波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思い付くままに  「わたしと歌」

2017-10-20 11:27:52 | Weblog
今、住んでいるところは市内ではない。しかし少し散歩をかねて歩くとしゃれたランチを食べさせてくれる家庭料理の店がある。月に一度ほど行くのだが、食事、飲み物、デザートがついて千円ほどで住む。この店は午後二時になるとカラオケ専門になり、五時まで営業する。郊外ならではの商売かもしれない。(一時間580円と格安)
ある時遅い食事をしているとカラオケの時間になり、近所の老人たちが歌を歌いに集まっていた。90歳近くなる老人が健康をかねて歌を歌う事は良い事だと、しばらく忘れていた歌を思い出しながら聞いていた。わたしも会社時代は毎日のように夜になると歌っていた。当時は
何処の飲み屋でもまだ、流しのギター引きが回っていたし、銀座ではピアノがあり、弾き語りから客の希望の曲を弾いて歌わせていたものである。
営業マンとして自分も良く歌っていた事を思い出してそのころを懐かしく思い出しながら、もうしばらく歌う事はなくなったと懐かしく聞いていた。
するとやはり嫌いではないので、気持ちも軽く、当時のことを思い出し友人の顔を思い出し、
それぞれの得意の曲が思い出されて懐かしかった。
さすがに自分もというほどの元気もなく、外へ出たが、何となく暖かい思いを持つことが出来た。帰宅してパソコンをいじってユーチューブで聞いていたら、思わず聞きほれる歌にめぐり合った。「六本木ララバイ」古い歌でエド山口という人が作曲したものだが、初めて聞く古い局である。こんな歌が好きでよく歌ったものだと一人で口ずさみながら、心を癒していた。
お好きな人は一度聞いてみてください。