引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知(いんどうさち)日本料理きほん学級2014年6月3日(火))

2014年06月16日 | 和食はじめの一歩教室

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20数年前、スタートした料理教室。

2クラスありましたが、そのときの

生徒さん、西川卓子さんから

珍しい筍が届きました。

宮崎県都城市の特産だそう。

他は卓さん栽培の「うち採れ野菜」、

地元の八百屋「よかもん屋」の野菜

を同梱して。

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今日も100gの中小鯵。

洗ったところです。

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さばき方は、いつもわたしのデモのあと、

みなさんがさばきます。

まずは、「ぜいご取り」

次は、「頭と腹わたのとり方」。

という風にひとつひとつ刃を進めます。

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「ひゃっ、腹ワタついてる!!!」

うまこさん、マスターしました。

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黙々、黙々・・・。

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両面に塩をふり、冷蔵庫へ。

必ず、背側が下ですよ。

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栄養的にも、優れています。

魚にしか含まれない、

脂肪酸の[DHA,EPA]のほか、

タウリンが豊富にふくまれ、

血中コレステロール低下、動脈硬化

高血圧の予防、脳卒中予防、胆石の

予防に役立ちます。

新鮮な旬の時期にいただきましょう。

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写真の盛り付け、なんとかお刺身風に。

鯵がさばけたら、いろんな魚が

さばけるようになります。

盛り付けのポイントは、

刺身は盛りつけたらいじらない。

とくに手でいじらない。

鉄則です。

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そろそろ、大名筍を焼きましょう。

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新さつまいもごはん

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もどした高野豆腐

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みむらさんは、都城出身。

大名筍、ご実家ではみそ汁の

実によくつかわれているそうです。

「なつかしい!」とニコニコ。

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汁を張ります。

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ね、

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お味噌汁もできあがり。

みょうがの下は、なんだべな。

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さー、配膳しました。

みなさん、坐ってね。

みなさん、カメラやら携帯やらを

取り出し中。

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焼いただけの大名筍。

やわらかくて、

アクがないので甘く、ぽくぽく

ぽくぽく、いただけます。

「おいしい、おいしい」とみなさん

大喜び。

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この味、どこかでたべた味・・・・・。

台北の筍にどこか煮ています。

台北の夏季。

台北、基隆で食べ歩きしましたが

煮物、炒めもの、汁物はもちろん、

ゆでただけ、蒸しただけで、サラダや

和え物料理を楽しみました。

.

帰国の朝、中華料理の林先生が

リュック姿でホテルにいらして、

「筍、お気に入りだったから蒸して

きたわ(笑)」と、どっさりいただきました。

「先生、腐るかも・・・・」

「もちろん腐らない工夫で蒸したわ。

でもこれは、これなら大丈夫かも、

という今日のわたしの思いつき。

保証しない。ハハハハハ」

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先生のお心遣いに、

「わたし、よっぽどおいしそうに

食べてたんだろうな」と、

飛行機のなかで反省しました。

筍は無事でした。

.

骨せんべい

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