波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに  「卒業そして入学」

2016-03-06 19:03:11 | Weblog
いよいよ3月に入った。今年は行くも少なく気温の上下は激しかったが、やはり暖冬と言っても良い冬だったと思う。私には4人の孫がいるが3人が女の子で男の子はただ一人で、つまり家系からいえばただ一人の跡継ぎと言える。そんな意味では4代目と言うことになり、其の存在は大きな意味があると言える。
そんな事もあるのか、妙にこの孫に関心がある。小さいときには一緒に遊んだり森をしたこともあるが、小学校に上がる頃から手元から離れて年に一度ほどしか会わないが、いつもきになっている。父親の息子から其の様子を聞くのだが、小学校時代はいじめが苦になり不登校をすることもあり、親が学校まで送り届けることもしばしばであったり、通学の行きかえりにいじめに会い
めがねを壊されたりゲームをとられたりしたこともあったらしい。
息子が小学校時代に私も親として友達の父兄の家まで注意に言ったことを思い出し、やはり親に似るものだと苦笑いをせざるを得なかった。
そんな孫が中学を卒業することになった。ちょうど其の頃から体格も声もすっかり変わって(声変わり)成長が見られるようになって来た。率先して英検の試験を受けて3級をとったり、パソコンを組み立てると言い、高い部品を親にねだったりしている。
そして高校受験も1ケ月の塾予習で合格し、この春から高校生となる。
こうして孫たちはそれぞれに成長して自分の人格を形成しながら大人になっていくことになる。そんな様子を聞くだけでも頼もしく、うれしい気持ちに慣れる。
人生はこうして祖父から父親、そして孫へと其の人格が伝わるのだが、それはそれぞれの人生であり、未知の世界でもある。
どんな人間になってどんな人生を送るのか、想像もできないが、それだけに楽しみでもあり、
期待感もある。
この時期はそんな意味で全てのものが新しい出発をすることになる。また新しい出来事で新しい人生が始まる時期でもある。出来ることなら少しでも将来に期待できる明るいスタートを切ることができれ場と望むところだが、それは神のみぞ知るところであり、日ごろの努力の結果として生まれてくることだろう。