引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知の和食ラボ2015年2月28日

2015年03月01日 | いんどうさち 乃木坂分室・和食ラボ

 

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ひなまつり。

子供の頃のひなの節句のごちそうは

大体きまっていて、

ぬた、

小エビや、ひと口大にイカ、魚のフライ

鯛の潮汁orあさりの潮汁

ばらずし

でした。

定番があるのは、いいもので

おひなさまのときは、あれとあれが

食べられるという楽しみがありました。

お節句は、

親にしてもらったことを思い出し、

なぞりながら、そっくりそのままでなくても

自分流に足したり引いたりして暮らしの

なかに行事を取り入れ、自分流で子供たちと

愉しみ、伝えていただけたらと思います。

 

だしとりスタート。

「あーー、だしや、だしだし ♪」

だしの味見。

今日は春節の休暇を利用して

帰国中の北京大使館勤務の元生徒さん

三橋さんが出席。

4月赴任でしたからもうすぐ1年。

半年前よりも断然パワーアップしてます。

.

「仕事上、夜はほとんど会食なので

朝、昼(お弁当)は自炊してます。

忙しくて買い物もままならない毎日、

乾物あると本当に助かります」

今回も乾物まとめ買いです。

仕事から離れた交流も大得意の三橋さん。

おすしで和食のすばらしさを紹介し

広くく交流してください。

 今日の削りかつおは、本枯節。

からし酢味噌の材料

ほたるいかとやりいか。

ほたるいかは、まだチビ助。

わかめ。

父方の祖父母は、2人共92歳で他界しましたが

祖母は脳溢血で1週間入院しただけ。

ベッドで眠る祖母の髪に

白髪がほとんどありませんでした。

麹は手作り、

料理は、仕事柄、大豆や海藻の乾物がベース。

ほんとに乾物料理をよくつくっていました。

祖父も92歳で逝きましたが

やはり1週間床についただけ。

1週間前まで境内を掃いていたそうです。

2人共、人に尽くしよく働き痩身でした。

昨日、築地のいつもの乾物店で、

このわかめなど海藻類を

あれこれ物色しながら

そんなことを思い出しました。

 

はまぐりの潮汁。

次々と口を開けていきます。

おすし作り、

たいへんなことはありません。

何度かつくれば、

たいへんなことではありません。

具は、前日に準備しておけばいいんです。

合わせ酢、自分で合わせましょうね。

グリーンピース、未だ少し早いのですが、

この緑色が食卓に春を告げてくれます。

からし酢味噌和え。

わけぎ、うど、いか、ほたるいか、

でお馴染みですね。

はまぐりの潮汁。

はまぐりのとれない地方の方は、あさりでどうぞ。

吸口、木の芽がないので三つ葉。

作り方は、拙著「だしとり教室」44ページ。

 

いただきます!

ムフッ!

ミッドタウン。

コメント
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