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聴取いただき、ありがとうございます
今年で7年目?8年目?
いつものように、収録前の進行の打ち合わせの始まりです。
その前に、クライアントの金本さんからうれしいお知らせが。
「楽しい番組、と確実にファンが増えてて、メールや葉書
が届いてます。
なかには、直接会社に3回も電話で
『面白い人だ。番組を毎週にしてレギュラー出演させて』
っていうのもあったりで好評です」
いやー、ありがとうございます!!、
今回は、もっとはじけますッ(・・って、わたし吉本の社員?)
面白いとしたら、ラジオ福島の看板アナウンサー
鏡田辰也さん(中央の方)の超ベテランのつっこみのおかげ。
3年前、TBS系列の最高のアナウンサー、アノンシスト賞
受賞の方です。
秒単位で計算し、ほとんどワン・テイクで仕上げます。
番組内でつくるレシピは、もちろん決めていますが、
全6本、内容についてなんにも話しあってません。
掛け合いトークは、ぶっつけ本番。
なにが起こるかわかりません。
職人技の鏡田さんのつっこみが頼りの番組です。
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番組進行の打ち合わせ中。
さーーて、午前中の3本、いきます!
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1本15分の番組。
しばりは何もなく、ただ、明るく、楽しく料理するというもの。
流れは、鏡田さんと掛け合いトークの中、
わたしが調理をして、鏡田さんが試食をし、
感想を話す、という流れ。
料理中であろうと、合間、合間に鏡田さんのつっこみが入り、
わたしがボケる。
料理中、つっこんで、ボケて、お互い受けて笑い転げたりして、
台本があったらぜったいできない、
アハハ、オホホのめちゃくちゃ賑やかな収録です。
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1本、1本、収録後は、スタッフのみなさんが味見します。
これは真剣。
料理は、麻婆豆腐。
「唐辛子、きたーーー!」
「えっ、そう?俺、平気」
3本終了後は、昼食。
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いつもの、畑の中のお蕎麦屋さん、なんと休日。
会津の人、金本さんのナビで、市内の中心地へ中心地へ。
どこ行くんだろね、と、後発の車の金魚のフンのわたしたち。
雨の会津、
情緒があっていいでしょう?
桐下駄、会津塗り漆器、和菓子、酒造会社、絵ろうそく・・・
七日町のこの通りは、昭和な老舗のお店が続きます。
・・・・・やっぱり! 行き先わかりました。
満田(みつた)屋さん!!
囲炉裏で焼く田楽のお食事どころ。
雨だというのに、満員です。
さといも田楽でーーす!
全員「おおっ!」
じゅうねんみそ田楽でーーす!
全員「おおっ!」
売店で、わたしは、ごま油と田楽の竹串を購入。
竹串、従業員の方々のお手製。
以前、作ったことありますが、結構、1本作るのに
時間かかるんですよ。
なのに、1本100円~200円。
レジで「申し訳ないみたいね」と言ったら、
「でも、喜んでもらえるから」と店員さん。
買い物をして、入り口方面を見たら、
みんな、にこにこしています。
なんだか、心ほぐれる、なつかしさあふれるお店です。
収録、午後の部3本再開。
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「引頭せんせいね」と、マイクがきます。
デジカメでパチッ。
「こらっ、番組中なのにィ・・・」。
お疲れ様でした~~~♪
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無事、終了し、
ライト・エージェンシーの森彰一郎さんと「吉田菓子舗」へ。
昨年と同じコースです。
ひっきりなしのお客さまなのに、
「中で、お茶でもどうぞ」と、帳場にお招きくださる女将さん。
美濃焼きの湯のみ茶碗にお煎茶を淹れてくださいます。
今回も、白い半襟に映える笑顔がすてきです。
ほんものの柏餅です。
いま、こんなにおいしい柏餅、東京でいただけるでしょうか。
「新粉の香り、もっちりとした食感、おいしいですねぇ・・・・・」
「この粉ね、小学校の友達が米屋でね、
いつも挽いてもらってるんですよ。
混ぜ物加えてないから、米の香りがわかるでしょう?」
「お金はね、生活できればいいんです。
仕事はね、お金儲けのために働くと、楽しくなくなります」
吉田菓子舗で求めたお菓子です。
激しい雨の中、このあと、森さんお勧めのお店に寄り道。
そこで求めたこの凍み豆腐。
だしたっぷりで炊いたら、おいしくてね、
毎日いただきました。
会津若松は、職人さんの宝の山だ。