わたしの浸しつゆは、すっきりと、おいしく飲めます。

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ありあわせの野菜、生椎茸、なす、トマト、

強火でがーーっと炒めます。

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とろーり、とろりん、新たまねぎならではの蒸し煮。

煮汁をかければできあがり。

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昨日と同じ枝豆ごはん。

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さあ、お吸物できあがり。

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じゅん菜がつるり、白玉だんごがつるり。

梅雨時のうっとうしさを忘れさせてくれるお吸物です。

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あ、ちぎりキャベツの即席漬けもね。

即席漬けは、残り野菜でつくります。

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この時季のキャベツは、ちぎって食べられるやわらかさ。

「茎の部分もグイッとねじって、ブキブキちぎりましょう。

「あ、1本、捨てちゃいました」

「えーーっ!」

土の栄養運ぶ茎、甘くておいしい。かじってごらんなさい。

包丁の金気が入りませんから、そのままのおいしさが味わえ

ます。

こういう「ざま」の悪いものを盛るときは、すそを散らかさない

ように盛るのがコツ。

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